日本ロック界の草分け的存在であった唯一無二の個性派ヴォーカリスト、布谷文夫氏が今年1月15日、脳溢血のため茨城県牛久市の病院で死去した、というニュースを聞いたのは一体いつだったろうか。悲しいことに布谷さんが亡くなられてからすでに数日が経過しており、その訃報を知ったのもネット上でのクチコミ情報が最初だったと思う。享年64歳、まだ早過ぎる死でした。
布谷さんとは今から15年ほど前に、ミュージシャンとファンという関係以上の個人的な交流を持たせてもらったことがある。今ではとても懐かしい思い出だ。その当時の布谷さんはすでにやせ細っていたとはいえ、まだまだ元気で、ライブが終わった後の楽屋裏やある時はライブハウスから自宅まで帰宅途中の電車の中で延々と話をさせてもらった記憶がある。とても楽しかった。
そんな布谷さんの名盤といえば、古くはブルース・クリエイション時代の作品だったり、1973年発売のソロ・アルバム 『悲しき夏バテ』 が有名だと思うが、ここに挙げる未発表ライブ盤の 『LOST BLUES DAYS VOL.1』 も、半ばブートレッグのような内容ではあったものの、布谷さんの複雑な音楽活動の足跡を知る貴重な音源であったことには、まず間違いない。
◎布谷文夫&DEW 『LOST BLUES DAYS VOL.1』 (CAPTAIN TRIP, CTCD-284)
01. ニューオーリンズの町へ
02. Feelin Alright
03. 水たまり
04. Mr.Tambourine Man
05. 颱風13号
=BONUS TRACKS=
06. Tobacco Road
07. Hard Luck Story
TRACK.1~5, 1973年7月21日、中野公会堂
布谷文夫 (Vo,G, Harmonica)
千葉信行 (Percussion on Tracks.4,5)
TRACK.6~7, DEW: 1970年
布谷文夫 (Vo, Harmonica)
洪栄龍 (G)
篠崎ジュン (B)
尾口タケシ (Dr)
告井延隆 (Keyboard)
布谷さんとは今から15年ほど前に、ミュージシャンとファンという関係以上の個人的な交流を持たせてもらったことがある。今ではとても懐かしい思い出だ。その当時の布谷さんはすでにやせ細っていたとはいえ、まだまだ元気で、ライブが終わった後の楽屋裏やある時はライブハウスから自宅まで帰宅途中の電車の中で延々と話をさせてもらった記憶がある。とても楽しかった。
そんな布谷さんの名盤といえば、古くはブルース・クリエイション時代の作品だったり、1973年発売のソロ・アルバム 『悲しき夏バテ』 が有名だと思うが、ここに挙げる未発表ライブ盤の 『LOST BLUES DAYS VOL.1』 も、半ばブートレッグのような内容ではあったものの、布谷さんの複雑な音楽活動の足跡を知る貴重な音源であったことには、まず間違いない。
◎布谷文夫&DEW 『LOST BLUES DAYS VOL.1』 (CAPTAIN TRIP, CTCD-284)
01. ニューオーリンズの町へ
02. Feelin Alright
03. 水たまり
04. Mr.Tambourine Man
05. 颱風13号
=BONUS TRACKS=
06. Tobacco Road
07. Hard Luck Story
TRACK.1~5, 1973年7月21日、中野公会堂
布谷文夫 (Vo,G, Harmonica)
千葉信行 (Percussion on Tracks.4,5)
TRACK.6~7, DEW: 1970年
布谷文夫 (Vo, Harmonica)
洪栄龍 (G)
篠崎ジュン (B)
尾口タケシ (Dr)
告井延隆 (Keyboard)