廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★群馬・富岡銀座通り 「高田食堂のカツカレー」

2010年09月06日 | GOURMET
 
先日、群馬出張の際に昼食で立ち寄った暫定世界遺産 『富岡製糸場』 近くにある高田食堂の「カツカレー(800円)」です。どうですか、この威風堂々とした佇まいは(苦笑)!!

こちらの高田食堂はご当地レトルトカレー「富岡製糸場 工女さんも愛したカレー」の元になった昔懐かしいカレーで、ルーを小麦粉から手作りしている本格派カレーとの評判。昭和20年代から変わらぬ味を提供しているそうで、スパイスの効いた辛口カレーというのも自分の好みなので、とても楽しみにしておりました。

高田食堂はいわゆる昔ながらの大衆食堂、つまりは洋食屋さんなのですが、店舗はどちらかというと「そば屋」風の外観で、大正モダンのハイカラなイメージはまったく受けないのですが(苦笑)、なあにカレーライスさえ美味しければすべて良しです。

待つこと10分程度で注文した「カツカレー」が運ばれてきました。見た目は「ごく普通」のカツカレーですが、ひと口食べてみると確かに味が違う。そば屋のカレーライスのような味を想像していたのですが、それともちょっと違うようです。カレーのルーがもっさりとした感じで、結構お腹にたまりそうな食感ですね。小麦粉の味がかなり濃厚です。これはカレーライスというよりも別の料理と考えた方が良いかもしれません。また期待していたよりもカレーのルーに少しパンチが足りないかな~という感じもしましたが、美味しいことに変わりはありません。富岡名物の工女カレー、なかなかの実力とお見受けしました!!美味しかったあ。



店の外に出ると電信柱に「高田食堂のチラシ」が貼られていました。なるほど、こうやって説明が書かれていないと気がつかずに素通りしてしまう観光客も多いんでしょうね。店内は夏休み期間中だったにも関わらず、どちらかというと観光客というより地元常連客の方が多かったような気がしましたから。

店内でやや意外だったのは、地元のお客さんが「カレーライスとラーメン」をセットで食べていたこと。富岡の洋食屋さんでは、洋食に混じって普通に「ラーメン」もメニューの中にあるんですね。みな平然と食べているのを見て、ちょっと驚きでした。ま、美味しければ別にいいか(苦笑)