廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★DVD/SHERYL CROW 「LIVE FROM LONDON」

2005年11月05日 | ERIC CLAPTON
 
そうそう、そういえば先日、シェリル・クロウの『ライブ・フロム・ロンドン』が初DVD化されたというので、今さらなんですけど購入して観てみることにしました。もちろん、このライブDVDを購入する目的はただひとつ!!アンコールで登場するエリッククラプトンの演奏をどうしても観てみたくなったからであります(笑)。この1曲のためだけにこのDVDを買ってしまいました、まったくバカですねえ。字幕スーパー付きの国内盤DVDで、税込価格3990円でした。音声はDTSにも対応しています(※あまりサラウンド効果は出ていないライブ映像でしたが‥‥)。

で、シェリル・クロウ女史のファンの方には申し訳ないんですけど、僕はライブ映像を全部観ずに適当に端折りつつ、アンコール曲の「Ordinary Morning」まで進んでしまいました。すると、どうでしょ、白いトレーナーを着たクラプトンが楽屋裏にいるじゃないですか!!最初はシークレット・ゲスト的な扱いで演奏中もクラプトンにはスポットライトが当たらず、暗がりの中で黙々とリードギターを弾き続けておりますが、しかしギターの音色を聴いただけでやっぱりクラプトンが演奏していることが一発で判ってしまうところがスゴイんですよねえ(笑)。

明らかに、それまでライブ本編で演奏してきたシェリル・クロウ・バンドのメンバー達の陰が一気に薄くなってしまいましたから‥‥。恐いですよねえ、もはやクラプトンの存在というのはバンドを生かすも殺すも自由自在なのです。神の領域に達していると云わざるをえません。美味しいところを最後の最後にクラプトンに全部もっていかれて、他のバンド・メンバーが少し可哀想に思えたのは説明の必要がないでしょう(苦笑)。

それにしても、クラプトンの演奏が熱いこと熱いこと。この時期、クラプトンとシェリル・クロウが大人の関係にあったことは周知の事実でありますが、ファンにとってはいい意味での刺激になったんじゃないかと思います。もう一歩踏み込み過ぎたら、単なるクラプトンの「狂い咲き」になりかねませんでしたが、そこは大人の関係ですから、ビシっと線引きはしていたようですね。プライヴェートな生活まで、まったくクラプトンには頭が下がってしまいます。さすがですよね(笑)。