Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

西洋館のクリスマス③

2023年12月14日 | 社会

最後のブラフ18番館のテーマはスウェーデンでした。
郷土玩具のダーラナホース、本来は真っ赤なのですが、スウェーデン国旗色の青いダーラナホースがいっぱい!
ツリーにも壁飾りにも階段にも、家中の至る所に青いダーラナホースが。
暖炉に潜ろうとするサンタが可愛い。



先に述べたポリティカル・コレクトネスの考え方には基本的に賛成ですが、平和な日本に住んでいると、そこまでしなくちゃいけないの?と思うこともしばしばです。
私は年に100本程映画を観ていますが(映画館で50本ほど、あとはDVDやテレビで)、近年その精神が浸透しているようで、不自然な構成がよく見受けられます。



以前は白人の登場人物ばかりだった設定に、有色人種を入れるのがお約束のようになって来ました。
例えば2022年の「ナイル川殺人事件」には、主要な乗客の中に黒人を二人入れている。
1930年代に欧州からナイル川クルーズに出かけるなんて、かなりの富裕層でなければ無理な筈だと思うのですが。
ちなみに1978年版の乗客はやはり、白人ばかりでした。
そもそもアガサ・クリスティが富裕層の出身で、彼女の小説はイギリスの古き良き時代(彼らにとっては)のそうした背景での話が中心となるのに。



白人キャラクターを黒人俳優が演じる作品はアニメの実写化でも増えてきているようで、今年公開の「リトルマーメイド」のアリエルは、ハリー・ベイリーでした。
しかし、黒い肌と茶髪のドレッドヘアーのアリエルは、「原作と違いすぎる」「これは私の知ってるアリエルではない!」といった声が一部の原作ファンから上がり、ついには「#NotMyAriel」というSNSのタグまで生まれたそうです。
「原作アニメの白人キャラクターを黒人にした理由が分からない」といった、ディズニーのポリコレ意識についても批判の声があがったと。
この先どうなるのか、怖いような楽しみなような…

コメント (8)
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