Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

「新いけばな主義」

2017年06月30日 | 社会
総勢27名の華道家による「新いけばな主義」展が横浜BankARTに於いて
開催されました。
友人である古流かたばみ会の家元大塚理司氏が出展されるということで
共通の友人たちと行って来ました。



会場のすぐ近くの「ル・サロン・ド・レギューム」でお昼を。
雨がぱらついたり止んだり、不安定なお天気の外を窓際の席から眺めながら、
冷たい飲み物で乾杯。



横浜BankARTという所は、内部はNYのソーホーの倉庫の中のようです。
コンクリートむき出しの壁、高い天井、明り取りの大きな穴。
そこに展示される巨大な「いけばな」の数々。
いや、これを「いけばな」と言うのでしょうか?
ダンスの深谷正子氏とチェロの森重靖宗氏によるパフォーマンスも。



下が、理司氏の作品。
本当はもっとずっと大きいのですが、撮り切れませんでした。
ごく一部です。
理司氏とは、私は友人を通して近年お近づきになったのですが、
ごく最近、私の友人と理司氏が大学の同級生で親しかったことが判明。
世の中狭いですねえ。



ロンドンのテート・モダンを始め、現代美術館という所に行く度に
或いは前衛作品というものに触れる度に
それを理解できない自分の凡庸さが嫌になるのですが…
久しぶりの友人たちとお喋りに花を咲かせ、楽しい午後でした。
開催は7月2日まで。



「新いけばな主義」http://bankart1929.com/archives/1777

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真っ赤な建物

2017年06月27日 | 社会
昨夜、友人に誘われてイタリア文化会館での「サロンで聴くオペラ」に。
G.ペッラリン氏のホルンとF.ロヴァート氏のピアノだけの小さなコンサート、
説明は通訳なしのイタリア語のみで最初面喰らいましたが
まあ音楽に言葉は要らないか。



2005年にこのイタリア文化会館が建て直された時、
真っ赤な外壁が景観を壊すと周囲の住民が声を上げたことから論争に発展し、
新聞などに何度も取り上げられていました。
建築はガエ・アウレンティ、あのオルセー美術館のインテリアの設計を
手がけた人だったのですね。



私としては、あの皇居のお堀端、靖国神社や千鳥ヶ淵のあるあの辺りに
この派手な色は、やっぱりふさわしくないと思う。
これが例えばごちゃごちゃした繁華街の中だったら、問題ないと思うのですが。
というより、蔦の絡まる、古色蒼然とした以前の文化会館の方が好きだったのです。
それでもこうした催しを無料で行ってくれるというのは、ありがたいことです。


その後、神楽坂で夕食を。
コンサートの後で夜も更けていたので、軽いバルなどを探して行き着いた所が
このお店、スペインバル「matoi」。
こちらのウリだというブイヤベースは、海老、ムール貝などたっぷりで
銅鍋ごと卓上でグツグツ温めてくれましたが、少々お味が薄かったような…
そしてこちらの建物も、目が覚めるようなまっ赤っ赤だったのでした。
神楽坂の路地裏であれば、文句は何もございません。


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青山の郡上踊り

2017年06月25日 | 社会



徳川家康の重臣であった青山家が、江戸時代に八幡藩(現岐阜県郡上市)を所領とした縁で
青山で郡上踊りが毎年開催されるのだそうです。
今年で24回目になるという「郡上踊りin青山」に昨日行って来ました。



青山在住の友人宅で、彼女とそのイタリア人の友人と、浴衣の着付けを。
私は最初から結んである手抜き帯を購入。
以前、アメリカ人の友人に頼まれて、見繕ったことがあるのです。
今はなんて便利なものがあるのだろうと、驚いたのでした。
友人たちの帯は普通の帯で、中々上手く結べず四苦八苦していたら…



一緒にそこにいた、そのイタリア人の弱冠二十歳の息子君が
見かねてささっと結んでくれました。
なんでできるの!?と訊くと
YouTubeの動画で結び方を見たと。
いや我々だって散々見たのに、中々できなかったのですけど。

初夏の夕方、青山の街なかで、郡上踊りは大盛況でした。
お洒落な街というイメージの青山で、あの「かわさき」や「春駒」の
泥臭い歌をナマで聴いて踊るというのは、なんとも不思議な感じ。



これだけ見たら京都みたい!というこの写真は、青山の梅僧院で。
青山通り沿いから奥に続く瀟洒なこのお寺、今はペット霊園もあるのだそうです。

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「どこの国から来ましたか?」

2017年06月22日 | 社会


Bunkamuraの「ソール・ライター展」の出口のところに
こんなディスプレイがありました。
「Which country are you from?」
ああこれ、ここにあったのか!



以前、何の説明もなくこんな写真がFBに廻って来て
よくわからないままに笑ったことがあったからです。
男女をきっちり分けた日本、酔っぱらったようなフランス、
そして定規を使ったようにキッチリしたドイツ。
国によってこんなに違うものなのかと。

今回、アメリカが多いのは、アメリカの写真家の展示会だからか。
そして圧倒的に多いのは、中国、台湾、韓国。
ここ数年の、この辺からの観光客数は凄いものねえ。
フランスの下、こんな国旗があったっけ?と思ってよく見たらイタリア、
誰かが国旗の真ん中にシールを貼っている。
国旗のデザインを変えちゃいかんでしょう…



その後、Bunkamuraのドゥ・マゴのテラスで冷たいドリンクを。
頂いたカクテルが面白い味だったので、何を使ってるの?と聞いたら
店員さんが見せてくれました。
Bison Grassというハーブをウオッカに漬け込んだ、ズブロッカという名の
ポーランドのお酒なのだそうです。
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NYの街並み、ソール・ライター展

2017年06月20日 | お出かけ


六本木を後にして、渋谷Bunkamuraの「ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展」へ。
このポスターの写真を以前見た時、京都の写真かと思いました。
白と黒のぬかるんだ雪道、黒い壁、赤い傘。
これはNYで撮られた1950年の「足跡」という作品です。

ソール・ライターという人は、NYの、特に自分が住んでいたイースト・ヴィレッジ辺りの
写真ばかりを撮っていたらしい。
「私が写真を撮るのは自宅の周囲だ。
 神秘的なことは馴染み深い場所で起きると思っている。
 なにも世界の裏側まで行く必要はないんだ」
と言っています(公式HPより)



雨で滲んだガラスの向こう側の風景の
なんと美しいこと。



降りしきる雪の中を歩く郵便配達夫への眼差しが
なんと優しいこと。

画像は見つけられませんでしたが
「サンクス・ギビング・ディ」という写真がありました。
黒っぽい画面の端に、一人うずくまる男の写真。
何の説明もないので勝手な想像ですが
家族が集まる感謝祭の日にも、帰る家も故郷もない人ではないのか。



NYの街並みを切り取った物言わぬ写真から、様々な物語が浮かんできます。
ソール・ライター、NYと猫とコーヒーを愛した写真家であったそうです。
6月25日まで。

ソール・ライター展 http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_saulleiter/

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スゥエーデン大使館で

2017年06月19日 | 社会


FaceBookにこんなお知らせが廻って来ました。
六本木のスゥエーデン大使館で、スゥエーデンディというものが開催されるらしい。

スゥエーデンは、20年以上も前に車で個人旅行した、思い出深い土地です。
よく分からないけれど面白そうだから行ってみよう、と友人と六本木に。
せっかくだから、六本木交差点近くの北欧料理店「リラ・ダーラナ」でランチ。
ここは小さいけれど寛げる、家庭的で廉価なお店です。
リンゴンベリージャム付きミートボール、ナスとアンチョビのグラタン、ルバーブのクランブル。



食後、夏日の日差しの中を歩いて、スゥエーデン大使館へ。
入口で簡単に名前だけ書いて、中に。
小さなホールにテーブルが出て、スゥエーデンのスナック菓子や
紙コップに入ったジュースなどが少量並んでいる。
スゥエーデンの観光や留学についてのパンフレットも少々。
ダーラヘストという赤い木製の馬も幾つか置いてある。
学生らしい日本人が、そこここに集まって話している。
大使館員らしき人たちも、のんびりお喋りしている。



が…
これだけ?
スゥエーデンの文化を紹介するとか体験するとか、ないの?
せっかく大使館を一般日本人に開放しているのだから
もっとスゥエーデンに興味を持たせるような催しとか、ないの?
万が一異国の地で日本大使館が「ジャパンディ」なんて開催したら
(そんなのがあるかどうか知らないけれど)
日本人はもっともっとサービスするよねえ、と友人とプリプリ。
正確に言えば、今日の大使館ではその後、講演の予定が幾つもあったのですが
我々が「日本・スゥエーデンの福祉政策・税金システム」や
「IKEAのSustainabilityへの取り組み」についての話を聞いても仕方ないし。

どうも今日の催しは、スゥエーデンに留学を希望する若い人向けだったようなので
仕方ないのかもしれません。
それにしては案内が分かりにくかった。
という訳で早々においとまして、次の目的地に向かったのでした。

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クッキーボックス犬

2017年06月17日 | 社会


恵比寿ガーデンプレイスには、映画やランチでしょっちゅう訪れているのですが
そのすぐ近くのアメリカ橋公園に、ディゴの大木があるとは気が付きませんでした。
「デイゴの花が咲き 風を呼び 嵐が来た」と歌われる沖縄の県花。
血のように赤い花です。
そう言えば去年の今頃、紀尾井町の清水谷公園にもこの花を見つけて驚いたのでした。
日本では沖縄が北限とされているというのに。



FB友達の愛犬が「スイカ犬」のポーズを素敵に決めていたので
タロウも「クッキーボックス犬」を目指したのですが…



舌出してるだけじゃん(><)

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日本初のオール・ジェンダー用

2017年06月15日 | 社会


渋谷に「MEGAドン・キホーテ」が先月オープンしました。
以前あったドン・キホーテ渋谷店の斜め向かい。
今回の売り場面積は以前の3倍、24時間営業で目標年商は100億円なのですって。
メガドンキというのは、「ファミリー層をメインターゲットとし、
食品や日用雑貨品などの生活必需品を強化した生活密着型の店舗」なのだそうです。

ゴチャゴチャして落ち着かないドン・キホーテはあまり好きではないのですが
何しろ安いし、珍しさもあって、渋谷に行った際に寄ってみました。
以前のお店よりもはるかに大きく、店頭には熱帯魚が泳ぐ水槽も。
売り場もドンキにしては広々とした感じですが、
やはりオモチャ箱をひっくり返したようなゴチャゴチャ感は否めません。



私は3階で化粧小物(マスカラ)と目薬を手に取ったのですが
3階のレジはClosedになっている。
店員さんに訊くと、1階のレジでお願いします、と。

小物二つを手の平に乗せたまま、エスカレーターで1階に行き、
レジの前で少し並んで会計をすませました。
しかし店内はとても混んでいて、その間には凄い人波があるのです。
エスカレーターも満員電車並に混んでいる。
大きなショッピング袋やカバンをいくつも抱えた外国人や若者も山ほど。
手に持った小物を、思わず自分の袋に入れちゃう人っていないのかしら?
商品を持った人100%がこの人混みの中、わざわざ下の階まで運んでレジに並ぶのかしら?



これって万引きされたりしないの?と
思わずレジの若い女性に訊いてみました。
そうですよね、エスカレーターもエレベーターもあるし、確かに危ないんですよねえ、と
バイトらしい彼女。
階毎に会計をする方がいいんじゃないの?と
これじゃ余分な万引きを誘発しちゃわない?と
お節介なオバサンは思わず言ってしまいました。



ここには、新聞記事によると日本初という、
「オール・ジェンダー」用トイレもあります。
「性的指向や性自認のいかんにかかわらず、どなたでもご利用いただけるトイレ」
ということです。
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こんな目で見られたら

2017年06月12日 | 社会
FBでこんな写真が廻って来ました。
アメリカはケンタッキーで、ダックスフントが木の穴に嵌り込んでしまったらしい。



ウッドチャック(ネズミの一種)が掘った穴を進むうちに
木の中に入って抜け出せなくなってしまったようです
発見したKentucky State Police(州警察)が木の一部を切り取り、
この子を無事助け出したということです。
こんな目で見られたら、放っとけないよねえ。
ダックスフントは元々、アナグマ狩りの猟犬じゃないかという話はさておき。



よかった、よかった。
穴に閉じ込められた犬の心細そうな表情が、我家のタロウによく似ている。
にしても、これだけの大きさの穴だったら、猫なら難なく抜け出しそうなものですが
やはり犬と猫は違うのですね。
実家にシャム猫がいたので、私は猫も大好きなのですが
猫は狭い箱や袋に入るのが得意技なのに比べて
犬は(少なくともタロウは)非常に嫌がる。
この写真を撮るのも大変でした。


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「ハインツ・ベック」

2017年06月09日 | グルメ
ローマの三ツ星レストラシェフ、ハインツ・ベック氏。
その名を冠した世界初のレストランという、丸の内の「ハインツ・ベック」に行って来ました。
お堀を見渡す絶好のロケーションのガラス張りのお店、
一皿毎に工夫を凝らしたモダン・イタリアン料理。



遊び心満載というか、説明を聞いても、実物を見ても、正直よく分からない。
例えば写真の一番左上の丸い料理は
「鰆のスコッタート グリーンアスパラガス パッションフルーツ
 ポロ葱の炭を纏わせたアマランサスのソッフィアート」
という具合。
真ん中の「桜エビとアボカドのアイスクリーム」はドライアイスにもうもうと
包まれて出て来て驚いたが、食べる部分は親指の先くらいw
分からなくても小さくても、美味しいことに変わりはないのですが。




ただ、ローマと東京を行ったり来たりしている友人の話によると
ローマのお店「La Pergola」は郊外にあって、不便なのだそうです。
イタリア語で分かりにくいけれど、HPを見ても一人€210から。
それを思うと、大手町の駅に直結している東京店は非常に行きやすく、
お値段もローマ店よりはお手頃であります。
お堀端を見渡せる静かなコーナー席は、意外性のある料理とお喋りを楽しむには
打ってつけの場所でした。

「ハインツ・ベック」http://www.heinzbeck.jp/
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