「ル・マグレブ」の帰り、高島屋に寄りました。
タジン鍋料理は美味しかったけれど
あんな邪魔くさいものを買うべきかどうか。
重いからやっぱり車で来た時にするか。
そんなことを思いながら紀伊国屋書店に行くと…
なんとお鍋を売っていたのでした。
この写真、ただの本に見えますが
実は3㎝ほどの厚みの箱が裏についていて
折りたたまれたシリコン鍋が入っている。
そういえば最近、シリコン鍋というのも流行っていたのだった。
これなら邪魔にならないし、軽いし、安い!(1680円)
思わず買ってしまったのでした。
早速夕食に使ってみる。
フニャフニャの鍋に不安を感じながらも出汁と塩を入れ、
キャベツ、モヤシ、エノキダケ、シイタケ、ニラをたっぷり入れ、
豚バラ肉を乗せ、塩コショウし、更に野菜を入れ、また豚バラを乗せる。
インゲンを散らして蓋をし、レンジで12分。
野菜をぎゅうぎゅうに押し込んで入れて
蓋もちゃんとできないような状態でしたが
調理後は、なんと半分以下に小さくなってしまった。
これをよくかき混ぜ、もう充分美味しい味になっていましたが
ポン酢少々とカラシをつけて頂くと得も言われぬ味に。
ただ…
これは次男と私とで食べたのですが
次男、殆どをぺロリと平らげ、全然足りねえよと。
いっぱい入ってるんだからね!と言っても
見た目がこれでは説得力がない。
仕方なく冷蔵庫をゴソゴソし、もう一品作る始末。
遅く帰った夫には、もう一度同じ鍋料理を。
この鍋直径24cm容量850mlなのですが、レシピ本を読むと料理はみんな二人分。
我家には小さすぎた…
野菜と肉を陶器のお皿に乗せ、酒と塩コショウをふりかけて
ラップしてチン!というのは
我家ではよく作る手抜き料理なのです。
それと味はどう違うのか?というのが興味あるところだったのですが
お皿よりは確かに味がよい。
鍋の中全体に味がよく廻るようです。
大体お皿だと、野菜+肉の二段重ねは無理ですから。
でもこんなに小さくなっちゃうなんて…
しかも調理する時、私はレンジをしょっちゅう使うのです。
野菜の下ごしらえをしたり、合わせ調味料を溶かしたり。
それなのに12分も占有されるというのはちょっと辛い。
という訳でフニャフニャ・シリコン鍋の第一回の使い勝手、
折りたためて引き出しに入るのはよいが
我家にはちょっと今イチだったのでした。