Zooey's Diary

本家サイトはブックマークの一番目の”Banana Fish's Room”です。

誕生日ランチ@マノワール・ディノ

2011年03月30日 | グルメ
自分が生まれてから初めての日本の大災害に直面して
夢中で毎日こちらでゴタクを並べていたら
アクセス数がどんどん伸びて、一日のアクセス数が千を超えた日もありました。
一主婦の拙いブログに、ご訪問ありがとうございます。


今日は日本の経済を活性化するべく、フレンチ・ランチに行って来ました。
青山の邸宅レストラン、マノワール・ディノ。
元々はアメリカ外交官のゲストハウスだったという古い洋館で
庭には樹齢130年という楠木の大木があります。
ガラス張りの室内から緑の庭が見渡せ、
古い木の床は磨き上げられ、全体が明るいサンルームのようです。

フォアグラを詰めたウズラのサラダ仕立て
尾長鯛のポワレと花ズッキーニ
和牛ほほ肉の煮込み
デセールはワゴンサービス、コーヒー

ポワレの皮目が絶妙にカリカリと仕上げてあって香ばしい。
レイノーの食器が非常に上品で美しく、見た目も飽きさせません。
ケーキはとても選び切れなかったので
7~8種類の全品をほんの少しずつ切り分けて頂きました。

そして誕生日のサービス・ディッシュ(これが楽しみだった…)。

シェ・イノの井上シェフの奥様がマダムとして切り盛りなさっているこのお店、
そのせいか雰囲気がなんだか非常に柔らかい。
今年こちらを選んだのは、婦人画報3月号の「個室レストラン」の特集を見たから。
古い暖炉がある、落ち着いた雰囲気のある素敵な部屋だったのですが
結果的に個室を予約した意味はなかったのでした。
だってお店は、殆ど貸切状態だったのですもの。
口コミを見てみたら、以前は予約を取るのが難しい時期もあったらしいのに。
何人もの黒服の給仕さんが、手持無沙汰で気の毒なほど。
自粛ばかりしていても仕方ない。
みなさんもうちょっと消費しましょうよ…

マノワール・ディノ http://www.manoirdinno.com/
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助けて!Mr.ロボット

2011年03月29日 | 社会
ニュースを見て、目を疑いました。

「第1原発に作業員450人=食事は1日2回、雑魚寝状態」
”福島第1原子力保安検査官事務所の横田一麿所長は28日、福島市で記者会見し、
22~26日に福島第1原発を訪れた際の状況を説明した。
東京電力社員約380人と協力企業の約70人が復旧作業に当たっていたという。
食事は1日2食。作業前の朝にビスケット30枚程度と野菜ジュース、
作業後の夕方に非常用アルファ米と缶詰1缶が東電から支給される。
就寝は会議室の床や廊下などに雑魚寝状態で、毛布も全員分は確保できていない。” 
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=fdg&k=2011032800838

日本の一大事のこんなに危険な作業に当たる人たちが
そんなにも劣悪な環境にいるなんて…
もう少しなんとかならないものなのでしょうか?


原発事故での復旧作業の危険さを聞くにつけ
そういう時にこそロボットを使えないものなのかと思っていましたが
こんなニュースを見つけました。

「米国からロボット消防士 福島第一原発に投入へ」
”米アイロボット社(本社マサチューセッツ州)は、福島第一原子力発電所の調査支援の
ために、紛争地などで使用されている同社のロボット4台と社員6人を26日までに日本に
向けて派遣した。


派遣されたのは、同社のパックボットとウォーリアー各2台。パックボットは米軍に
よってアフガニスタンなどの紛争地で爆発物探知などの任務に投入されてきた。
ウォーリアー は100キロ以上のものを運ぶ能力があるとされ、同社は
「重いホースなどを運べるので『ロボット消防士』の役割を担える」としている。

同社は、マサチューセッツ工科大学(MIT)から生まれたベンチャーで、国内でも
お掃除ロボ「ルンバ」シリーズで有名。”
http://www.asahi.com/science/update/0326/TKY201103260126.html


写真上が「バックポット」、下が「ウォーリアー」。
なんだか映画のお掃除ロボット「ウォーリー」みたいです。
彼らならどんな劣悪な労働環境でも心配なし!
「アシモ」君など、日本のロボット技術は凄いと思っていたのですが
今回の事故ではまったくその話は聞かない。
軍事用に開発されているアメリカのロボットにかける予算や熱意には
とても太刀打ちできないのでしょうか。

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大粒の涙

2011年03月28日 | 社会

写真は昨日の朝日新聞から。
オランダのディック・ブルーナ氏が、被災した日本の子どもたちに向けて
送ってくれたという絵。
子うさぎのミッフィーが大粒の涙を流しています。


ツィッターから、陸前高田での医療従事者の独白日記。
これにはもうコメントのしようがありません。
以下はほんの抜粋です。
是非全文をご一読下さい。

”他院のリーダーナースとして指揮をとる方からの挨拶。
『想像以上に現場は壮絶。甘い考えやボランティア精神の人はここでリタイアしてください。
現場ではどんな状況下においても絶対に泣かないこと。
私達は同情しに行くんじゃない。看護、医療を提供しに行く。
あなたたちが泣きたい気持ちなんかより現地の方々はどんなに泣きたいか。
こんなに裕福な東京医療チームの涙なんて現地の人には迷惑や嫌味だからね』
へたれな私はもうこの時点でドヨーンとした思いでした。

一歩二歩歩くごとに赤い旗がヒラヒラ揺らいでいる。
しかも数えきれないおびただしい数の旗。
「この赤い旗は遺体が見つかった場所に立てられています」
映されない、テレビで流せない現状をこの目で見てきましたがそれはもう地獄でした。
案内されている隣で
自衛隊の方が瓦礫や木材をどかすと泥だらけになった遺体が必ず出てきて。

1日泣くのを我慢していたのでバスタオルに包まってずっと朝まで泣いていました。

避難所の体育館に時間制限はありますが電気が復旧しました!!
電気がついた瞬間拍手喝采で嬉しくてみんなで泣きました。
全国で節電したから予定より早く復旧したそうで
本当に本当に嬉しかったです。
優しさが伝わりました。

「瑠奈チャン、なにが欲しい?」の私の質問に
「おうちとママ」
瑠奈チャンのお母さんも被災され、あんなにかわいい瑠奈チャンを残して瓦礫の下から変わり果てた姿で見つかったそうです。
瑠奈チャンは幼稚園にいて救出されたけど
お母さんは瑠奈チャンが大事にしていたお人形や絵本の入ったリュックを抱えて亡くなっていたそうです。
まだまだ小さな瑠奈チャンはお母さんが恋しくていつも私にくっついて寝ていたのかな。

昨日となりの市に行って、友達に公衆電話から
「公民館の避難所に物資が届いていないことを知らせて」とお願いをしたら
今日夕方にやっとやっとそこへ物資が届いたと避難所から連絡。
運んでいただいた自衛隊の方によると
「北は秋田から南は九州の人から、ここに物資が来ていない連絡が入ったんだよ。
こんな小さな避難所だけど全国からの声が来たよ」とのこと。
命のリレーです。

避難所や救護所や病院で奇跡の再会ができた人もたくさんいた。
そのたびに誰彼関係なく周りは拍手。
まだ自分は身内に会えてない人まで他の人の再会を祝福していた。

いつかみんなの努力と流した涙が報われるときが必ず来ますように。”

http://blog.goo.ne.jp/flower-wing

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役に立たなくてもいい!

2011年03月27日 | 社会


福島原発3号機の事故で、東電は水の危険性を事前に把握していたのに
それを作業員に知らせなかったのですってね。
作業員たちは汚染された水につかって作業を行い、線量計の警報が鳴っても、
誤作動だと思い作業を続行した。
なんという…
大体、今回の会見で陳謝したのも、東電の副社長だった。
東電の社長は一体何をしているのか?


せめて明るいニュースを。
岩手県宮古市で83歳の女性を、愛犬(シーズー犬のバブ)が高台に導いて救ったのだそうです。
”(地震の直後)バブも勢いよく飛び出し、いつもの散歩コースと逆の高台へ向かった。
赤沼さんの歩みが緩むと、バブは振り返って歩みを促すようなしぐさを見せ、
追いつくと勢いよく前へ出た。それを繰り返すうちに、自宅から約1キロ離れた
避難所への急坂を一気に上りきっていた。
振り返ると、歩いてきた道は津波にのみこまれ、自宅も濁流の中に。
普段は散歩も嫌がるバブの行動に、赤沼さんは「津波を予知してたのかも」と不思議がる。”
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110326-OYT1T00434.htm?from=main1

なんとお利口な犬だ!
よく小動物は地震に敏感だとか、予知する能力があるとまでいう人がいますが
あくまでも個体差があります。
我家の愛犬タロウは、ウレションはするくせに地震には非常に鈍感。
先日の結構大きな余震の際に、ちょうど私の膝の上にいたのですが
大きく揺れてもビクともせずに眠りこけておりました。
涎を垂らして、私の膝をあたたかく濡らして。
まったく…

なんという役に立たない犬だ!と内心憤慨していたら
地震以来、ワンコの様子が変なの、という友人がいました。
彼女が飼っているトイプードルは食欲がなくなり、神経質になっているのだそうです。
そんな繊細なワンコもいるのだと驚いたら、その日のテレビニュースで、
地震のショックからストレス性の症状を示して動物病院で診察を受けるペットが
後を絶たないのだと言っていました。
下痢を繰り返したり、食べられなくなったりするのだとか。


役に立たなくても鈍感バカでも
心配かけないだけいいか…
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日本人の底力

2011年03月26日 | 社会


”英メディアの間で大きく取り上げられたのは、NEXCO東日本が公開した常磐自動車道の
那珂インターチェンジ付近の写真。
地震直後の写真を見ると、 高速道路上には大きな地割れと段差ができるなど、
壊滅的な被害を受けた様子が一目瞭然だ。
しかし、夜を徹しての復旧作業を行った結果、
地震から6日後の3月17日夕方頃にはきれいな路面へと修復を完了。
こうした記事を見た海外のネットユーザーの多くは、一様に日本の底力に驚いている。

300件以上の書き込みが寄せられているデイリー・メール紙には、
「これは素晴らしすぎるな」「何で我々の道はこんな方法で修復できないんだ」
と称賛の声が続々。
しかし中には「たった数日で修復できる訳がない」
「残念ながらこれはフェイクだ」と、木々の葉の色の違いを指摘して信じ切れないという人も。
これに「皮肉を言っている人が信じられないな」と書き込まれるなど、
称賛派と懐疑派の丁々発止のやり取りが続いているようだ。

また、20件以上書き込まれている英紙サンでは、
「悲しくも我々にはできないな」「自治体の誰かはこれを読んだか?」
など、地元の状況とを比較したコメントが多い。
ほかにも「シドニーなら2020年までに完成すればラッキーだろうな」とする
オーストラリアからの書き込みや、「大きな道路なら最悪10年はかかるよ」
(デイリー・メール紙より)とするナイジェリアの書き込みなど、
英国以外からの声も見られる。
甚大な被害を受けたとはいえ、日本が海外から羨望の
眼差しを送られるほどの技術力を持っているのは幸いなこと。
こうした力をいかんなく発揮すれば、日本は一日も早い復興が実現できるはずだ。"

「高速6日で修復」に英国も驚嘆
http://www.narinari.com/Nd/20110315270.html

海外旅行に行くと
色々なものが壊れていることに驚きます。
近年行った、イタリア、スペイン、イギリス、トルコあたりを見ても
公衆電話、切符の自動販売機、駅の自動改札、道路の信号、トイレの鍵、トイレの便座など
どれだけの夥しいモノが壊れていたことか。
日々多くの人が使うモノが、壊れるのは仕方ない。
しかし壊れたら直すでしょう、普通!と日本人の私は思っちゃうのですが
彼らはその気がないらしい。
「故障中」らしき言葉が書かれた紙が、黄色く変色して破れかかったまま
貼られてあったり。
そんなのが貼られているのはまだよい方で、何の表示もないまま、
切符の自動販売機に何度コインを入れてもそのまま落ちてきたり。

「シドニーなら2020年までに完成すればラッキーだろうな」
「大きな道路なら最悪10年はかかるよ」
という言葉は、あながち冗談にも聞こえません…
日本人は凄いのだ!

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倒れた人の分まで

2011年03月25日 | 社会

ようやく少し冷却できてすべての炉に通電成功、
なんとか収束の方向に来たかと思いきや
白い煙が出たり黒い煙が出たり、作業員3人が被ばくしたりと
原発事故はまったく予断を許しません。
長靴を履いてなかった足から被曝しただなんて
そんな初歩的な事故が起きていいものなのか?
耳にお経を書き忘れた耳なし芳一みたいじゃないの…


セルジオ越後氏のコラム。
「倒れた人の分まで走るのが、サッカーだ」

”今、日本に何が必要か。被災地への義援金、節電、物資の救援。
やらなければならないことは山ほどある。一方で、この国の経済活動をきちんと
回すこともしなければならない。

経済活動、つまり血の流れを止めてしまうと、本当に日本が沈没してしまうかもしれない。
だから、元気な人は、行動するべきだ。それぞれの立場で、どんどん働くべきだ。
停電で3時間しか働けないなら、3時間だけでも働けばいいじゃないか。
働けない人たちの分まで仕事を増やすのだ。使えない人の分までお金を使うのだ。
いっぱい仕事をして、いっぱいお金を生んで、飲みに行って、お金を落として、
税金を納めて、どんどん経済を回すべきだと思う。

残念ながら、君がいくら涙を流したところで被災者は救えない。
社会活動に貢献することこそが、被災地を助けることになるのだと思う。

サッカー人は、サッカーが仕事だ。リーグとしての開催は難しいかもしれないけれど、
元気なチームは毎日練習をして、試合をして、試合会場にドラム缶でも置いて義援金
を集めればいい。日常を止めちゃいけないよ。がんばってキープした日常の中で、
被災地のために何ができるかを考えるべきだ。

1人負傷者が出たからといって、勝負を諦めるのか? 
10人でも勝利を目指して戦い続ける、倒れた人の分まで走るのが、サッカーだ。
悲しみを超えて、みんなで立ち上がろう。”
http://footballweekly.jp/archives/1612606.html

セルジオ氏、サッカーの解説はつまらないけど
いいこと言いますね。
そしてNew York Timesの震災写真サイト
一枚一枚の写真が慟哭しているようです…
http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/12/world/asia/20110312_japan.html#205




写真は上のサイトから
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「東京からただちに逃げろ」??

2011年03月24日 | 社会
久しぶりに二子玉川でランチ&ショッピングしました。
しかしデパートで買ったものといえば、アロマキャンドル、ハーブキャンドル、
ペンライトのような懐中電灯、やはりオモチャのようなチャッカマン。
こんなものホームセンターで実用的なものを買えば
この値段の三分の一もしないと思いながら…
だってそういうのはとっくに売り切れているんだもの。
デパートやショッピングセンターは、多少照明が落とされて暗目とはいえ、
結構な人出で活気に溢れていました。
しかし「H&M」はしっかりと入口を閉ざしてまっ暗。
フン!たかだかスゥエーデンのシマムラのくせに。
帰って来たって絶対買ってやらないから。

友人が紹介してくれた、大震災についての海外の報道をまとめたサイト。
酷いものです。
写真はイギリスの新聞「The Sun」の記事。
見出しは「東京からただちに逃げろ!」。



その他にも
* 「死の帝国」 とデンマーク新聞。
* 「日本人は絶滅するのか」や「東日本では生息不能」とドイツ新聞。
* 「原子パニック」の報道が殆ど。
* 「東京で餓え死している」とイギリス新聞。
* 「東京は誰にも残っていないゴーストタウン(廃墟)」になっているとイギリス新聞。
* 花粉時期でマスクをしている人の写真が多く海外メディアに出ている。「放射線物質対策」だと報道している。
* メルトダウンで外国人の不法滞在者が増え、土地の価値は暴落と報道されている。
* フィンランド、デンマーク、ポーランド、ロシアなどの報道で、放射線物質に有効と言われているアイオダインが売り切れ。また、アイオダインを含むと言われている塩も世界各地に売り切れ。香港と中国で大量の塩が買われている。
* 放射性物質のことで「再びチェルノブイリ」や「東京でもとっても危険」。
* 放射性物質のことで日本製品を買わないようとの呼びかけ。フィギュアの購入も危ないと思っているユーザーも。
* 東日本は壊滅されたとの印象を与えている。
* 被爆で大量の人が死ぬ印象を与えている。
* 日本が完全に沈没している印象を与えている。
* 日本の建物は全て倒壊している印象を与えている。
* 日本から逃げろ(メキシコ新聞)
http://www.dannychoo.com/post/ja/26052/

こんなバカな海外のマスコミは無視して
せめて私たちは冷静でありたい。
金町浄水場の水についても、今日の放射性ヨウ素の数値は下がり、
東京都は乳児の摂取制限を解除したのだそうです。
元々が、そんな心配するほどのレベルの話ではなかったと。
こちらの日本医学放射線学会のサイトを見ると
かなり安心できます。

「妊娠されている方、子どもを持つご家族の方へ-水道水の健康影響について-」
http://bit.ly/dHSWo8
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別人のように一丸となって

2011年03月23日 | 社会
海外在住の友人やその他、在外邦人のブログなどを読むと
世界中で東日本大震災に関するパニックが起きているようです。
余震による津波に襲われるのじゃないかとか(米国西海岸やヨーロッパまで!)
原発事故による放射能汚染が世界中に拡がるのじゃないかとか
日本は危険、汚染されているというイメージが拡がって
日本製品不買運動、日本バッシングも国によっては起きているそうです。
岩手で鉄器を作っている知人は、輸出相手から放射線安全基準証明書を
提出せよと言われたとか(そんなもの誰がどうやって出すんだ!?)。

東京にある外資系ブランドはどんどん関西方面に撤退し、
今や都心のブランドショップは軒並み営業していないとか。
それに比べたら
日本で今起きている買占めパニックくらいは、まだ可愛いものかもしれない。
まだまだ続いているとはいえ、少しずつ収まって来ているようだし。

ツィッターで話題になっているという東浩紀氏の文章の文章を紹介します。
批評家、小説家であるという氏のことを浅学の私はよく知らなかったのですが
Wikiで見たら「ソルジェニーツィン試論」「批評空間」でデビューしたのですと。
そりゃ知らない訳だ。
しかも、”小学5年生の時に受けた日能研の模試で全国3位、その後日能研渋谷校の
「特冠クラス」でほとんど最前列に座る。筑波大学付属駒場中学校では常に成績1位。”
ですと。
嫌なヤツ…(失礼!)
で、東大の博士号を取っておられるのですが
しかし、この文章は非常に優しい言葉で語られ、力づけられます。


”For a change, Proud to be Japanese" (抜粋)

”日本人は、第二次世界大戦に破れて半世紀以上、国家や政府を誇りに感じることが
ほとんどできなかった不幸な国民である。とりわけこの二〇年、バブルが崩壊し長い
不況に入ってからはそうで、首相の顔は驚くほど頻繁に変わり政策は停滞し、
日本人のあいだには政治的シニシズムが蔓延している。
実際、一六年前の阪神淡路大震災では、政府の対応はあまりに杜撰かつお粗末で、
多くの国民から強い非難を浴びた。”

”ツイッターの投稿は震災一色だ。ぼくはいままで、日本人がここまで「公」の
ことばかりを考え、話題にし続けた光景を見たことがない。
日本国民も日本政府も、ついこのあいだまでは愚痴と内ゲバばかりでまったく前に
進めない優柔不断で身勝手な人々だったのに、
いまや別人のように一丸となって大胆に国を守ろうとしている。”

”日本人はいま、めずらしく、日本人であることを誇りに感じ始めている。
自分たちの国家と政府を支えたいと感じている。”

”今回の震災、海外のメディアでは、災害に直面した日本人の冷静さや公徳心が
驚きをもって受け止められ、高く評価されていたと伝え聞く。
しかしじつはそれは、当事者の日本人にとっても驚きだったのだ。
なんだ、おれたちやればできるじゃないか、だめな国民じゃないじゃないか、
というのが、おそらくはこの数日間、日本人の多くが多少のくすぐったさとともに
味わった感情のはずなのである。
あとはその感情を、時間的にも社会的にもどこまで引き延ばすことができるのか、その成否に、今回の震災だけではない、その二〇年前から続く長い停滞と絶望からの復興がかかっている。”

http://d.hatena.ne.jp/hazuma/20110322
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今頃あやまったって遅い!

2011年03月22日 | 社会

朝日新聞出版が発行する週刊誌「AERA」最新号(3月28日号)防毒マスクの表紙について、
ツィッターやネットの掲示板で散々叩かれ、AERA編集部は21日、
「表紙及び広告などに対して、ご批判、ご意見をいただいています。
編集部に恐怖心を煽る意図はなく、福島第一原発の事故の深刻さを伝える意図で
写真や見出しを掲載しましたが、ご不快な思いをされた方には心よりお詫び申し上げます」と
謝罪したのですって。

これは…
当然でしょう!
私は先日、AERA編集部からブログについての取材を受けたばかりで
自分の書いた文章が少しでも認められたことは非常に嬉しかったし
その編集部の人もとても感じのいい人だったので
AERAには好感を持っていたのですが
それでもこれは許せない。

いみじくも日本を代表する新聞社の発行する雑誌が
この混乱時にこんな写真を表紙に出すなんて。
しかもキャッチ・コピーは赤字で「放射能がくる」。
これの何処が「恐怖を煽る意図はない」のか!?

ただでさえショックを受けている被災地の子どもがこれを見たら
夜眠れないのではないか?
丹精込めて育てた農作物を出荷できない福島や茨城の農家の人が
これを見たらどんな気持ちになる?
そりゃせっかく来たのに逃げ帰る外国の救助隊が出てきても
おかしくはないかも…
これじゃ風評被害を拡げるばかりだ!

今頃謝ったって、この雑誌はもう日本中に配られてしまっている。
恐ろしいことに、中を読まなくても表紙の写真が目に飛び込んでくる。
こんな非常時だからこそ、少しでも国民を安心させるような、
勇気づけるような雑誌を作って欲しいものです。
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帰りたいならさっさとお帰り!

2011年03月21日 | 社会
あんまり悲しい話は書きたくないのですが…
今回の地震にせっかく来たドイツの救助隊は
さっさと引き返してしまったのですってね。
何故!?と思って検索してみたら
こんな情報が出てきました。

”被災地で救援活動を行っていた民間団体「フメディカ」の救援チーム5人は14日、
急きょ帰国した。同機関の広報担当者シュテフェン・リヒター氏は地元メディアに対し
「日本政府は事実を隠蔽し、過小評価している。チェルノブイリ(原発事故)を
思い出させる」と早期帰国の理由を語った。”
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110316-OYT1T00654.htm?from=main5

在独邦人のブログなどを読むと
原発に非常に神経質なドイツでは今、日本が汚染されていると
日本製品不買運動や日本バッシングまで起こり始めている、と。

不買運動って…
今、ドイツにある日本製品なんて
みんな大震災前のものでしょうに。
太平洋の向こうでパニックを起こしてどうするよ?と言いたい。
ドイツって親日国じゃなかったのか!?

しかしよく読めば
この引き返してしまった救助隊というのは5人の民間チーム。
ドイツ政府が寄越した41人と犬3頭の救助隊は
まだ頑張ってくれていると信じたい。
そして以下のようにマットウなことを言う人も。
ドイツの良識を信じたいものです。

”親愛なる日本の皆様へ

この場をお借りしまして、被災者やそのご友人、ご家族やご親戚の方々、ならびに在独邦人の皆様にもお悔やみを申し上げます。また、この百年に一度と言われる大災害に対するドイツの世論の反応を大変恥ずべきものと考えています。何十万もの人々が家を失い、雪と寒さの中で行方不明の方々に思いを馳せては悲しみに暮れ、また数百万もの日本の方々が放射線の危害に怯えて暮らしています。

ひるがえってドイツはといえば、政府が非常事態を宣言しているのです。しかし非常事態なのはむしろドイツ人の頭の中ではないでしょうか?ヨウ素剤や放射能測定器を買いに走る人がいるかと思えば、テレビではぬくぬくと暮らしている視聴者に向かって、まるでこの世の終わりであるかのように煽りたてています。しかし実際に災害現場で起こっていることを考えると、これらは馬鹿にしているとしか映りません。

いやらしいことに政治家たちはこの迫りくる核災害をいいことに、党利党略に走っています。同じドイツ人として日本の皆様に申し訳なく思いますが、同盟90/緑の党のクラウディア・ロート党首は、デモ行進の人達の列でわめき散らし、次の選挙には勝ったも同然と内心ほくそ笑んでることでしょう。しかしそれはまだ行方不明のままの犠牲者を冒涜する行為であり、被災者の方々のことがすっぽりと頭から抜け落ちているのです。

また、日本の首相から直接情報が上がってこないといって苦言を呈していた大臣がおりました。これについても申し訳なく思います。これだけドイツの世論が敏感になっているのに日本政府が構っている余裕があるとでも思っているのでしょうか。さらにこうしたドイツの恥ずべき姿に拍車をかけたのが日本に向かった救助隊でした。成田空港で迎えが来なかったといって、すぐに引き返してしまったのです。所詮は同情ではなく旅行気分だったのでしょう。メディアも憶測と事実を混同し、はなから「チェルノブイリの再来」を吹聴しています。同業者として恥ずかしく思います。こうしてドイツはパニックに陥り、同情し痛みを分かち合い、被災者の方々のお気持ちに配慮することができなくなってしまっているのです。

日本の皆様の冷静沈着さにはつくづく驚かされます。そうかと思えばドイツ国内では狂ったように騒ぎ立てるばかりで、お恥ずかしい限りです。ドイツ人の振る舞いは、まるでしつけの行き届いていない子供の様で、わがままで自己中心的で、はっきりいって無慈悲です。

しかしドイツにはそうでない人達がいることも、どうか忘れないで下さい。彼らは沈黙し、想像を絶する痛ましい光景に心を動かされているのです。そして原発の技術者や自衛隊員の方々が我が身を省みず、最悪の事態を食い止めるため、自らの健康やいのちを危険にさらしているその姿勢を目の当たりにして、深い敬意の念を抱いているのです。

私達は日本の皆様と心を一つにし、上から目線で語ったり、自分達が正しいなどと言うつもりもありません。まして自然災害にどう立ち向かうべきか教えてやろうなどとは夢にも思いません。皆様とともに謹んで哀悼の意を表したいと思います。”

ドイツ『週刊経済』誌 編集長 Roland Tichy氏のメッセージ
http://fachwerk.exblog.jp/15075398
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