Zooey's Diary

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記念日ランチ@小笠原伯爵邸

2008年03月30日 | グルメ
ミシュランにも載った新宿、河田町にあるレストラン小笠原伯爵邸。
もと小倉城主であった小笠原伯爵家の、美しいスパニッシュ様式の邸宅建築です。
この建物は戦後米軍に接収され、その後東京都が福祉施設として使用の後、老朽化のため放置されていたのを民間が買い取り、修復費10億、2年の歳月をかけて、レストランとして生まれ変わったのだそうです。
スペイン瓦や特製タイルの装飾、 噴水のある中庭(パティオ)、イスラム様式のシガー・ルームなどがある、非常に綺麗な邸宅です。

レストランのメニューはコース料理一種類のみ。

①アペリティーヴォ
②平貝とパンセタ・イベリカ、アロエ・ベラのカネロン
③黒トリフときのこ、ハモン・イベリコ・ベジョタの出汁の茶碗蒸し バジルのアイレ
④エスクデージャのジュレと鱈の白子のブランダーダ キャビア添え
⑤駿河湾産赤海老のカルデレタと鹿児島産蜜芋のカプチーノ
⑥湯湯葉とフォアグラ、りんごと赤すぐりのスープ
⑦高知産ポンカンと平鱸
⑧シャラン産仔鴨のローストと根セロリのピューレ 千寿葱のカルソターダ
⑨甲いかと豚足のアロス 明太子のセルフィーユのアリオリ
⑩ライチのソルベと薔薇のジュレ フランボワーズのソース
⑪アールグレイのアングレーズ コアントローのアイレ

一品ずつの量は非常に上品なものですが、なんといっても数が多すぎ…私が食べられたのは8割弱か。
伝統的なスペイン料理に和風テイストを加えたという、遊び心満載、目にも鮮やかな至福の料理の数々でした。

写真はなんとトイレです。

小笠原伯爵邸
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「女性誌から見る女の欲望」

2008年03月27日 | Weblog
私が住んでいる地域に配られるフリーペーパーに、「田園都市リビング」というのがあります。今週号に、「女性誌から見る女の欲望」と題して、この地域の主婦に人気があるという女性誌の、それぞれの愛読者像を定義しています。

それによると
「ESSE」を好む主婦というのは「実用第一、お洒落は第二。自分の生活が大事。無印良品やユニクロが好きで環境問題に興味があり、”フツーが楽しくて幸せと知っている感じ”」なのだそうです。

その好対照が「saita」。
松坂大輔の奥さん、柴田倫代がイメージモデルで「お洒落に興味深々、ママであることも強烈アピール。”賢い子ども、優秀なダンナ、でも主役はそれを勝ち取った上品ママの私”」
さらに勝ち組の匂いがする、その40代バージョンが「STORY」。
「黒田知永子、さらに清原選手の奥さんの清原亜季がイメージモデルで、”可愛いをあきらめない””もう一回女を頑張る”など、”女であること”が唯一最大のテーマ。」

「クロワッサン」を愛読するミセスは
「審美眼高く、本当にいいものを知っている大人の女性。目指すは白洲正子、あるいはお手本なし。建前は年を重ねることを喜ぶアンチ・アンチエイジング、でもやっぱりアンチ・エイジング情報も欲しがる。」
のだそうです。

笑ってしまいました。
私は月に一回髪を切って貰う時、女性誌を数冊膝に乗せてモノも言わず読み耽ります。担当のお兄ちゃん、もうよく心得ていて、私の好きな女性誌をちゃんと持ってきてくれます。 わざわざ買うほどではないが、巷の女性誌に載っている最新情報も知りたいというささやかな欲望は、これで充足されます。
上で紹介された雑誌もその中にしっかり入っています。

写真 銀座和光のウインドウ・ディスプレイ
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タロウの入院

2008年03月24日 | 家庭
今回の帰省にあたって心配だったのは、タロウのことです。

3,4日留守にする間、タロウをどうしたものか?
連れて行くといっても、今回はとてもタロウの相手などしていられない。
第一、岐阜では基本的に車で動くのだけれど、タロウは30分で車に酔ってしまう。かといってペットホテルというのは…

私は以前、友人知人からペットホテルの弊害について散々聞かされていたのです。
ある友人は数日間の旅行に行くのに犬を預けたのだけれども、その子は初日からご飯も食べず、尿も出ず、携帯にホテルから連絡がきて、泣く泣く旅先から引き返したのだとか。またある友人の猫は、数日間ホテルに預けて以来ノイローゼになってしまい、その後一月ほどして死んでしまったのだとか。

以前プロの調教師にトレーニングを頼んだ時、この子は明るくて人懐っこいから何処に預けても心配ありませんよと言われましたが、そんなことを聞くとやはり心配です。悩んだ結果、去勢手術を兼ねて入院させることにしました。友人から評判のよい獣医さんを紹介して貰って。どうせいつかしなくてはならないと思っていましたし。

去勢については色々な意見もあるようですが、ストレスが減って穏やかになる、癌になりにくくなるなど、今は施術させる人が多いようです。
で、そのやり方も獣医さんによって色々で、雄の去勢は簡単だから日帰りでいいという所あり、やはり2,3日は入院させた方がいいという所あり。

結局タロウは手術を入れて3泊4日の入院。
途中で電話して様子を聞きましたが、術後の経過もよく元気に過ごし、ご飯を食べまくっていたそうです。
私と次男が迎えに行くと、狂ったように尻尾を振り、部屋中を転げ回ってウレションを撒き散らし、全身ベタベタになって歓迎してくれました。

写真 エリザベス・カラーをつけたタロウ   
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蝶々の付け下げ

2008年03月19日 | 家庭
岐阜に帰省していました。

親戚に、以前重要無形文化財に指定された能楽師という人がいるのですが
今回自宅に能の舞台を作ってしまったのです。
そのお披露目の初舞台の、お祝いとお手伝いに駆けつけたのでした。

私はささやかなお手伝いをしただけなのですが
久しぶりに着物を着ました。
ピンク地に、絞りと刺繍で大胆に蝶をあしらった付け下げ。
こりゃ派手過ぎるんじゃないの?とさすがに思ったのですが
まあ春ですし、おめでたい席ですし。

次男にどう?と聞くと
(その歳でそんなの着るなんて)法律違反じゃないの?と言い放ちました…

写真 完成した能の舞台
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「ライラの冒険」

2008年03月13日 | 映画
"12歳のおてんば少女ライラは、何者かに連れ去られた親友ロジャーを探すために守護精霊のパンタライモンと共に北の国へと冒険の旅に出る。
しかし、真実を示すという「黄金の羅針盤」に導かれ進んでいく旅の行く末には、全世界を巻き込む驚くべき戦いが待ち受けていた…。"(goo映画より)

私はこれ、原作も読んだのですが…
ハリポタ・シリーズほどには引き込まれませんでした。
とっても淡々としていて、これでも児童文学なの?という感じ。
壮大なファンタジーとしてのストーリーは面白いとしても
ハリポタのように、子どもたちの友情や嫉妬や淡い恋心などによる駆け引き、
そういったオマケもあまり見られませんでしたし…

でもその程度の読み込みの後に観た映画は、もっと物足りませんでした。
登場人物の性格も、人間関係についての描き込みも。
画面から観てとれるライラは、利発で生意気で嘘つきな女の子に過ぎない。
ライラとアスリエル卿、そしてコールター夫人との複雑な関係も
これではよく分からない。
自分の出生の秘密を初めて知ったライラが、悩まない訳がないと思うのですが、その辺りもまるで描けていない。

ダイモンやゴブラーといった特異な存在についての説明も。
守護精霊であるダイモンが人間にとってどれほど重要なものであるか。
ゴブラーがどれほど邪悪で恐ろしいものであるのか。
そういったことが、原作を読まないでどれほど伝わるかは非常に疑問です。
迫力があったのは鎧熊のイオニク・バーニソンぐらいか…
ライラのダイモン、パンタライモンも可愛かった!
この辺りは、映像の素晴らしさが味わえるのですが…

やっぱり物語の導入部という感は拭えません。
次回作に期待します。

「ライラの冒険」http://lyra.gyao.jp/?cid=google_gaga_lyra_cm
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日本のお間抜けなロボット

2008年03月08日 | Weblog
今日の日経新聞の土曜版。
「VIVA!個電天国」という記事で紹介されているのは、その名も「ロボット・フット・ガシャーン」。ロボットの足のような形の、歩くと音がする面白スリッパなのだそうです。

しかしこれ、色のセンスといい、ばかばかしいまでのその大きさといい、
わざわざ電池を入れて騒音を出す仕組みといい…
私だったらちょっとご遠慮申し上げたいと思う代物なのですが…

思わず日記に取り上げたのは、その紹介文が面白かったから。
”そもそも、「ロボット」という言葉が誕生するきっかけとなったチェコのお芝居は、ロボットが人類を滅ぼしてしまうというストーリー。そのせいか欧米では、ロボットが人の仕事を奪ってしまう怖いものと思っている人がいまだに多いという。
かたや日本では、ドラえもんやらヤッターマンやら、ロボコンやら、どう考えても人類を攻める意欲からしてなさそうな、おまぬけなキャラぞろい。鉄腕アトムが国民にまんべんなくいいイメージを刷り込んだところで、さらに「抜けてるヤツ」という味付けで愛を深める。これって日本人のお家芸という気がする。”

ああ、そうだったのだ…
きっかけとなったチェコのお芝居というのは、カレル・チャペックによる「R.U.R.」ですね。
確かに、私が知っている欧米の小説や映画に出て来るロボットというのは、無機質でちょっと怖いイメージのものが多い気がする。
それに引きかえ、日本のは…w
最近、”しゃべるロボット”が搭載された新車をTVで紹介していましたが、そのロボットも、丸っこくてまるで面白漫画のようなイメージでした。

この先、家事ロボットや介護ロボットなど、人間の生活を楽にしてくれる類のロボットがどんどん出てきてくれることを期待している私としては、無機質で怖いロボットよりも、可愛くてお間抜けなロボットの方がそりゃいいですとも…

「ロボット・フット・ガシャーン」
http://item.rakuten.co.jp/glad-shop/3210023-0024/
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「エリザベス・ゴールデン・エイジ」

2008年03月06日 | 映画
前作の「エリザベス」の公開は1998年ですから、もう10年近く前なのですね。
あの時は悩める娘であったエリザベスが、ラストシーンで顔を真っ白に塗りたくって、自分は国家と結婚するのだと宣言したところが印象的でした。
そしてあれから経験と齢を重ねて、暗殺未遂やスペインの急襲を乗り越え、
大英帝国の黄金時代(golden age)を築くまでが今回のお話です。
本年度のアカデミー衣装デザイン賞を取っただけあって、そりゃあ豪華絢爛な衣装です。 ケイト・ブランシェットの迫力ある演技も、鬼気迫るようです。

作品中エリザベスが何度も「妾腹の子」と呼ばれていたのが気になって、ちょっと調べてみたら、彼女はヘンリー8世と第2妃アンの娘であったのですね。

”エリザベスの母は1536年、彼女がまだ幼い頃、姦通の罪で処刑され、議会は決議を行ってアンの結婚の無効を宣言した。
エリザベスは私生児とされ、(中略)法律上は嫡出子として認められなかったが、1544年、議会は異母弟エドワードと異母姉メアリーの後に彼女が王位を継承する権利を認めた。”

”エリザベスが受けた正式の教育はおびただしいものだった。神学的教養や雄弁術、ギリシャ、ラテンの古典を学び、ラテン、フランス、イタリアなどの外国語に通じ、歴史、音楽、神学に親しんだ。彼女は一生を独身で過ごし「処女女王」と呼ばれたが、それはまた外交的な武器でもあった。彼女はその特権を利用して多くの国王や貴族をあやつり、困難な状況を乗り切っていったのである。デンマーク王、スエーデン王など、そして当時のキリスト社会でもっとも偉大な君主スペインのフェリペ2世も求婚したが、「イングランドと結婚した」と言って断った。”
情報元http://www.geocities.com/Heartland/Acres/7288/England/elizabeth.htm

女王とはいっても、一人の女であることには変わりはない。
恋心を抱いたり、恋敵に激しい嫉妬を抱いたり、相手の男を憎悪したり…
しかし、最後には彼女は国家を選び、凛として生きていく。
その姿は実に天晴れでした。

ただ気になったことは…
一生独身を貫いたエリザベスは「バージン・クィーン」と呼ばれ、世の賞賛と尊敬を一身に集めたといいます。
しかし実際には公認のような愛人もおり、本当にバージンだったとは誰も信じていなかったという説もあります。
それなのに、何故「バージン・クィーン」がそんなにありがたいのか…?
新大陸にその名から「バージニア」という地名までつけるほどに。
このダブル・スタンダードは一体何なのでしょうか?

エリザベスhttp://www.elizabeth-goldenage.jp/
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ネット炎上

2008年03月02日 | 社会
最近読売新聞の一面で、「ネット社会」と題する記事を連載しています。

金曜日の記事に「安易な発信 生活も炎上」と題して、いたずらで書き込んだネットの発言のせいで、退学まで追い込まれた高校生の例があげてあります。
彼は、某SNSの日記に「(バイトしていた)ケン○ッキーでゴキブリ揚げてたムービー撮ればよかった」と書き込んだのだそうです。
その一言は、瞬く間にネット上に広がり、「犯人叩き」が始まったのだそうです。
SNSに公開したプロフィルを手がかりに素性も明らかにされ、2チャンネルには非難の声があふれ、彼の高校にも1日100本以上の抗議の電話がかかり、結局彼は自主退学することを余儀なくされたのだとか。

高校によると
彼は「仲間しか見ていないと思って、面白おかしくウソを書いてしまった」
のだそうです。
「仲間だけが参加するSNSに書き込んでも、その仲間が別の掲示板に転載すれば時間や場所を越えて広がっていく。誰もが自由に情報発信できる総放送局時代は、いつ自分が集中砲火を浴びるかもしれない危険と隣り合わせだということだ。」
と記事は結んでいます。

昨日土曜日の記事は「ゲーム感覚 悪意の増殖」と題して、そういった「ネット炎上」をさせる仕掛け人のことを紹介しています。
29歳のIT会社員は、そうした火種をつけることが趣味なのだとか。
「自分たちの行動が社会現象を起こし、相手を追い込むことができる。
単純に面白い。ゲーム感覚?そうかもしれません。
相手への怒りも正義感もまったくない。人の不幸は楽しいでしょ」と。

怖いですね…
仕掛け人にとっては単なるゲームであっても、その血祭りにあげられた人は、どんなに傷つくか。
それで人生を誤ってしまうことだってあるでしょう。
私はブログを書くにあたって、一主婦のたわ言くらい聞き咎める人もいないだろうと勝手に安心している部分があったと思うのですが、日々色々なことを発信していくからには、そういう危険性もあるのだと認識を新たにしました。

写真 トイレ・トレーニング中のタロウ
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