Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

人類を救う方法

2020年03月31日 | 社会

今日現在、アメリカのコロナ感染者16万人超、死者3170人。
イタリアは感染者10万人超、死者11,660人。
日本は感染者1989人、死者59人。
志村けんさんが亡くなられたことは、日本中がショックを受けました。
イギリスのチャールズ皇太子、ジョンソン首相など、世界中で有名人が続々感染。
パリでは16歳の少女が、米国LAでは17歳の少年が、どちらも基礎疾患なしで死亡。
ウイルスの魔の手は、何処まで地球を侵食したら気がすむのか?



昨日は私の誕生日だったのですが、予約していたレストランもキャンセルし、
ジムにも何処にも行けず、引きこもって一日を過ごしました。
出かけたのは、タロウの散歩くらい。
近所の公園の桜はいつもと変わらず、美しく咲き誇っていましたが。
こんな誕生日を迎えることになるなんて、夢にも思いませんでした。


あまりにも暗いニュースばかりなので、ちょっと笑えるニュースを。
25日にニュージーランドの警察が発信したというメッセージ。



「歴史上初めて、TVの前で転がって何もしないだけで人類が救える。さぁ失敗するなよ」


確かに、何もしないことが人類を救うことになるなんて。
NZ警察のユーモアのセンスに参りました。

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パンデミックな日々

2020年03月29日 | 社会
(今朝のバルコニー)

コロナによる死者数、今日イタリアはついに1万人を超えました。
昨日感染者数が10万人を超えたアメリカ、今日はもう12万4千人超。
日本は感染者数1724人、死者55人。
東京では今日、過去最多の68人が新たに感染。

ピークがとうに終わり、コロナを抑え込んだと当局が発表している中国では
最近、離婚手続きの申し込みが殺到しているのだとか。
パリ在住の友人によると、フランスでは外出禁止令が出て12日目にしてDVが地方で32%、パリで36%上昇ですって。
そりゃ長期間の自宅隔離や在宅勤務でずっと鼻を突き合わせていたら、イライラもするし、ストレスもたまるよねえ。


「ある医師のコロナにまつわる現場の本音」という文章が、マスクの効用などについても丁寧に説明してくれ、非常に分かりやすくて有益なのですが、何しろ長く、1万字以上にもなるのです。
これを物凄く乱暴に要約すると
「海外がどんなにわめこうが、検査は重症者、肺炎患者、疑い濃厚例だけにしてくれ!」
「重症者は頑張って私たちで救命するから、ご飯が息切れせずに食べられる人とか、歩いて外来に来られる人とか、検査の意味がない人は家で寝ていてくれ!」
「軽症で病院に来られてもやることは何もない!検査陰性でもコロナじゃないと確定しない!検査なんて半分はハズレだ!偽陰性で街中をうろつかれたら大変なことになる!陰性とか陽性とかいちいち騒がないで風邪は全てコロナだと思って2週間家に居てくれ!」
(つまり赤字の部分だけを抽出したとも言えますが)



昨日はこちら、20℃を超える暖かな日でした。
タロウの散歩で行った近所の公園では、桜が満開。
ところが今朝起きたらミゾレ、そのうち大きな牡丹雪に。
昨日との温度差は19℃だったとか。
天気予報で雪の予想を聞いてはいたのですが、まさかという思いも強く、
バルコニーの花は出したままでした。
季節外れの雪に覆われた桜もバルコニーの花も可哀想ですが、
コロナ禍に見舞われた我々よりもよっぽどマシ。
熾烈な自然災害や、凶悪な宇宙人に人類が襲われる映画を散々観て来ましたが
まさか自分がパンデミックを迎える日が来るとは、夢にも思いませんでした。





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世界が当惑している

2020年03月28日 | 社会

今日現在、アメリカのコロナ感染者は10万人超となり、イタリアも中国も抜きました。
日本は感染者1499人、死者49人。


米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は26日、日本の感染状況について
「厳しい外出制限をしていないのに、イタリアやニューヨークのようなひどい状況を回避している」と指摘、世界中の疫学者は理由が分からず「当惑している」と。
日本が医療崩壊を避けるため、意図的に検査を制限しているとの見方を紹介。
米コロンビア大の専門家は「日本のやり方はばくちであり、事態が水面下で悪化し、手遅れになるまで気付かない恐れがある」と警鐘を鳴らしたとも。


本当に不思議。
最近増え続けているとはいっても、まだ桁違いに少ない。
そんなことを言っていられるのは今のうちで、日本もあっという間に
欧米のようになってしまうのか?
外出自粛要請も出ていることだし、とりあえずこの週末は籠ります。
読書、ペインティング、ガーデニングでもするか。
出かけるのは近所での、タロウの散歩くらい。



テレビのワイドショーに見覚えのある顔の女性が出ていると思ったら
豊田真由子女史でした。
「このハゲーッ!死ね!!」という大絶叫で一世を風靡したのに、また復活したの?
と思って見ていたら
地震や自然災害は人間の力ではどうにもできないけれど、ウイルス阻止は人間の知恵や努力で防げる、
どうか力を合わせて乗り切りましょうと。
あら、いいことおっしゃいますこと。
コロナに対しての大絶叫なら、共感を得られると思うのだけど。

…駄目だ、引きこもるとどんどん性格が悪くなるようです。

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みんなコロナのせい!

2020年03月27日 | グルメ

25日の夜、小池都知事が緊急記者会見を。
「このままの推移が続けばロックダウンを招く」として、今週末は不要不急の外出を自粛することなどを要請されました。
いよいよ東京も、感染爆発の重大局面にさしかかってきたのだと。
昨日になって神奈川、埼玉など首都圏4県から、同じ趣旨の発表がされました。

その直前に、久しぶりの友人と代官山のメゾン・ド・スリジェでランチしました。
先週ここを予約した時には、こんなことになるとは思ってもみませんでしたが、せめて週末の前でよかった。
代官山を散歩すると、上のような見事な黄色の花が3階のバルコニーから垂れ下がっていました。
エニシダでもモッコウバラでもない、なんだろう?とSNSに出してみたら、雲南黄梅ではないかと。


(雲南黄梅 ネットから)

なるほどと思っていたら、別の方から、カロライナ・ジャスミンではないかと。
どうもそのようです。
こんな時、SNSは本当に便利でありがたいです。


(カロライナ・ジャスミン ネットから)

ランチの際、昔のローラ・アシュレイの服を引っ張り出してみました。
世界的に有名なこのブランド、ごく最近倒産してしまったのです。
これもコロナのせいのようです。
シックで上品な花柄が好きだったのに。



代官山の西郷山公園から目黒川へ。
目黒川の桜は六部咲きから満開まで、随分と個体差がありました。
去年と違って、屋台も殆どなく、人出も少なく。
コロナのせいで…。


「ローラ アシュレイ」が経営破綻 新型コロナが業績悪化に追い打ち


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濃厚接触

2020年03月25日 | 社会

コロナの猛威は、凄い勢いで世界中に拡大しています。
昨日、ついに東京五輪延期決定。
ボランティアをやることになっていて研修などを受けていた私としては
少々残念ですが、この状況ではとても無理でしょう。
日本は今日現在、感染者数1193人、死者43人。


トルコ人の友人が、今月11日にトルコにはコロナ感染者が一人もいないのだと自慢していました。
早くに中国人を入国拒否したのが、その勝因だろうと。
ところがその翌日、イスタンブールで初の感染者を確認したというニュースが。
そこからあっという間に増加して、今日現在感染者1892人、44人。
たった2週間で日本を抜きました。
日本もこの先どうなるのか?


河野防衛相が、御自身のツイッターで、クラスターは「集団感染」、オーバーシュートは「感染爆発」、ロックダウンは「都市封鎖」にそれぞれ置き換えられると指摘していました。
分かりやすく日本語で言えばいいのにと。
それには異議ありませんが、「濃厚接触」という日本語はなんだかちょっと恥ずかしいのに「close contact」という英語表現は使わないのですね。

nCoV2019.live 
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「シェイクスピアの庭」

2020年03月24日 | 映画
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で長年シェイクスピア劇を演じて来たケネス・ブラナーが、監督と主役を務めた映画。

1613年「ヘンリー八世」上演中の火災でグローブ座が焼失し、それを機に49歳のシェイクスピア(ケネス・ブラナー)は、断筆して故郷ストラトフォード・アポン・エイヴォンに戻る。
8歳年上の妻アン(ジュディ・デンチ)、独身の次女ジュディスらは、20年以上もロンドンで仕事漬けだったあるじの、突然の帰郷に困惑する。
そんな家族をよそにシェークスピアは、17年前に亡くなった最愛の息子を悼む庭を造ろうとする。
今頃になって何をと、妻や次女は彼に強く反発する。
対立の中で、家族の秘めた思いー読み書きができない妻のコンプレックス、息子ばかり溺愛した父親に対する次女の屈折した思いなどーが明らかになって行く。
そして、息子の死の謎も。
最愛の息子は一体なぜ、幼くして亡くなったのか?



シェイクスピアは故郷に戻った3年後、1616年に亡くなっています。
人生をシェイクスピア劇にかけたケネス・ブラナーは、この文豪が何故そんなに早く筆を置いたのか、何故突然、故郷に戻ったのか、どんな晩年を過ごしたのか、どんな思いを抱いて亡くなったのか、、、
そんな疑問を抱いてこの作品を作ったのではないでしょうか。


(シェイクスピアの家 2009年)

イギリスの田舎の緑深い田園風景、夜の暖炉と蝋燭の炎が揺らぐ暗い室内風景。
風の音、小川のせせらぎ、暖炉の炎の音といった静かな効果音。
そういったシーンが延々と続く、静謐な映画です。
盛り上がりに欠け、限りなく眠りを誘うとも言えますが。
ストラトフォード・アポン・エイヴォン、10年ほど前に行きました。
名前が長すぎるという欠点はさておき、ハーフティンバー様式の漆喰の壁に木枠の家が立ち並び、川にナローボートが浮かぶ、小さな美しい町でした。

(ナローボート 2009年)

シェイクスピアの家にも行きましたとも。
思ったよりも小さな家を、野趣に満ちた素朴な緑の庭が取り囲んでいました。
この映画のエピソードが何処まで史実なのか分かりませんが、偉大な天才作家というイメージしかなかったシェイクスピアが、初めて人間臭く感じられました。
原題「ALL IS TRUE」。

公式HP 

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今年のお花見

2020年03月22日 | お出かけ

今日現在、日本は感染者数1015人、死者35人。
20日に死者数が3千人を超えて中国の数を抜いたイタリアは、早くも5万人超、4825人。



19日のコロナ対策専門家会議によると
「換気の悪い密閉空間」「人が密集する所」「近距離での会話や発声が行われる所」
という3つの条件が重なるというのがよろしくないらしい。
欧米の多くの国が外出禁止、飲食店閉鎖、渡航禁止などを発令、非常事態宣言を出しているのに、日本はまだまだ平和でありがたいのですが…



あまりにもお天気が良かった昨日、とりあえず車でお花見に。
六本木ヒルズとミッドタウンの桜。
外国人観光客が減り、飲食も禁止されているせいか、例年より人はずっと少ない。
全体的には五分咲きくらいでしたが、青空によく映えていました。



犬連れ可のイタリアン、元麻布の「Diechi」で隣の席にいた大きなワンコ。
あんまり見たことのない犬種だと思って聞いてみたら、南アフリカ原産の「リッジバック」というのですって。
背中に一筋の逆毛(リッジ)があるのが特徴なのだそうです。
後で調べてみたら、正式名称はローデシアン・リッジバック(Rhodesian Ridgeback)。
地元のホッテントット族が古くから猟犬として飼育していたホッテントット・ドッグとヨーロッパのマスティフタイプの犬のミックスで、カバ、ゾウ、ライオンなどの猛獣を狩るのに使われていた勇猛な犬なのですって。
こんなに可愛い顔しているのにね。
日本には数頭しかいないのだとか。
そんなに珍しい犬なのだったら、もっとたっぷり撫でておけばよかった。

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とりあえずは持ちこたえている

2020年03月20日 | 社会

FBで廻って来た画像。
笑ってしまいました。
日本時間の今朝、イタリアの死亡者数はついに中国を超えました。
日本は今、感染者数956人、死者数40人。
昨夜遅くに行われた日本のコロナ対策の専門家会議では、今の現状は、とりあえずは持ちこたえているが、オーバーシュートの危険性があると。
引き続き全国的な大規模イベントは自粛を要請するが、地域によっては学校活動、屋外でのスポーツやその観戦、文化・芸術施設の利用はリスクを判断した上でよしとのこと。
分かったような分からないような…



金子國義文化村展。
文化村Museumは休館中ですが、小さなギャラリーはやっていました。
入口のドアを開け放し、薄ら寒い中での鑑賞。
展内は撮影禁止なので、外の絵とアトリエ風景だけを。
「O嬢の物語」の挿絵など、背徳と禁断の匂いがする世界に、
十代の頃ドキドキしながら足を踏み入れたことを思い出しました。



「俺流新世界」文化村前店。
「俺流塩らーめん」の数軒隣で紛らわしいが、別の店のようです。
焼きアゴ出汁を使っているところが違うらしい。
海老混ぜ麺と柚子塩ラーメン。
トッピング用具材がたっぷり!



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せめて一言

2020年03月18日 | 社会

シアトルの高校生が作ったという、新型コロナウィルスの追跡サイト
今朝見た時は全世界の感染者数が19万人台だったのが、夜見たら20万人超に。
イタリア、イラン、スペインは軒並み1万人超で、毎日恐ろしい勢いで増えています。
特にイタリアは感染者数3万人超、死者2503人。
欧米の多くの国で学校も美術館も飲食店も閉鎖、外出禁止令が出ている国も。
人っ子一人いない、ゴーストタウンのようなパリやミラノの様子を、テレビが映し出していました。


方や日本は、感染者835人、死者29人。
学校は全国的に休校、美術館は閉まっている所が多いものの、飲食店も映画館も百貨店も普通に営業しています。
今日も渋谷は人で溢れていました。
こんな平和な状態がいつまで続くのだろう?
このまま収束してくれたらそんな嬉しいことはないのですが、海外の恐ろしい状況を見るにつけ信じがたい気がします。




アルピニストの野口健氏が
「土下座しろとは言わない。しかし、せめて一言、世界に対しお詫びの言葉があって然るべき。その上で武漢の経験からくるアドバイスを世界に向け発するのが道理。また、この様な横柄な態度を取る事により、海外で生活されている多くの中国人が「差別の対象」にされてしまう事に想像すら出来ないのか。」
とツィート。
ウンウンと思って読んでいたら、リツィートにびっくり!
同じことを言って、ボコボコに批判された中国人テレビキャスターがいたのですね。
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「ジュディ 虹の彼方に」

2020年03月17日 | 映画

ハリウッド黄金期のミュージカル女優ジュディ・ガーランドが、47歳で亡くなる半年前の1968年冬に行ったロンドン公演の日々を描いた作品。
ジュディに扮し、全曲を歌い上げたレネー・ゼルウィガーが、アカデミー賞主演女優賞受賞。

ジュディ・ガーランドといえば、私にとってはミュージカル映画「オズの魔法使い」に出て来る可愛らしい少女。
その生涯についてはまるで知りませんでした。
1968年、地方巡業で生計を立てていたジュディは借金がかさみ、ホテルからも追い出される始末。
別れた夫から子供たちの親権を取られそうになり、起死回生をかけてロンドン公演に臨む。
しかしロンドンでも、遅刻やドタキャンなどの愚行を繰り返してしまい、遂には舞台を降ろされてしまうのです。



物語は、ジュディの惨めな最晩年の様子と、子役で売り出した頃の回想シーンが、交互に繰り返されながら進行します。
遊ぶ時間どころか寝る時間すらなく、厳しい食事制限を課せられる少女時代のジュディ。
ダイエット薬と称して、覚醒剤(アンフェタミン)漬けにされる。
青少年保護法なんてあったものじゃなく、子役が大人の食い物にされた時代、セクハラも当たり前にあったのでしょう。
あの夢のような「オズの魔法使い」の裏には、こんな事実があったのですね。



こんな少女時代を過ごしたらそりゃ、人生が駄目になるでしょう。
映画を観終わってからWikiで見てみたら、ジュディはその後、神経症と薬物中毒に苦しめられ、撮影への遅刻や出勤拒否、薬物治療のための入退院を繰り返す。
5回結婚するがどれも長続きせず、ロンドン公演の半年後、睡眠薬の過剰摂取にてバスルームで死去。
娘のライザ・ミネリは「母はハリウッドに殺された」と言っていたのだそうです。


それでも舞台に立って最高のステージを見せ、喝采を浴びる大歌手としての矜持を
映画のラストシーンは見せてくれます。
長年の彼女の熱烈なフアンという、ゲイのカップルもいい味を出していました。
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