Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

停戦交渉、伊豆二日目

2022年03月31日 | 国内旅行

昨日の読売新聞の「編集手帳」に、イスタンブールでの停戦交渉について
”強盗でいえば、被害者が加害者側の要求をのまなければ解放されないという交渉に似ている”と。
ロシアの暴挙が何処まで続くのか、世界は止めることができないのか、なんだか泣けてきます。



まだ伊豆二日目のことを書いてなかったのでした。
宿の温泉を堪能し、上々のお天気の中、向ったのは西伊豆の黄金崎公園。
「伊豆 桜」で検索して、そこでは海に映える桜の光景を楽しめると知ったのです。
海なし県で生まれ育った我々夫婦、そういえば海に映える桜って見たことない!ということで(我々が知らないだけで、海に囲まれた日本にはそこら中にあるのかもしれませんが)、伊豆半島の真ん中あたり、東側の伊豆高原から、西側の黄金岬に向かって山道を横断したのでした。



途中には名もなき桜の名所が幾つも。
松崎町の何㎞も続く桜と菜の花の土手。



花畑の中にいた等身大の人形たち。
この花畑は、村興し事業の一環だそうです。

  

そして黄金崎公園の桜。
青い空、青い海、ピンクの桜、浮かぶ小島と白い船。
見事な景観でした。



まだそれ程知られてないのか、そして月曜日だったせいか、観光客の姿は殆ど見られず、バズーカ砲のような望遠レンズを抱えた人達が盛んに写真を撮っていました。
青い海とピンクの桜、堪能しました。

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アカデミー賞と誕生日ランチ

2022年03月30日 | グルメ

第94回アカデミー賞で、濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を受賞。
確かに面白いとは思いましたが、盛り上がりや起伏に欠ける3時間もの淡々とした長編が、よく取れたものです。
作品賞は私も好きな「コーダ」が受賞したし、ウクライナへの支援も呼びかけられ、ちらっと見ただけですが納得できる今年のアカデミー賞授賞式でした。

ところがウイル・スミスが壇上で、プレゼンターの男性クリス・ロックの顔を平手打ちしたというのです。
ロックがスミスの妻ジェイダを侮辱したからという理由で。
ジェイダは病気による脱毛症だそうで、今は丸刈りという感じのヘアスタイルなのですが、ロックは「G・I・ジェーンの続編を楽しみにしている」と発言。
「G・I…」は90年代のデミ・ムーアが軍人役で丸刈りになった映画なのですが、ポリカル問題(ポリティカル・コレクトネス)にうるさい米国でこんなジョークが出るとは。
しかし、だからといって、人をぶってはいけないでしょう。
「ドリームプラン」で主演男優賞を受賞したスミス、こんな暴力事件を起こしたら、その賞を剥奪されても仕方ないと思うのですが…
 

イタリア版ミシュランガイドで日本人初の星獲得したという堀江純一郎シェフが、二子玉川に「イルンガ」をオープン。
グルメの友人に教えて貰った、郷土料理がベースのイタリア料理店ですが、こちら完全予約制で、お店の前には看板も名前も出ていないのです。
こんな小さなマークが出ているだけ。
分からなくて、お店の前をウロウロしてしまいました。
こじんまりした店内は、太い木の柱と梁を生かした独特なデザイン。



 イサキのカルパッチョと蕗の薹 
 牛の岩塩焼き 
 唐辛子のタリオリーニ イベリコ豚のラグー
 レモンのムース
この他にお口直しのグラニテやコーヒーなど。
誕生日ランチということで、デザートを可愛らしく仕上げて下さいました。



それにしても、去年の誕生日ランチにも頑張って着物を着たのですが、一年後に欧州で戦争が起こっているなんて、夢にも思わなかったのでした。


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伊豆の桜

2022年03月28日 | 国内旅行

都心で桜が満開となった昨日から、伊豆に出かけていました。
伊東マリンタウン「漁師めし」でランチを取って、伊豆高原桜並木道へ。
満開のソメイヨシノの並木が3㎞続くという起伏の多い並木道を、14歳のタロウ、よく歩きました。



そして大室山の麓にある「さくらの里」へ。
40000㎡の広大な敷地に40種類・1500本の桜が植えられているというここは標高が高いので、ソメイヨシノや枝垂れ桜はまだこれからという感じ。



それにしても大寒桜、台湾緋桜、伊東桜、修善寺寒桜、八重紅彼岸桜、豆桜、里枝垂桜、etc。
桜にこんなに種類があるなんてね?



モコモコのコアラを背負った人懐っこいレトリバーがいました。
あんまり可愛いので一緒に撮らせて貰いましたが、必死に逃げようとするタロウ。



お宿は、昨秋行った「愛犬お宿」
ここはスタッフが舐めるように犬を可愛がってくれ、タロウがあんまり喜んだので再訪したのでした。
私は国内旅行に行く時はいつも本を1冊持って行くのですが、今回は忘れてしまった。
宿にライブラリーがあるというので寝る前に行ってみたら、なんと一部屋ぎっしり漫画ばかり。
歌舞伎を扱った嶋木あこ著「ぴんとこな」全16巻を、1~10巻まで読みました。
歌舞伎界の名門に生まれた男子高校生とそのライバルが、芸と一人の少女とを巡ってのてんやわんや。
もう少しで読破できたのだけど、次の日も私が運転することになっていたのであまり寝不足という訳にも行かず、残念。
「ぴんとこな」とは、歌舞伎の用語で「男らしく芯のある二枚目」を意味するといいます。




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「テスカトリポカ」

2022年03月26日 | 


参りました。
麻薬と貧困と暴力の、果てしない残酷物語。
直木賞・山本周五郎賞受賞。
何度も鳥肌を立てながらも550ページの長編を最後まで読んだのは、アステカ文明への信仰がこのストーリーにどう関わるのかを確認したかったからです。
3年前、コロナ襲来の直前メキシコに行った際に、私はアステカ文明についての本を夢中で読んだのでした。

メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロは、対立組織との抗争の果てにジャカルタに逃げ、日本人の臓器ブローカーに出会う。日本に生まれ育ち、虐待された挙句に両親を殺した少年コシモは、その並外れた体格と格闘能力をバルミロに見込まれて、殺し屋として雇われる。アステカ文明への信仰を持つバルミロとコシモの人生が臓器シンジケートという闇の世界で交わり、破滅へと突き進んでいく…

1996年、麻薬カルテルに支配されているメキシコの田舎町から、17歳の少女ルシアが逃げ出す場面から物語は始まります。
ルシアの兄は、麻薬密売人の手を借りずにアメリカへの不法入国を企て、売人からむごたらしく殺されてしまう。
”両目を抉り出され、舌を切断され、手足を切り落とされて全裸で路上に転がされていた”というのです。
ルシアは南メキシコのアカプルコで稼いだ後、日本へと逃げ、暴力団員の男と一緒に住むようになる。
薬中になった彼女から生まれ、育児放棄されて学校にも行かずに野生児のように育ったのが、前述の少年コシモです。

”神殿、群立する巨大な階段ピラミッド、その頂上で夜明けからずっと儀式が執り行われていた。神々の為にいけにえが捧げられていた。いけにえはひたすら殺されていった。
神官たちは心臓をえぐり取った死体を、下へと突き落とした。神に食べられ、胸に穴の空いた死体は、長い階段を転がり落ち、待ち受ける係が首を切り落とした。首なしの死体を囲む人々が、腕と足を切り落とした。見ることも、触れることもできない恐ろしい存在に、いけにえの心臓と腕が捧げられようとしていた。
永遠の若さを生き、すべての闇を映し出して支配する、テスカトリポカ。”


(2016年大英博物館で)

テスカトリポカというのは、世界を創造し、アステカ神の頂点に立つとされる神。
私はこの神のマスクに以前、大英博物館で出会い、妙に心惹かれたのでした。
人間の頭蓋骨に黒曜石と翡翠のモザイクを貼り付けたという、なんとも不気味なマスクです。
そして神官が生贄の胸を切り開いて取り出した心臓を置いた、チャックモールという人型の台は、メキシコの遺跡観光のあちこちで見かけました。

メキシコの麻薬カルテル、インドネシアのヘロイン密売組織、中国黒社会の有力組織919、血で血を洗うような暴力組織が次々と登場します。
しかしそうした暴力組織よりももっと恐ろしかったのが、無戸籍児という法の穴を利用して作られた日本の臓器売買ビジネスであったとは。
アステカの人身御供と現代の麻薬カルテル、そして臓器シンジケート。
共通項は血なまぐさい残虐さか。
人間の怖さを思い知らされる小説ですが、最後にかすかな救いがあります。

『テスカトリポカ』

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ロシアの隣接国の痛み「金の糸」

2022年03月25日 | 映画

ジョージアの古都トビリシの旧市街に暮らす作家のエレナは79歳。
娘夫婦やひ孫と暮らしてはいるが、彼女の誕生日を誰も覚えていない。
脚が悪くて外出もままならず、孤独な日々を送っていた。
娘の姑ミランダがアルツハイマーとなって一人暮らしが難しくなり、一緒に暮らすことになるが、ソ連時代に政府高官だったミランダを、エレナは快くは思っていない。
エレナの両親はソ連時代に逮捕され、酷い目に遭っていたのだった。
そんなある日、エレナの昔の恋人から電話がかかってくる…



静かな映画です。
特にこれといった事件が起きる訳でもなく、昔の恋人とまた盛り上がる訳でもない。
リアルな社会派映画と思いきや、時にシュールな映像が入り混じり、叙事詩のような作品でもあります。
しかし、その場所が何処なのかもよく分からないジョージアという国で(ロシアの下、黒海の右に位置していた)、娘夫婦と暮らしながらもエレナが感じる孤独、華やかだった昔のことばかりしつこく話すミランダの鬱陶しさ、アルツハイマー初期の自分が分からなくなっていく不安、そうした感情は日本と何ら変わることはない。
大きく違う点は、彼らを壮絶に苦しめたソ連の存在があるということです。



そして、エレナたちが住む伝統的集合住宅の面白さ。
スペインのように中庭をコの字型に囲む大きな建物、しかも木造なのです。
家から簡単に出られないエレナはこの中庭から始終、住民の様子を見ているのです。
住民たちの痴話喧嘩が筒抜けであったり、日向ぼっこしながら井戸端会議している様子は、昔の日本の長屋生活のよう。
生活様式の違いぶりに驚いたり、共通点を見つけてホッとしたりするのは、異国の映画を観る楽しみの一つです。
私にとってもう一つ特記すべきは、エレナが黒いミニチュアダックスを飼っていること。
タロウに似た子が、エレナの家の中を始終チョロチョロしていました。



監督は御年91歳のラナ・ゴゴべリゼ。
政治家であった彼女の父は処刑され、ジョージア初の女流監督であった母はシベリアに流刑されたのだそうです。
タイトルは、壊れた陶器を修復する日本独自の技法”金継ぎ”からつけられたと言います。
「日本人が数世紀も前に壊れた器を金で繋ぎ合わせるように、金の糸で過去を継ぎ合わせるならば、過去は、そのもっとも痛ましいものでさえ、財産になることでしょう」と、監督の言葉。
ロシアの近隣にあって、散々痛めつけられていた国の映画という点では、非常にタイムリーな作品とも言えます。

公式HP 

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レトロな車両、岩波ホール

2022年03月24日 | 社会

昨日乗った銀座線は、木目調のレトロなデザインでした。
ウッディな壁に深緑のシート、真鍮色の手すり、レンガ色の床。
そして、中吊り広告が一枚もない!
NYやパリやロンドンの地下鉄に比べて、日本の地下鉄は非常に清潔で綺麗だと思うのですが、あのベタベタぶら下がる中吊り広告に、私はいつも不満を持っていたのです。
このレア車両、もう大分前にできたらしいのですが、コロナ禍以降外出が激減して、初めて経験したのでした。


日本橋で用を済ませて、向ったのは岩波ホール。
この映画館がこの夏、閉館するというニュースに驚かれた人も多いでしょう。
去年の冬、綺麗にリニューアルされたばかりだったのに。
コロナ禍の影響で運営が困難になったとして、54年の歴史に幕を下ろすことになったのだそうです。
今ホールの壁には、これまでに上映された65か国271作品のポスターが貼ってあります。



映画フアンとしては不満もありました。
今時ネット予約もできない、観客席には段差もない、レディスディなどのサービスディもない。
それでも利益を度外視して、今までにどれだけのマイナーな良作を上映してくれたことか。
残念無念。
今回こちらで観たジョージア映画については、また書きます。



映画の前のランチは、神保町の「メナムのほとり」で。
日本語教師の友人が教えているタイ人の生徒が、東京で一番お勧めのタイ料理店と言ったということです。
岩波ホールのすぐ裏にありました。

乗れたらラッキー?銀座線には5%の確率でしか出会えないレア車両がある

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ゴッホの死の謎「リボルバー」

2022年03月22日 | 


アート史上最大の謎とも言われる「ゴッホの死」を題材にした、アートミステリー小説。
ゴッホやゴーギャンの絵に幼い頃から魅せられた高遠冴(たかとおさえ)は、彼らの世界を深く知るためにパリへ行き、美術史の博士号を習得し、パリの小さなオークション会社で働いていた。
ある日、冴のもとに一人の女性が訪れ、ゴッホの自殺に使われたという古い拳銃(リボルバー)を差し出した。
冴えはその錆びついたリボルバーが本物かどうか、調査を始める。
リボルバーが誰のものであったのか、誰によって使われたかを調べるにあたり、ゴッホの死の謎が一段と深まる。
ゴッホは自殺ではなく、ゴーギャンによって殺されたのか…?

ゴッホについては同じ著者の「たゆたえども沈まず」を面白く読んだので、こちらも楽しみにしていました。
しかし前半はストーリーがあまりに絵空事のようであり、パリで飛びまわる冴の活躍ぶりが少々鼻につくところがなきにしもあらずだったのですが、後半、ことに終盤に近いゴーギャンの独白辺りから、私には俄然面白く感じられました。
ゴッホがアルルでゴーギャンと暮らし始めたものの、2ヶ月で喧嘩別れし、耳を切り取って精神病院に送られ、その後ついにピストル自殺してしまうのは有名な話ですが、この本によれば、ゴーギャンはゴッホに嫉妬し、壮絶な劣等感を抱いていたというのです。

この本の表紙の絵は、ゴーギャンが最も好きだったという「ひまわり」ですが、これについてゴーギャンはこう言っています。
”もっとも目を引いたのはすべてが黄色すぎるほど黄色のタブローだった。濃い黄色、強い黄色、柔らかな黄色、淡い黄色、背景もテーブルも壺も、てんで勝手にほうぼうを向く花々も、複雑な色調の黄色で描き分けられている。にもかからわず、ちっとも騒がしくなく、むしろ静謐で、完璧な調和をたたえていた。”

そして
”私はもはや我慢の限界に達していた。フィンセントがうっとうしくてたまらなかった。
私にはアルルで描くべきものが何もなかった。それに対してフィンセントは、私と創作を共にした二ヶ月ほどのあいだに格段に進歩した。彼はどこまでも成長するひまわりで、私は彼に無条件で光を与える太陽に過ぎなかった”
そしてゴーギャンはゴッホに別れを告げるのです。
置き去られたゴッホは絶望して…

嫉妬や劣等感は誰もが持つ感情です。
膨大な資料を基に書かれた小説とはいえ、何処までが史実なのかは分かりませんが、天才画家であってもこんなにもそうした感情に苦しんでいたのかと思うと、少々身近に感じられました。

「リボルバー」 

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開花宣言

2022年03月21日 | 社会

学校や病院やショッピングモールが空爆されたり、千人以上が避難していたという劇場が爆破されたりと、聞くに堪えないようなニュースが続いています。
そしてまた、ウクライナから数千人の市民がロシアに強制連行されたのだとか。
いやそれ、いつの話?
昔のナチスの話?
大戦後の日本兵のシベリア連行?と思わず毒づいたら
「第2次世界大戦中のナチスによる強制連行のような行為が起きている。21世紀にもなって、市民が他国へ強制的に連行されるなんて想像しがたい」とマリウポリの市議会が非難したのだそうです。
やっぱり…


市民も子供もすべての人を殺せと命令されたというロシア軍兵士の音声を、ウクライナ保安庁が傍受したとか。
フェイクニュースも飛び交っているようので、何を信じていいのか分かりませんが。



東京では昨日、開花宣言が出たのだとか。
昨年より6日遅く、平年より4日早く。
今週の週末には満開になりそうだが、明日からまた冷え込み、みぞれになるかもとも。
どうか、こんな呑気なニュースを語っていられる世の中でありますように。
昨日息子たちが遊びに来て、1歳3ヶ月になったチビ姫と遊びました。



(写真は城南宮の梅と、横を向いたチビ姫)

ロシア数千人を強制連行か

「市民も子供も殺せ」ロシア軍の音声か


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下鴨神社とみたらし団子

2022年03月20日 | 国内旅行

今回の京都旅行の最後に立ち寄ったのは、下鴨神社でした。
正式名称は「賀茂御祖神社」(かもみおやじんじゃ)、京都の社寺では最も古い部類に入り、世界遺産なのだそうです。
こちらの「糺の森」(ただすのもり)は、縄文時代から生き続ける広さ3万6千坪の森なのですって。



ここには有名な梅の木があります。
その名も「光琳の梅」、尾形光琳の「紅白梅図屏風」のモデルなのだそうです。



ここはまたラグビー発症の地でもあり、「第一蹴の地」の石碑があります。
日本初のラグビー部が創設された慶應義塾の学生が、明治44年旧制三高(現京都大学)の学生に糺の森でラグビーを教えたのが始まりなのだそうです。



そしてまた、「みたらし団子」発祥の地なのですって。
みたらし団子は「御手洗団子」と書き、御手洗川の流れる下鴨神社で団子を串焼きにして売ったのが始まりだとか。
その近くの「加茂みたらし茶屋」で、みたらし団子と白玉あんこ蕨餅を頂きました。
狭い店内に溢れる客を相手に、愛想よく立ち働く若い女性たちのサービスはとても気持ちの良いものでしたが、お団子はあっさりと上品なものでした。
子供の頃食べた岐阜の、もっとこんがり焼いた田舎臭い団子と比べると、少々物足りないような。
慣れ親しんだ味は、身体に沁みついてしまったのかもしれませんね。



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世界中のみんなが

2022年03月18日 | 社会

西麻布のウクライナ大使館に行って来ました。
こじんまりした建物にあの黄色と青の旗がなびき、護衛警官が立っているのですぐに分かりました。
献花台が設けられ、戦時下のウクライナを映した写真が貼られ、寄付金を郵便箱のような所に入れられるようになっていました。
メッセージを書いたカードと共に、心ばかりの寄付をして来ました。



私のすぐ前に、大きなリュックを背負った、ガタイのよい中年男性がいました。
大使館のインタフォンを押したので、何事?と思って見ていたら、ドアが開いてウクライナ人らしい女性が現れました。
日本語を話せないが何の用ですか?と英語で。
そうしたらその男性が、寄付をしたいのですと封筒を。
寄付ならそこにと言いかけた女性、その封筒を、ありがとうございますと押し頂いていました。



一瞬見ただけですが、少々分厚かったので、結構な金額が入っていたのかもしれない。
だから寄付金箱に入れるのではなく、直接手渡したかったのかもしれない。
もしかしたらこの男性、わざわざ地方から出てきたのかもしれない。
などと色々想像してしまいました。
それに引き換え私なんて、六本木ヒルズで映画を観た帰りに散歩がてら寄って、ほんの少しばかりの寄付をしただけで恥ずかしい限り。
それでもこうして、世界中のみんなが応援しています。
ウクライナの方々、どうか頑張ってください。

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