Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

今月の小ネタ3点

2018年07月31日 | 社会


バルコニーで育てたアロマティカスで、フレッシュ・ハーブティを淹れました。
いい香り!



フレンチブルとパグの見分けが今ひとつ分からなかったのですが、これでよく分かります。
夜の散歩で出会った黒パグ(左)とフレンチブル(右)。
フレンチブルの方が一回り大きく顔もデカい、しわくちゃ度が高い、耳が立ってる、
そんなところでしょうか。



やはり夜の散歩で見つけた直径3㎝位の小さな白い花、レースのようなモジャモジャがついています。
タロウの散歩道の、蔦の上にいっぱい咲いていました。
これは何でしょう?とSNSに投稿したら、カラスウリと分かりました。
我家にあったポトスの葉と組み合わせて、小さなアレンジメントにしてみました。

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フランス風毒コメディ「セラヴィ!」

2018年07月30日 | 映画


2015年11月パリで同時多発テロが発生し、国中が不安や悲しみに包まれていた時、
「お祭り騒ぎのような楽しい雰囲気の映画を作りたい!」という思いで
「最強のふたり」のエリック・トレダノ&オリビエ・ナカシュ監督が作ったという作品。
古城の結婚式の一日の狂想曲。



ベテラン・ウェディングプランナーのマックスは、17世紀の城を式場にした豪華絢爛な結婚式をプロデュースすることになる。
ところがこの日のスタッフは、揃いも揃ってポンコツばかり。
ウェイターは皴々シャツに奇妙なヒゲ、カメラマンは女をひっかけることしか考えず、
バンドのボーカルはワンマンショー気取り、移民のバイトたちはろくに言葉も通じない。
おまけに金持ちの新郎がとんでもない嫌なヤツで、マックスに無理難題を吹っかけてくる。



観始めてしばらく、正直うんざりしました。
登場人物は所かまわずののしり合い、フランス人のエゴの剥き出しがこれでもかと。
メイン料理の肉が腐ったり、それを食べたバンドのメンバーが腹痛で倒れたり、
トラブルに次ぐトラブルですが、それもスタッフのだらしなさがそもそもの原因。
スタッフも情けないし、エリートの新郎の高慢さも鼻に着くし、
そこに決定的な大惨事が。
一体どう収束するの?とハラハラする思いで観て行くと…



あっと驚くどんでん返しがあります。
ああ、こう来るかと。
そこまでは移民問題のマイナス面ばかりが強調されますが
こんな人間愛と夢とをいざなうこともできるのかと。
このクライマックスの為に、嫌な面ばかり見せられ続けたのかと。
数々の伏線は綺麗に収束され、何とも言えない幸福感に包まれます。
2017年のフランスの興行収入ベスト10入りというのも頷けます。
タイトルの「C'EST LA VIE!」は「これが人生さ」というような意味らしい。

公式HP http://cestlavie-movie.jp/

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弱り目にたたり目

2018年07月27日 | 家庭
珍しく夏風邪をひいて、このところ酷い声をしていました。
それでも声がヘンなのと咳込むだけで熱はなく、元気に動いていたのですが、
気が付くと右目が真っ赤に。
目ヤニも酷いので、モノモライかと軽い気持ちで眼科に行ったら
急性結膜炎ですと。
眼帯して帰ることになりました。
仕方なく、蟄居しております。
皆さまもどうぞお気をつけ下さい。



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「文ちゃんが好きです」

2018年07月24日 | 社会
で、今日は芥川龍之介の命日です。
昨日の記事に、SNSの友人が自分は芥川のこの恋文が好きであると
コメントしてくれました。

”僕のやってる商売は、今の日本で一番金にならない商売です。
その上、僕自身もろくに金はありません。
ですから、生活の程度からいえば、何時までたっても知れたものです。
それから僕は、からだもあたまも、あまり上等には出来上がっていません。
あたまの方は、それでもまだ少しは自信があります。
うちには、父、母、伯母と、としよりが三人います。
それでよければ来て下さい。理由は一つしかありません。
僕は文ちゃんが好きです。それだけでよければ来て下さい。

芥川龍之介”

芥川といえば、あの端整な顔立ちで一高から東大とエリート街道を驀進する一方、
実母が狂死したことで自分もそうなるのではないかと日々怯えていた、
私はそんな暗いイメージしか持っていませんでした。
こんな素朴な優しい恋文を書いていたなんて。
これは大正5年8月、24歳の龍之介が後に妻となる17歳の塚本文へ書いた手紙だそうです。



この頃、あまりにも暑いので、タロウの散歩はもっぱら夜にしています。
これは夜の散歩の際、近所で見かけた月下美人。
上は夕方、下は21時過ぎに撮ったもの。
20㎝以上の大きなものでした。




芥川龍之介書簡(恋文全文) http://www.ichinomiyakan.com/akutagawa/000.html

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あんまり暑いので

2018年07月23日 | 社会
今日の産経抄が面白いので、ご紹介します。

”芥川龍之介が大量の睡眠薬を飲んで自殺したのは、昭和2(1927)年7月24日早朝である。35年4カ月の短い生涯だった。龍之介は「将来に対する唯ぼんやりした不安」という有名な言葉を残している。
もっとも、龍之介が亡くなる2日前に会っている友人の内田百閒は、自殺の原因についてこう書いた。「あんまり暑いので、腹を立てて死んだのだろうと私は考えた」”

いやいや。
いくらなんでも、「死」という人生における大きな幕引きについてこんな風に勝手に断じたら
今だったら、龍之介のフアンや家族が黙っちゃいないでしょう。
おおらかな時代だったのかしらん?
でもこう暑いと、腹が立って死にたくなるという気持ちも分からないでもない。
外出するのが危険な暑さです、などとニュースで連呼されるなんて。

内田百閒はあまりにも有名な作家ですが
私は自慢じゃないが、「ノラや」という小説しか読んだことがない。
愛猫「ノラ」がいなくなったことを嘆き悲しむ内容だったことを憶えています。
大文豪がここまで書くかというほどに大仰に泣き悲しんでいたような。

大昔に読んだきりなので、題名など間違いがないかと検索してみたら
その本について言及しているサイトを見つけました。
”失踪したノラを探すために百閒は二万枚近くのチラシをくばり、大枚をはたいて新聞広告も出した。
それでも効果がないので、もしかしたら日本語を読めない外人がノラを拾っているかもしれないと考えて、英字ポスターをつくって町中に貼った”と。

そんな詳細、私はすっかり忘れていました。
その時代に、どれだけの外国人が町にいたのかw

暑さに弱いのは、猫よりも犬です。
タロウもよく開きになっています。



産経抄 https://www.sankei.com/column/news/180723/clm1807230003-n1.html
ノラや、ノラや、嗚呼、ノラや http://meshi-atsu.com/?p=594

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モネの絵のような

2018年07月21日 | 国内旅行


2年ほど前に「モネの池」のような池が岐阜にあると、ネットで話題になりました。
睡蓮が浮かぶ、澄んだ水の池が、モネの「睡蓮」の絵にそっくりだと。
ところが岐阜と言っても関市の奥、夫や私の実家がある場所からは遠いし、
岐阜の友人や親戚に訊いても、誰も行ったことがないと言う。
わざわざ行くまでもないかと思っていたのですが、今回、飛騨から実家までの
帰り道の途中にあるというので、急遽行くことにしました。



スマホで検索して関のICから車で30分ほど走ると、ありました。
山の中にいきなり沢山の車が集まっているので、すぐに分かります。
近くには「名もなき池」の看板が。
つまり、名前もないような池だったのね。

辺鄙な山の中の駐車場には、全国区のナンバーの車がぎっしり。
小さな池の周りには、スマホで撮影している人がどっさり。
池は実に野趣に満ちていて周りには雑草が生い茂り、
水面には睡蓮の花、その合間を縫って鯉がちらほらと。
パッと見た瞬間には、これだけ?と思ったのですが
スマホで撮ってみたら、この通り。



これらの写真、加工も何もしていないのです。
でも水の透明度が高いせいか、なんとも言えず綺麗な感じの写真が撮れる。
確かにモネの絵のようです。
パリのオランジュリー美術館で、四方をぐるりと睡蓮の絵で囲まれた、
あの至福の瞬間を思い出しました。
しかし山里の奥の小さな池を、いきなり全国的に有名にしてしまった
SNSの力って凄いですねえ。



その夜、夫の実家のお盆の行事に顔を出しました。
夫の叔母から、オーダーメイドで作ったのだけど着ないままだったからと、
お洒落なワンピースを頂きました。
なんとモネの絵の色合い!
さあ、何処に着て行きましょうか…?

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20年ぶりの白川郷

2018年07月20日 | 国内旅行


そして向かったのは白川郷。
小学生だった息子たちを連れて行って以来、20年ぶり位の訪問だったのですが
あまりの変わりように、夫も私も驚きました。
昔はもっとひなびた、牧歌的な山合いの里、というイメージだったのに
合掌造りの家を利用したお土産屋やカフェができ、大勢の外国人観光客が。
村全体がテーマパークのようになっています。



それでも、そこに居住している人たちがいて、生活の場であるということは
今も昔も変わらず。
軒下に洗濯物が干してあったり長靴が置いてあったりする家のすぐ前を
ゾロゾロ歩くのは申し訳ないような思いをしながら観光しました。



ひときわ大きな合掌造りの「和田家」は、観光用に中を解放しています(有料)。
ここは江戸時代の村長の家だったそうで、囲炉裏のある大広間、床の間付きの座敷、
昼なお薄暗く黒光りする板の間の屋根裏、赤い漆器などを見ることができます。
大きな家の佇まいは素晴らしいが、家父長制度の下、大勢の家族と共に
ここで生活していた主婦は、さぞ大変だったろうなあ…
大きな家の中は開放的で、プライベートな部分がまるで見受けられないのです。
女性たちは隠れて泣くスペースもなかったのだろうと。



こちらは冬は深い雪に埋もれるのに、夏は東京辺りと変わらないくらい暑いのです。
しかも強烈な日差しを遮るものが、何もない。
炎天下を散々歩き回った挙句、小高い丘に登ってこの風景を。
こうして遠景で見ると、昔も今も変わらないような気がします。



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飛騨古川の鯉

2018年07月19日 | 国内旅行


飛騨古川は、戦国時代に飛騨唯一の平城「増島城」の城下町として栄え、
それを礎とした街並みが今も残っているのだそうです。



あの鯉が泳ぐ川はあまりにも有名ですが
昔は、野菜が洗えるほどに綺麗な用水だったのだそうです。
経済成長の頃に酷く汚れ、再び美しくしたいという願いから
1968年に住民の寄付によって鯉が放流されたのですって。
今は千匹の鯉が、柳の木や白壁土蔵の合間を縫って泳いでいます。
近年ではアニメ「君の名は。」の舞台として
飛騨古川駅が有名になったようです。



創業安政年間という老舗旅館「八ッ三館(やっさんかん)」に泊まりました。
有形文化財の古い建物で、到着時には応接間で和菓子と抹茶のおもてなし。
夕食時には、まず小さなバー・カウンターの部屋で食前酒を頂き、
長い廊下を歩いて小さな和室に案内されました。
静かな個室で中居さんの丁寧な説明とともに、次々と運ばれてくる食事を。
そのような個室ダイニングが幾つあるのかと尋ねたら
客室が21室、それと同じ数だけあるのだそうです。
露天風呂では樽酒も振舞って頂けたのですが、お酒に弱い私は
湯上りに飲んだりしたら、アラレもない姿で昇天しそうなので我慢。
このようなこじんまりした古い旅館、いつまでも残って欲しいものです。



八ッ三館 https://www.823kan.com/

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八ヶ岳から新穂高へ

2018年07月17日 | 国内旅行


これは八ヶ岳俱楽部のフルーツ・ティ。
7種類の果物を、インドの紅茶ニルギリで煮だしたと言います。
甘酸っぱくて深みがある味は、一杯目と二杯目で微妙に違います。



柳生博氏が開かれたというこのお店、裏に雑木林が何処までも広がっている。
枕木の小道は、手作りで作られたのですって。
土曜の朝6時前に家を出て中央道をまっしぐら、こちらでブランチを頂きました。



次に新穂高ロープウェイへ。
新穂高には、同窓である我々夫婦の高校の宿泊施設があり、ほんの数十年前に
我々は泊ったことがあるのです。
夫は私の一学年上なので、一年違いで林間学校に行った訳ですが
夫が行った時は天気がとても悪く、何も見えなかったのだと。
私はといえば、眺めがよかったのだか悪かったのだか?
キャンプファイヤーの後に黒ブチ眼鏡の男の子にコクられたことしか覚えていない。
元旧制中学、百数十年の歴史を持つ古くて閉鎖的だった高校。
私にとって暗かった3年間の中での数少ない、輝ける思い出の一つなのです。
同じ頃、同じ場所で時を過ごしても、思い出は随分違うものです。



ロープウェイ乗り場には大きなモニター画面があり、「頂上のライブ映像」が出ている。
この連休ずっと快晴でうだるような暑さだったのですが、頂上には白い雲が…
雲に覆われているのに2800円の料金を支払ってまで行くものかと思いましたが
夫の恨みを晴らすべく、とにかく並んで乗りました。



山頂の展望台からは360°の絶景パノラマ、槍ヶ岳や奥穂高岳、乗鞍岳が望める筈でしたが
やっぱり雲に隠れて残念。
それでも標高2200メートルの世界は17℃で、確かに涼しい。
こんな所にまで外国人観光客が多いことにも驚きました。

八ヶ岳俱楽部 http://www.yatsugatake-club.com/
新穂高ロープウェイ http://shinhotaka-ropeway.jp/

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熟成肉の「ル・セヴェロ」

2018年07月13日 | グルメ
パリで評判の熟成肉ステーキのビストロが東京にオープンしたというので
気になっていました。
西麻布交差点のほど近く、赤いファサードの小さなお店「ル・セヴェロ」。



最初にワゴンで「本日のお肉」を見せて頂き、そこから選びます。
肉によって5週間から3カ月間熟成させるのだそうです。
こちらは「熟成牛サーロインの食べ比べコース」二人分。
左のコロンとしたのがフランス産バザス牛、右の細長いのが鹿児島産黒毛牛。
シンプルに岩塩のみで。



表面はカリッと、中はレアに近い状態。
同じ牛でも、こんなに味が違うのかという感じで面白い。
どちらも美味しいのですが、私はやっぱり和牛の方に軍配を上げたいかな。
いずれ大事に育てられたエリート牛なのでしょうが。
真ん中にあるポムフリット(揚げジャガイモ)がとっても甘い。
どうしてこんなに甘いの?と訊いたら
北海道の雪室で2年間熟成させているのですって。

肉も芋も、熟成させることでより美味しくなるとは。
人生の折り返し点をとっくに過ぎた人間としては、ちょっと嬉しくなる話です。

「ル・セヴェロ」 http://severo.jp/

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