Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

丸ごと再襲撃事件

2018年12月29日 | 家庭
外から帰宅すると、いつもタロウがワンワン!と吠えながら
玄関に走り出て来て迎えてくれます。
が、昨日は玄関のドアを開けてもシーンとしている。
何かあったのかと心配しながらリビングに入ったら…

床にチョコレートの箱の残骸と銀紙が飛び散り、
タロウが目を合わせないようにして、そこにいる。
やられた。


拾い集めた箱の残骸

未開封の板チョコをリビングのカウンター下の棚に入れていたのですが
その扉が少し開いていたのをタロウがこじ開けて、それを引きずり出したのでした。
チョコは犬には良くないのです。
消化できない食べ物の一つなのだとかで、極端な時は死に至ることもあると。
慌ててかかりつけの獣医師に電話して、診て貰った方がよいかと訊いてみたら
それくらいの量で元気だったら、まあ心配ないでしょうとのこと。
とりあえず、ホッとしました。
その後も下痢をすることもなく、すこぶる元気です。
よかった…



そんなものを手の届く所に置いて外出してしまった私が完全に悪いのですが
しかし未開封の箱に入ったチョコを、丸ごと食べちゃうなんて!
子犬ならともかく、もう11歳のシニア犬なのに。
そう言えば2年ほど前にも、小さなチョコが入ったクリスマスカードを
襲撃されたことがあったのでした。
その時は小さなチョコの断片だけだったので、こんな写真を撮る余裕もあったのですが
今回は板チョコ丸ごと一枚なので、焦りました。
いつまでたっても食い意地は減らないねえと、夫とシミジミ。
今日のタロウの排泄物には、銀紙が散りばめられていました。

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フィリップス・コレクション展、ゴドノフ

2018年12月27日 | お出かけ


ワシントンDCにあるフィリップス・コレクションは、1921年にニューヨーク近代美術館よりも早く、
アメリカでは近代美術を扱う最初の美術館として開館したのだそうです。
鉄鋼王を祖父に持つダンカン・フィリッスがお金に糸目をつけず集めたという
美術品の中から、三菱一号館に今回75点を展示。





フィリップス・コレクション館長ドロシー・コシンスキー氏によると
ダンカン・フィリップスが最初に訪れた外国は1910年の日本であり、
その時、浮世絵を観て強い感銘を受けたのだそうです。
氏は、日本の浮世絵師たちがマネやモネ、モリゾ、ドガ、ゴーギャン、ゴッホ、
ボナール、ヴュイヤール、マティスなどの先駆けになったと記したのですって。





展覧会の後、すぐ近くの丸ビルのロシア料理「ゴドノフ」へ。
先週のアド街ック天国で紹介された、日本初上陸というモスクワのお店。
ロシアでもついぞ見かけなかったような上品なお料理の数々を、東京駅を眼下に見下ろしながら。
オリビエサラダ、ペリメリ(スープ餃子)、ボルシチ、ビーフストロガノフ、ルシアンティ。
ロマンティック・ロシア展、映画「マチルダ」、ゴドノフときて、今回の私のロシア熱、完結しました。



フィリップス・コレクション https://mimt.jp/pc/

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今年の主役は…

2018年12月24日 | 家庭
我家の二人の息子たちはとっとと自立して
都心でそれぞれ、一人暮らしをしています。
この週末の、次男とのLineのやり取りの画像。




まったく…
大きくなったらママと結婚するって言ってたのに。
大掃除して年賀状作ってタロウと遊んで週末は終わりました。




「ボ、ボク、今年こそ主役だよね?」

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真面目な顔

2018年12月23日 | お出かけ

月明かりの夜

ロマンティック・ロシア展についてもう少しだけ。
「忘れえぬ女」の作者クラムスコイの別の作品「月明かりの夜」は
日本初公開なのだそうです。
月夜の光に幻想的に浮かび上がる、透き通ったような白い肌の女性。
白いレースのドレスを着て古い庭園に佇む様は、妖精のようでもあります。


雪娘

妖精と言えば、ヴィクトル・ワスネツォフの「雪娘」もありました。
「雪娘」は悲しいロシア民話。
老夫婦が雪で作った人形に命が宿り、愛らしい少女となります。
成長した少女は友達に焚き火跳びをけしかけられ、断れないままに跳んだ瞬間、
儚く溶けてしまうという、悲しいお話。
老夫婦も少女も何も悪いことしていないのに、どうしてこんなに悲しい目に遭うの?と
子ども心に思った覚えがあります。
雪のように白い肌、黒目勝ちの瞳、怯えた表情、なんとも悲し気な雪娘。


イワン・クラムスコイの肖像画

イワン・クラムスコイの肖像画もありました。
イリヤ・レービンが描いたその絵には「なんて真面目な顔なのだろう!」と語ったという、
レービンの言葉がついていました。
いやいや、真面目な顔って…
確かに落ち窪んだ眼、深い眼差し、引き締まった口元、真面目そうな顔ではありますが
例えば笑福亭鶴瓶の顔だったら、不真面目な顔って言われてしまうのかしら?

「ロマンティック・ロシア展」 http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_russia/

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冗談のような判決

2018年12月21日 | 社会
米ミズーリ州で逮捕された鹿の密猟者が、禁錮1年の間、
繰り返しディズニー映画『バンビ』を鑑賞する刑に処されたのだそうです。
受刑者の名前はデヴィッド・ベリー・Jrで、数百頭の鹿を密猟した上、
殺した鹿は頭部のみを持ち帰って残りは放置する悪質さだったとのこと。
裁判官は被告に禁錮1年と共に、刑務所で過ごすその間、少なくとも1か月に1回は
『バンビ』を鑑賞しなくてはならないと言い渡したのですと。



いやいや、冗談のような判決です。
『バンビ』は1942年に製作されたディズニー・アニメの古典。
子どもの頃好きだったので、今もよく覚えていますが
バンビと名付けられた可愛い子鹿が、ウサギやスカンクの友達と楽しく森で暮らすが
ある日、母鹿がハンターに銃で撃たれてしまう。
バンビは悲しみを乗り越えて成長し、森の王者の父鹿の後を受け継ぐというお話。

数百頭の鹿を密漁したという髭面のイカツイ男(勝手な想像)が
刑務所の中でこのアニメを見ている姿を想像すると、ちょっと笑える気がします。
しかし、お堅い法廷で裁判長がこの刑を被告人に言い渡すシーンの方がもっと心和みます。


ウエスティンホテル東京のクリスマス

鹿の密猟者、『バンビ』を繰り返し観る刑に処される
https://news.nicovideo.jp/watch/nw4410944?news_ref=watch_70_nw4352863

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「マチルダ 禁断の恋」

2018年12月20日 | 映画


ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世と、マリインスキー・バレエ団の伝説のプリマ、
マチルダとの許されない恋を描く、実話を基にした作品。

1800年代末のサンクトペテルブルク。
皇位継承者であるニコライ2世(ラース・アイディンガー)は、
世界的に有名なバレリーナのマチルダ(ミハリーナ・オルシャンスカ)をひと目見て、恋に落ちる。
二人の恋は燃え上がるが、ニコライ2世には皇帝即位やドイツの王女アリックスとの政略結婚が予定されていた。
しかしマチルダもしたたかな女性で、簡単には引き下がらない。
婚約者アリックス、マチルダに恋慕する士官や貴族たちの思惑が、そこに複雑に絡み合う。



何しろ映像が美しい。
北の都サンクトペテルブルクの豪壮なエカテリーナ宮殿、ここは去年行きましたが
世界中からの観光客が中にも外にもひしめき合っていました。
それを贅沢に借り切って撮影したという、豪華絢爛なシーンの数々。
ボリショイ劇場やマリインスキー劇場、19世紀仕様に再現された特別列車。
イコン画に埋め尽くされたロシア正教会での、戴冠式のシーンも圧巻です。
王侯貴族のきらびやかな衣装に要した生地は、実に17トンに及んだといいます。



ところが、それだけの舞台が用意されているのに
肝心のストーリーは、エロチックな不倫物語。
婚約者がいる皇太子と身分違いのバレリーナとの恋、というシンプルな話に
枝葉をつけすぎて、人間関係がゴチャゴチャになっている。
怪し気なドイツの医者や水責めや占いのシーンは、本当に必要だったのか?
もう少し整理した方が、滅びゆく帝政ロシアの悲哀を出せたのではないか?
したたかな不倫相手に惑わされてオロオロするばかりのニコライ二世は、
現代の何処かの国の、年上の女性との不倫によって美しい妻を死に追いやった皇太子の姿を思い出させて
中々共感する気にもなれません。



という不満はありましたが、先週「ロマンティック・ロシア」展を観たばかりの私、
ロシア気分を十二分に味わうことができました。
マチルダを演じたポーランド人女優のオルシャンスカは、この撮影のために
バレエもロシア語も必死に学び、一年がかりで撮影したのだそうです。
そのプロ魂には脱帽です。

公式HP http://www.synca.jp/mathilde/

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ロマンティック・ロシア展

2018年12月16日 | お出かけ
文化村ザ・ミュージアム30周年記念、「ロマンティック・ロシア」展。
国立トレチャコフ美術館所蔵の72点を紹介するというものです。

最初の風景画のコーナーでは、春夏秋冬の順にそれぞれ何点もの作品が展示されています。
春は、例えばイサーク・レヴィタンの「春、大水」。
ロシアでは春になると雪解け水で川があふれ、洪水が起こる様子を描いたというもの。



夏で印象的だったのは、イワン・シーシキンの「正午、モスクワ郊外」。
広大なロシアの大地、それよりも三分の二以上の画面を占める広大な空、入道雲。



秋は、やはりシーシキンの「雨の樫林」。
少し暗い、霞がかかった森の風景が、行く夏を惜しんでいるかのよう。



そして冬は、ワシーリー・バクシェーエフの「樹氷」。
雪に覆われたロシアの神秘的な光景、雪の精がキラキラと舞っているようです。



しかしこの展覧会で圧倒的な存在感があったのは、なんといってもイワン・クラムスコイの「忘れえぬ女(ひと)」。



この女性のモデルについては、トルストイの「アンナ・カレーニナ」であるとか
諸説飛び交っているようですが、結局決定打はないようです。
クラムスコイ自身、この女性については何も語っていないらしい。
中野京子の著書「美貌のひと」によると、この「忘れえぬ女」というタイトルは
本作が展覧会に来日した際に、日本人がつけたらしいのです。
”なぜならこの顔には東洋が感じられる。日本人にとって彼女は、
モナリザと異なり、はるかに親近感を抱ける対象だ”と。
だから「Unknown Lady」(見知らぬ女)が、いつの間にか「忘れえぬ女」に変わってしまったのだと。

確かに見れば見るほど、神秘的な美貌の女性です。
しかし私の頭には、新聞広告で見た「名画で学ぶ主婦業」という本のこの絵についての
「私もう去年役員やったから」という台詞がこびりついてしまったのでした。

「ロマンティック・ロシア展」
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_russia/

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「災」とリーガロイヤルの紅葉

2018年12月14日 | お出かけ


その年の世相を漢字一文字で表す師走恒例の「今年の漢字」が12日発表され、
今年は「災」に決まったのだそうです。
京都清水寺の森清範貫主が大きな紙に力強く書く様子が、ニュースで伝えられました。

あの漢字は一体誰がどうやって選ぶのだろう?と思っていたら
日本漢字能力検定協会が、ハガキやネットで毎年公募しているのだそうです。
今年は19万3214票の応募があり「災」が最多の2万858票。
日本は今年、洪水や台風、地震、酷暑に襲われたことから
この漢字が選ばれたのですって。



東日本大震災が起きた2011年は何の漢字だったのだろう?と思ったら
「絆」ですって。
もう忘れていました。
あまりにも大きな災いが起きた時は、それを選ぶこともできないのかもね。



写真は、リーガロイヤル東京。
初夏に行った時に、紅葉もきっと綺麗だろうと楽しみにいたのですが
中々行かれなくて、終わりがけをようやく観ることができました。
リンゴのざくざくミルフィーユとローストビーフ・サンドゥイッチ。

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インドの実話「パッドマン」

2018年12月13日 | 映画


インド初の国産生理用品製造を実現させた男の実話を元に作られた作品。
ラクシュミは、インドの小さな村で最愛の妻と新婚生活を送るが
貧しくて生理用品が買えず、不潔なボロ布を使っている妻の為に
安全で安価な生理用品を自分で作ろうとする。
ところが当時のインドでは生理は不浄なものとされ、その間、女性は穢れた存在として家にいることもできず、そのことを話題にすることすらタブーであった。
男のくせにナプキンを作り、それを色々な女性に試してくれという彼は
家族や村人から変態扱いされ、一番理解して欲しい妻からも
「女性の秘め事に口出ししないで、これ以上私を辱めないで」と泣かれる始末。
それでもナプキン作りを続けた彼は、遂に変質者として村の裁判にかけられ、
妻は実家に帰され、母親や妹も村にいられず、一家離散状態。



一体いつの話だろう?と訝りながら観ていたら、なんと2001年の話。
村を追い出され、すべてを失いながらも、ラクシュミはめげなかった。
金も学歴も何もない彼が逆境の中でどのように成功して行ったかが
インド映画らしく、歌とダンスと涙を織り交ぜながら、テンポよく描かれます。



あれだけ妻の為に必死になっているのに
辱められたといって夫の元から逃げ出す妻、変態扱いして嘆き悲しむ彼の母親や妹。
観ていて歯痒く思いますが、古い価値観や因習に縛られる彼女たちに
他に選択肢はなかったのでしょう。
古い価値観や因習、女性蔑視が根強く残るのはインドのみならず、
世界にはそういった国々がまだまだあるのですから。



実在のモデル、ムルナンダ氏は、1962年南インド生まれの男性なのだそうです。
当時、ナプキンの使用率わずか12%だったインドで安価な製品を製造できるパッド製作機を発明し、
かつ女性たちがその機械で作ったナプキンを安く販売するシステムを開発したことが
高く評価され、2014年には米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたのだそうです。
英語もろくに話せない彼が、国連で満場の観衆を前に、通訳なしでどうやって感動的なスピーチをしたのか?
それは是非、劇場でお確かめ下さい。

公式HP http://www.padman.jp/site/



追記 ムルナンダ氏が実際に国連でスピーチした際の動画がTEDで見つかりました。
https://www.ted.com/talks/arunachalam_muruganantham_how_i_started_a_sanitary_napkin_revolution


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冬来たりなば

2018年12月12日 | 社会


先週は20℃を超える陽気が続いて、都心では半袖あるいはタンクトップの
外国人観光客を見かけるくらいだったのに
週末帰省した岐阜の寒いこと!
と思ったら、昨日帰ってきたこちら首都圏、最高気温が7℃台ですって。
いやいや、落差が激し過ぎ…

気候の変化に身体がついていかないという言葉を聞く度に
四季がある日本で気候が変化するのは当たり前、
寒くなったら一枚服を重ね、暑くなったら一枚脱げばいいじゃん、
日頃から運動している自分には関係ないなんて、軽く考えていました。
甘かった。



気温や気圧の急激な変化が身体に応えるほどに
立派に大人になりました。
写真は、今日撮った銀座和光の今年のクリスマス・ディスプレイ。
巨大な白クマ君がジャズを演奏してくれます。


(これは和光のHPから)

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