Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

ガーデニング計画①

2014年06月28日 | 家庭


3月に引っ越して以来、楽しみにしていたガーデニングに
少しずつ取り組んできました。
ルーフバルコニーは日当たり満点、非常に見晴らしがよく、
遥かに東京タワーとスカイツリーが見渡せます。
ここでささやかな花園を造るのを楽しみにしていたのですが…
想定外のことが。

風が強すぎ!
それほど高層階でもないのに、マンション自体が高台にあるせいか、
何しろ風が強い。
以前のマンションで大事に育てていた花が
こちらに持って来てすぐに、次々と駄目になりました。
枝が蔓のように伸びるアイビー・ゼラニウムを長年可愛がっていたのに
こちらではバキバキと折れて何処かに飛んで行き、三分の一以下の長さに。
クレマチス、ラベンダー、インパチェンスもあっという間に枯れました。
それなら観葉植物をと思っても
ポトス、ベンジャミン、パキラなどもすぐに枯れ果て…
植物がこんなに風に弱いとは思いませんでした。


(生き残っている観葉植物。今日も雨)

結局今残っているのは、ゼラニウムやカランコエの花、ヘデラなどの蔦類、
オリーブやドラセラ・コンシンネなどの観葉植物。
どれが生き残るか、サバイバル・ゲーム実施中です。
こうなったら蔦を伸ばして、先々は手すりを緑の蔦で覆いたいと思っているのですが…
何年かかることやら。



こちらが以前のマンションのベランダ。
今もゼラニウムはかろうじて咲いていますが
こうして比べると、花の密度が随分違います。
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「ノア 約束の船」「グランド・ブダペスト・ホテル」

2014年06月25日 | 映画
日本サッカー、残念でしたね。
朝5時に起きて応援したのに…
おかげで今日は眠いこと。
なんだかんだ言っても、やはり実力の差なのでしょうね。

相変わらず週に一本位の割合で映画を観ているのですが
感想を書きたい!と思うほど感動する作品には中々出会えません。
この2本は、備忘録として簡単に。



「ノア 約束の船」
”映像不可能な伝説を描く壮大なスペクタル感動巨編”ということでしたが
神に選ばれしノアという男に、私はまったく感情移入できませんでした。
「箱舟を造って罪なき者を救え」というあまりにも重大な神の啓示に従おうとするばかりに
次第に狂気を帯びていくノア。
狂信もここまでいくと怖いねー!というのが率直な感想。
「ノア 約束の船」 http://www.noah-movie.jp/



「グランド・ブダペスト・ホテル」
『ダージリン急行』などのウェス・アンダーソン監督。
緻密に計算された、おもしろてやがて哀しき大人のお伽話。
レイフ・ファインズ、エドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、ジュード・ロウ、
ウィリアム・デフォーやハーヴェイ・カイテルこの豪華な俳優陣!
この監督の作品には有名俳優がこぞって出演したがるのだそうです。
コメディでもあり、殺人ミステリーでもあり、ナチ、共産主義への批判も含んでおり、
人情ものでもあり、つまり監督のやりたい放題。
万人に受けるという作品ではありません。
「グランド・ブダペスト・ホテル」 http://www.foxmovies.jp/gbh/
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西麻布「アムール」

2014年06月20日 | グルメ


西麻布のレストラン、アムールに行って来ました。
開業わずか半年でミシュラン一つ星を獲得したというお店です。

 

以前行った「キャーブ・ド・ひらまつ」の斜め前。
どちらにしても広尾駅から歩いて10分ほどの、少々不便な所なのですが。
前庭にある大きなヤマモモの樹が迎えてくれる、静かな一軒屋レストランです。

 

野趣たっぷりに皮ごと出てきたヤングコーンも
サーモンや夏みかんや夏野菜が美しく散りばめられたサラダも
オマール貝のエキスで煮込んだ帆立貝と真鯛も
香ばしく焼き上げたウズラも美味しかったのですが
面白かったのはデザート。

 

「トンカ豆」のブラマンジェとアイスクリームだというのです。
トンカ豆とは”ベネズエラの熱帯雨林で天然の樹木と栽培木より収穫される、
杏仁やキャラメル、バニラに似た芳香の貴重な香辛料”とのこと(cuocaのHPより)。
私が色々聞くと、その実物をシェフがテーブルに持ってきて下さいましたが
2㎝ほどの細長い黒い豆です。
手にとってみると、なんとも甘い、いい香りがする。
こんな甘い匂いがする豆が自然界にあるなんて、不思議な気がします。



ついでにW杯真っ最中というので、こんな楽しい小菓子プレートも(これは3人分)。
私は今週の火曜日に行ったので、その直前に活躍したドイツの国旗ですが
ギリシア戦で引き分けた今日行ったら、どんなプレートが出て来たのでしょうね?



アムール http://maison510.jp/
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「ポンペイ」

2014年06月18日 | 映画


ヴェスヴィオ火山の噴火で灰となった古代都市、
ポンペイの名を冠した映画というのだから期待したのですが…
人類史上に残る悲劇をどうやって映像化したのだろうと楽しみにしていたのですが。
奴隷、復讐、剣闘士、身分違いの恋が絡まった見事なB級映画でした。
ローマ帝国に滅ぼされたケルト騎馬民族の生き残りの男が主人公。
相手を殺すまで闘う、その為にだけ生かされている奴隷剣闘士。
当然映画の殆どが、闘いに次ぐ闘いの残酷シーン。



数年前に横浜美術館で「ポンペイ展」を見ました。
紀元79年、ヴェスヴィオ火山の噴火で灰となった古代都市ポンペイ。
豪華な金の装飾品、銀食器、大理石の彫刻群、フレスコ壁画、床のモザイク画。
給湯・追い焚き機能つきの大理石の浴槽には驚きました。
そして、噴火で犠牲となった人々の死体が火山灰の中で腐り、
その空洞に石膏を流し込んで取ったという人型。
もだえ苦しんでいる姿が、そのまま固まっている。
それを見た衝撃が忘れられなかったのですが…



3Dで見た特殊映像は、確かに迫力がありました。
ヴェスヴィオ火山の噴火、地面は割れ、港には津波、空からは灼熱の溶岩。
地獄絵図の中に、貴族院議員も一般市民も姫も奴隷も
怨念も復讐も陰謀も友情も恋愛も、何もかもが飲み込まれていく。
都市直下型の大地震がいつ起きるか分からない、
富士山を抱えている我々には、今一度心の準備をさせる薬となるかもしれません。

「ポンペイ」 http://pompeii.gaga.ne.jp/
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「最愛の大地」「ある愛へと続く旅」

2014年06月14日 | 映画
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争における「民族浄化」(ethnic cleansing)については
「サラエボの花」「あなたになら言える秘密のこと」など色々な映画を観てきました。
今回DVDで観た二作品についても、備忘録として書き留めておきたいと思います。



「最愛の大地」は2011年アメリカ映画。アンジェリーナ・ジョリーが監督。
主人公はセルビア軍将軍の息子ダニエルとボスニア人女性アイラ。
姉と平和な毎日を過ごしていた美大生アイラは、ある日突然、セルビア軍に連行される。
着の身着のままで集められた女性たちは、雪の野外でいきなりその一人がレイプされて言葉を失くす。
しかしそれは、恐怖の日々の幕開けに過ぎなかった。
兵士たちは毎日女性たちをレイプするのだが、アイラはかつて交際していた将校ダニエルのおかげで
難を逃れる。
しかし、セルビア人であるダニエルとボスニア人であるアイラは結局…
アンジェリーナは「国際社会が迅速かつ効果的に戦争に介入できなかったことにたいする失望を、
アーティスティックに表現する映画を作りたかったのです」と。

「最愛の大地」http://saiainodaichi.ayapro.ne.jp/


「ある愛へと続く旅」は、2012年イタリア・スペイン映画。
セルジオ・カステリット監督。
1980年代の終り、サラエボで運命的な出会いをしたイタリア人のジェンマ(ペネロペ・クルス)と
アメリカ人の写真家ディエゴは結婚し、ローマで暮らし始める。
子どもを望むが妊娠できず、不妊治療にも踏み切るが、中々努力は実らず。
そんな時に紛争が勃発し、かつての友人たちを心配して二人はサラエボに行くのだが…



さらに16年後、一人息子ピエトロを伴って訪れたサラエボのシーンと
回想シーンとが交互に進められます。
ジェンマという女性の、恋愛もの?不妊もの?回顧話?と不思議な思いで観てゆくと
最後の20分で度肝を抜かれる展開が。
その時初めて、色々なエピソードが伏線であったことが分かります。
底抜けに明るいと思われたディエゴの、悲しい子ども時代の思い出。
代理母を引き受けた女性アスカの、あまりにも忌まわしい経験。
それをクローゼットに隠れて見るしかなかったディエゴの、哀れな結末。
一人息子ピエトロの出生の秘密と、それに絡んだ憎しみと絶望と、そして愛。
サラエボならではの、思い出を辿る旅の果てに、また新たな旅が始まるのです。

「ある愛へと続く旅」http://www.youtube.com/watch?v=eCSD0HqNiOQ


戦争というものは、基本的に人を殺すという悪事が正当化されているものなのだから
通常それのみにとどまらず、略奪、暴行、レイプなどあらゆる悪いことも付随します。
しかし、普通はそれは個人的な蛮行が多いのではないのでしょうか。
しかしサラエボにおいては、「民族浄化」の名の元に、組織的にレイプが行われたのです。
その被害者は5万人以上とも。
しかも、84年に冬季五輪が華々しく開催された近代国家において。
我々はやっぱり、眼を背けるわけにはいかないのだろうなあ…


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か細い声で

2014年06月09日 | 社会
この事件については
聞けば聞くほど胸が痛い。

母親に捨てられた5歳の男の子は
電気もとめられた部屋でひたすら父親を待っていた。
父親は恋人との暮らしに夢中になり、
小さな子どものところには週に一回帰るだけだった。
死亡する1週間前の理玖君の状態について
「自分で立ち上がることも、パンの袋も開けることができず、
か細い声で『パパ』と呼び続けていた」と。

5歳くらいの子どもがいかに
父親や母親を必要とすることか。
いかに愛情や肌のぬくもりを必要とすることか。
電気を止められた部屋は暗くて寒かっただろう。
話しかける相手もいない部屋。
ゴミや排泄物に溢れた一人ぼっちの部屋で
小さな男の子は何を思って待っていたのだろう。
父親という名前の、鬼畜にも劣る男を…



死の直前「パパと呼び続けていた」 厚木の男児遺棄事件
http://www.asahi.com/articles/ASG6942Z1G69ULOB00Q.html?re
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理屈は要らない

2014年06月08日 | 社会
FBで廻ってきた動画。
「Free Hugs for Peace」と書いたプラカードを持って
日本男子がソウルの街角で立っている。
無視されたり、噴水の前のような所で男性に追い払われたりもしますが
それでも喧騒の中に立っていると…
まあご覧ください。

Free Hugs for Korea-Japan Peace 2011 (日本人が韓国でフリーハグをしてみた)


3年前の動画をなんで今頃?とも思うし、
一人の男がこんなことをしたって何になる?とも思う。
それでも胸がいっぱいになります。
感動に理屈は要らない。

私は韓流ドラマのフアンではないし、特に韓国に興味もないし、
だから旅行に行くことになった時は
反日教育がそんなに盛んな国に何故行くの?と思ったくらいです。
竹島問題に関する韓国人の激しい反日運動の様子や
未だに慰安婦像をアメリカのあちこちに建て続けている様子をニュースで見ては
そんな国にわざわざ行きたくない、と。

しかし行ってみれば
日本語の地図を広げて道で迷っていると助けてくれる人がいたり、
電車の中で日本語で話しかけてくる若者がいたり。
ニュースだけでは分からないものだなあとつくづく思いました。
やっぱり自分の足で行ってみなくては。

その意味で、こうした行動を起こしたこの若者には
心から敬意を表します。
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全身まっ黄色!

2014年06月03日 | 社会


先ほど行われたW杯直前強化試合のコスタリカ戦。
画面を見た瞬間、目を疑いました。
選手たちのユニフォームが目も覚めるようなまっ黄色の蛍光色!
日本のユニフォームってブルーじゃなかったの?

サッカーに疎い私はまるで知らなかったのですが
ちょっと調べてみたら
これはアウェー用のユニフォーム、ホーム用のはブルーだったのですね。
にしても、この凄い全身蛍光色は…?
批判の声とか出なかったのかしら?

と思って検索をかけてみたら
やっぱりこんな記事が出てきました。
「英紙が日本代表のユニフォームを酷評」
これによると、英テレグラフ紙がW杯に出場する各国代表のユニホームを格付けし、
日本代表のこの蛍光色ユニフォームは5段階評価の最低ランク1。
「日本は、スタジアムの建設が遅れているというブラジルの現地情報を真に受けて、
工事で使う蛍光色を使ったようだ」という憎たらしいコメント付き。

そんなこと言ったって
ブラジル大会の競技場の工事が遅れているのは事実じゃないの。
折りしも今日、
”W杯ブラジル大会開幕戦は、一部客席が実用テストなしのぶっつけ本番で開催”
というニュースが。
”開幕戦ブラジル-クロアチア戦を12日に控えたサンパウロアリーナで、
W杯前最後のテストマッチが行われた。
しかしW杯用の仮設席1万席のうち、5000席は消防当局からの指示で使用できず。
施設を100%使ったテストなしで本番に挑む競技場はW杯史上初となる。”
のですと。

ダサいユニフォームと言われようが、結果がすべてだ!
(いや私も、この蛍光色については文句を言いたい所ですが…)
3-1でコスタリカに圧勝!
日本代表、次もがんばれ~!


英紙が日本代表のユニフォームを酷評
http://blog.livedoor.jp/kaigainoomaera-worldsoccer/archives/39106823.html

W杯開幕スタジアムまだ完成してなかった
http://www.nikkansports.com/brazil2014/news/p-sc-tp0-20140603-1311483.html
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This is why I love living in Japan!

2014年06月02日 | 社会
昨日の写真があまりにもむごたらしいものだったので
お口直しに。
やはりFBで廻ってきた写真。



「The note says,
"I accidentally knocked your bike over and broke the bell. I am very sorry."
This is why I love living in Japan.」
というキャプションがついていました。

こんなことが起こるのはまさしく日本だけだろうなあ…
かつて私は日本で財布を落として、そのまま戻ってきたことがあります。
あの時はお礼をしたかったのだけど
警察に届けてくれた人は名乗りもせず立ち去ったと。
せめてもの恩返しにと、私も後日拾った財布を届けました。
かたや海外では、2回も財布を擦られたことが。
マドリードとパリでやられたのでした。

色々不満もあるけれど、日本は本当にいい国!
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