Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

慌ただしい年の瀬

2020年12月29日 | 社会

53歳の羽田雄一郎参議院議員の急死に、驚かなかった人はいないでしょう。
24日深夜に発熱し、翌25日、PCR検査の予約を27日に入れていたと。
しかしその27日にPCR検査に向かう途中で体調が急変、都内の病院に救急搬送されるも死亡が確認。
そして死後に、新型コロナ陽性であったことが確認されたそうです。
羽田議員には糖尿病や高脂血症などの基礎疾患があったそうですが、なんとまあ。
PCR検査がもっと早く受けられていたら、運命は変わっていたのでしょうか?
現職の国会議員でコロナに感染して亡くなるのは初めてということで、これで相変わらず宴会をしている政治家たちも、少しは危機感を持ってくれるのか。


暗いニュースばかりの今日この頃、初孫の写真を見て癒されています。
小さな手や足、無垢な寝顔を何度も見てニマニマしています。
こんな新生児の写真、どういうアプリで撮ったのだろう?と思ったら
プロのカメラマンを自宅に呼んで撮影して貰ったのだそうです。
1時間2万円ほどで、沢山の出張カメラマンから自分で選ぶのだとか。
今はそんなサービスがあるのですねえ。

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2020年のクリスマス

2020年12月25日 | 社会
(二子玉川TSUTAYAの北欧のサンタたち)

2020年に販売が苦戦した商品のランキングというものを、ニュースでやっていました。
1位の口紅は、とってもわかりやすい。
他にも頬紅やファンデーションなど、化粧品が5品もトップ10に入っています。
2位の「鎮暈剤(ちんうんざい)」というのは要するに乗り物酔い、これは多くの人が外出や遠出を控えた結果らしい。
3位の強心剤と8位の鎮咳去痰剤は何故なのか不思議だったのですが…


これらは漢方薬で、以前は中国人観光客が大量に買っていたらしい。
日本の漢方薬は品質への信頼度が高く、本国の中国を凌いで世界シェアは8割以上なのですって。
知りませんでした。


今年は大変な年だったなあと思いながら迎えた昨日のクリスマス・イヴに、とんでもない告知を受けました。
史上最悪のクリスマス・プレゼントと言ってよいでしょう。
それについてはまだよく消化できていないので、後にまた書きます。
(思わせぶりですみません)


落ち込んでいても仕方ない。
免疫力と体力をつけなくっちゃ!
鎌倉山二子玉川店で久しぶりのローストビーフ・ランチ。
左下はコーヒーじゃなくてコンソメ雑炊です。
こちらのローストビーフはジューシーで本当に美味しいのです。

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新幹線からの富士山

2020年12月21日 | 社会
帰省の際に新幹線の車窓から望む富士山は、いつも綺麗に姿を表すとは限りません。
年間を通して言えば、むしろ雲などに隠れて見えないことの方が多い。
冬場は、余程見える確率が高いのですが。

上の写真は11月28日の富士山。
山頂を覆っていた雲が、大井川付近でようやく離れてくれました。


こちらは一昨日、12月19日の写真。
殆ど同じポイントで同じスマホから撮ったのに、これだけ違います(色調は調整していません)。

国内の新型コロナウイルスの感染者は昨日、新たに2475人。
累計の感染者は20万人に迫る勢い。
ここ3週間で5万人増加って…
この先一体どうなってしまうのか?
コロナで慌てふためく人間界を、富士山は悠然と見下ろしているのでしょうね。

しかし、岐阜は寒い…

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「ニューヨーク 親切なロシア料理店」

2020年12月17日 | 映画

2人の息子を連れ、DV夫から無一文で逃げ出したクララ。
車でマンハッタンの街をさまようが、違法駐車でその車も取り上げられる。
ホームレスとなり、生演奏のバンドの音に引き寄せられて忍び込んだのは、老舗のロシア料理店だった。

この物語に登場するのは、何処かで人生をしくじった人ばかりです。
不器用で短気、どんな仕事についてもすぐ首になる若者。
麻薬所持で刑務所帰り、弟の命も麻薬で失ってしまったレストランのマネージャー。
悪人を弁護しなければならないことで自己嫌悪になっている弁護士。
救急救命病棟で働き、更にボランティアに身を捧げるが、心に傷を持つ看護師。
そんな人たちが大都会の片隅でどうやって交わり、いかに関わり合っていくか。



ホームレスとなったクララは、無銭飲食、万引きを繰り返し、観ていて腹も立ちます。
2人の息子を持ちながら、もっと計画的に動けと言いたくもなります。
が、父親に虐待されてあの怯え切った息子たちを見ると、仕方がなかったかもと。
DV夫が警官であるがために、足がつくことを恐れてカードを使うこともできないし。
あの巨大な街マンハッタンが、金持ちには優しく貧乏人には冷たい街であることも事実です。



そんな屈折した人々が、不器用につながっていく様に、観ていて心がほっこりします。
それぞれの人物の掘り下げ方が薄くて、やや物足りない感もありますが。
仕事にヤル気がない、しかし温かいジェントルマンであるレストランの経営者をビル・ナイが好演して、全体を引き締めています。
監督・脚本は、私が好きな「17歳の肖像」の女性監督、ロネ・シェルフィグ。
原題は「The Kindness of Strangers」、「見知らぬ他人の親切」のような意味でしょうか。
折角ムードのある老舗のロシア・レストランなのだから、できたらもうちょっと、美味しそうなロシア料理を出して欲しかった…

公式HP 


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寂しい12月

2020年12月13日 | ネイル

今年の銀座の12月はとっても地味です。
三越のライオンのマスク、白から赤に変わりました。
クリスマスカラーなのか、危機感を表したのか!?



先日、チビ姫の1ヶ月検診に行って来ました。
私はお抱え運転手。
初めて対面したタロウ、意外におとなしくしていました。
赤ちゃんが弱いものだって本能的に分かるのかしら?



クリスマス会も忘年会も何もない12月なんて初めてです。
せめて指先にクリスマス!
真っ赤なジェル溶液は普段使わないので10年ぶりくらいに出しましたが、まだ使用可能でした。


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不思議な展覧会と銀座ランチ

2020年12月12日 | お出かけ

不思議な展覧会です。
オランダ人シャルロット・デュマによる「ベゾアール(結石)」展@銀座エルメス本店。
結石って腎臓結石のあの結石?
どういうこと?



エルメス本店のアートギャラリーの優しいガラス超しの光の中に、沢山の馬の写真、そして優しい色の藍染の布が揺らいでいます。



解説によると、デュマは北海道、長野、宮崎、与那国島などの在来馬を撮影し続けているのだそうです。
そして
”思うに、ベゾアールとは水分の不足、すなわち死に直結しているのだろう。
その証拠にパリで目にしたベゾアールは大きく、その重さに耐え、生き延びた馬はいない。
ベゾアールは神秘的なオーラを放っている。その表面は惑星にも似てそれ故、動物の腹の中からやって来たのに、宇宙からやって来たようにも思われる。
これは、石を抱えていた動物が命懸けでこしらえた生涯の作品であり、抵抗の証でもある。”と。



これが結石。
草食動物にできやすい結石だそうで、その大きさ重さで命を落とす場合があり、同時に、人間はこの丸い不思議な塊に魔力を求めたといいます。 


今年のこの時期は寂しい。
クリスマス会も忘年会も何もなし。
普段会っていない友人とは会うこともできません。



せめてマスクして、夫とランチ@銀座ポルトファーロ
大きな窓から、冬の4丁目交差点が綺麗に見えました。




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「ヒトラーに盗られたうさぎ」

2020年12月09日 | 映画


世界的に有名な絵本作家ジュディス・カーの自伝的小説『ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ』が原作。
1933年、ヒトラーの台頭によってナチスが政権を握る直前に家族と共に故郷ドイツを出国し、スイス、フランスを経て1936年にイギリスに渡った著者の過酷な亡命生活の体験をもとに、少女アンナが貧困や差別などの困難を乗り越えていく姿を描く。

父親は有名な演劇評論家、母親は音楽家と、裕福なユダヤ人の家にアンナは生まれます。
家政婦もいる恵まれた生活をしていた彼らの生活は、ヒトラーの台頭で一変。
ヒトラーを痛烈に批判していた父親は身の危険を察知し、いち早くドイツを逃げ出します。
しかし、着の身着のままで付き合わされる子供たちは大変。
スイスの山村では言葉は通じるが習慣が違い、村の子どもたちにバカにされる。
次のフランスでは言葉もまったく分からない上、風呂もないアパルトマンに住むことになる。
裕福だった家の資金も次第に底をつき、一家は食べ物にも困るようになる。



しかしアンナは強いのです。
持ち前の明るさを発揮して、そんな逆境でも明るく前向きに生きていく。
両親に深く愛されてこそのその姿には、観る側が力づけられます。
でき過ぎ、という気もするのですけれど。
兄マックスといい、アンナといい、あんな逆境でも文句も言わず、一番の成績が取れたり、まったく話せなかったフランス語の作文で表彰されるのなら、親は苦労しないよねえと言いたくもなる。
それが実話というのですから…

アンナが出会ったのは良い人ばかりではなかった。
パリのアパルトマンの隣人は最後までアンナ一家を嫌っていたし、管理人の女性も意地悪だった。
最後にそこを出ていく時、管理人に父親は何を言ったのか?
聞こえませんでしたが、彼女の不機嫌な顔から、さぞ皮肉を込めた御礼を言ったのかと。



私はジュディス・カーの絵本「おちゃのじかんにきたとら」が好きだったのです。
女の子とお母さんがお茶をしようとしていたら、突然大きな毛むくじゃらのトラがやって来る。
トラは丁寧に、自分もお茶に加えてくださいと言い、お母さんはにこやかに受け入れるのですが、とんでもない展開が待っているのです。
でもお母さんはまるで慌てない。
こんな非日常が、予定調和のように進んでいくのです。
あの底抜けの明るさ、あの強さは、作者の体験や性格から生み出されたものなのかもしれませんね。


2019年ドイツ映画。
公式HP 

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着付け教室のカラクリ

2020年12月08日 | 社会
(義母が染めた紅型染の帯)

この春から着付け教室に通っています。
昔作った何枚もの着物に日の目を浴びさせてあげたい、その思いから。
ところが始めたと思ったらコロナで休みとなり、その後も中断を経て、2~3人の少人数でマスクしながら、ホソボソと続けています。
オペラ鑑賞や友人たちとの集まりができなくなってしまった今、着物を着たいというモチベーションも薄れる一方、いつまで続くか自信ないのですが…

教室を選ぶにあたってネットで探した時の条件は、とにかく近くて、そして無料でないということでした。
テレビで派手に宣伝している「日本〇装」などは、無料の着付け教室とうたっていて、その実、高額な着物や帯を売りつけているというのはよく知られていることです。

日本〇装のサイトを見ると、「どうして無料なの?」という質問に対して
「きものを好きな人が増えることで、和装文化が守られ、次世代へと受け継がれていく。
そのためにもっと自分できものを着られる人を増やしたい。
日本〇装ではそんな想いで一貫して受講料無料で着付け教室を行ってきました。
受講料無料で教室を運営できるのは、着付け教室のカリキュラムで実施される販売会の際に、加盟店(生産者)から販売仲介手数料をいただいているから。」
と明記されています。

こちらの口コミをネットで見ると
「専業主婦の妻が断り切れず数十万円の着物をローンで購入、鬱となり家庭崩壊寸前」
「35万円の帯、30万円の着物を買わされ、後悔でいっぱい」などの苦情がこれでもかと。
で、無料の大手ではない教室を探したところ、我家のごく近所に見つけました。
小さな教室、しかも非常に廉価!

廉価ということはタダではない。
それなら大丈夫かと思ったのですが…
甘かった。
やはり着物や帯の展示販売会に連れて行かれるのです。
申し訳ないが、私は昔の自分の着物を着たくて始めたのであって、新しい着物を買う気はありませんと明言しているのですが、上品に言葉巧みにしつこく押し付けられるのです。
確かに同じ正絹であっても、昔の帯はずっしりと重かったのに、今のは羽のように軽かったりする。
ああ素敵、この柄なら私が持ってるあの着物に合うなあと思って値段を見ると、45万円!

買わなきゃいけないという義務はない筈、インドやエジプトやトルコのあの執拗な物売り攻撃をはねのけてきた私がこんなのに負けてどうする?と今のところ何も買っていませんが。
教室に通い続ける以上、あそこにまた行かなきゃいけないと思うとどうにも気が重い。
考えてみれば、上品な口調ではあるけれども、インドやエジプトやトルコよりもタチが悪いかもしれない。
向こうではNo thank you!と怒鳴ればそれで終わりますが、こちらでは日頃先生にはお世話になってるとか、あんなに安く教えて貰ってるのだからと、つい気を使ってしまうという弱みがあるのです。

私の友人から聞いたりネットで見る限り、着付け教室はこんな感じの所が多いようです。
今時こんな商法は情けないと思うのですが…
着物の品格を汚すんじゃないの?



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「わが敵習近平」

2020年12月05日 | 

楊逸の小説は芥川賞受賞作品「時が滲む朝」の他、何冊か読みました。
文革によって幼少期に過酷な下放体験をし、その後日本に移住した著者の、これは覚悟の告発本です。

この人は「新型コロナウイルス蔓延は中国政府による人災だ」と言い切っています。
生物兵器として新型コロナウイルスをコウモリを媒介にして改変し、それを世界にばらまいたのだと。
それを証明する情報、文献などを多々並べ立てています。
当初「発生源は海鮮市場のコウモリ」と言われたが、「0号患者」と呼ばれる最初の患者(武漢ウイルス研究所勤務の女性、名前も出ている)は武漢の海鮮市場を訪れていない。
「ウイルスは武漢P4実験室から来た」のだと。

著者によると、2019年の1年間、中国の人民解放軍は、生物兵器を使ったシミュレーションを、毎月のように実地していたのだそうです。
12月の軍事演習では、南京近くの軍港で「クルーズ船で感染が発見された場合のシミュレーション」を。
これは軍事演習に参加した機関のサイトで確認できるそうですが、だからあの「ダイヤモンドプリンセス号」の感染は、ウイルスを世界に拡散させるために意図的に感染患者を乗船させたのではないかと。
そして感染源となった高齢の香港人の正体。

なんとその人は、香港のパスポートは持っていたものの、元々は中国内陸の汚職官僚で、クルーズ船に乗る直前まで刑務所にいたのだと。
何故か急に釈放され、香港から船に乗り込み、ろくに調査しないうちに死亡してしまったと。

これだけでもかなり鳥肌が立ちましたが、他にも著者の辛酸を舐めた下方体験、新疆ウイグル自治区での非道な弾圧、「再教育施設」という名前の強制収容所での拷問、中国官僚社会の腐敗しきった様子をこれでもかと。
なんと中国の刑務所関係者から流出したという「売買臓器の価格表」まで出ているのです。

ここまで書いちゃっていいのかと心配になるくらいの内容。
著者は、地獄のような共産党独裁政権の中国には帰りたくないと2011年日本国籍を取得。
中国政府に洗脳されている中国人、そして、いくらなんでも国家がそこまでしないだろうと疑わない、あまりにも人が良すぎる日本人に警鐘を鳴らしたくてこの本を書いたのだと言っています。

わが敵習近平

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山の中の温泉宿

2020年12月03日 | 国内旅行
今回の帰省の間に、人里離れた山の中の温泉宿「遊季の里」に行って来ました。
この春からずっと籠っていた高齢の母が何処にも行けないと嘆くので、先々月に予約したのです。
実家の近所に住んでいて、日頃母が世話になっている叔母も一緒に。
89歳の母、79歳の叔母という高齢者を、リスクの高い首都圏在住の私が誘っていいものかと心配したのですが(予約した時点では感染状況はここまで酷くなかった)、コロナ禍で何処にも出かけられなくてウンザリしているのは、誰もが一緒であるらしい。



山奥の曲がりくねった細い道をヒヤヒヤしながら運転して行くと、養老の滝が出現しました。
滝はこれで長さ30m、幅4mほどと結構大きなものです。



そのすぐ近くに、こんな田舎にと驚くようなお洒落な旅館ができていました。
口コミがよいのと、実際に行ったことがあるという友人からよかったと聞いて決めたのです。



山の中の温泉宿、まずは和菓子と抹茶でお出迎え。
部屋からは広く濃尾平野が見渡せ、遥か彼方に名古屋駅のツインビルまでが。
部屋が12.5畳+広縁+露天風呂付きデッキと広く、個室の数が少ないせいか、館内では殆ど誰にも会いませんでした。
夕食では松茸の土瓶蒸し以下、秋の味覚をたんまりと。
年齢層の高い一泊旅行がなんとか無事終わって、ホッとしました。



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