昨日、日比谷で映画を観た後、銀座を散策しました。
毎年楽しみにしているソニービルの美ら海水族館。
今年は現ソニービルの最後の美ら海ということで、是非見ておきたかったのです。
昨日、担当者に聞いた話とWikiなどの情報をまとめると
1966年にできたモダニズム建築のソニービルは
外壁にはめ込まれたブラウン管を用いた電光文字表示や
日本一速いエレベーターなどで、当時は相当話題になったのだそうです。
そしてあの、踏むと音と光が出る地下一階のドレミ階段は
ストックホルム、ミラノ、メルボルンなど、世界中で真似られているのですって。
知らなかった…
来年3月末に取り壊し、一度更地の公園にした後、2020年秋から新ビルの建築を開始、
2022年に新ソニービルの営業が開始されるのですと。
一旦公園にするというのは、東京五輪を意識してのことらしい。
オープン当時から入っていたという地下の「マキシム・ド・パリ」は去年6月に閉店。
一階の英国調パブ「カーディナル」は今も営業していて、これがなくなるのも寂しい。
名前通り内装が真赤なこのパブで、若い頃待ち合わせしたことがありました。
あの頃は、ソニーのカセットラジオやウォークマンが世界の市場を席捲していたなあ。
1985年の夏ニューヨークに行った時、驚くほど大勢の若者が街なかで
ソニーのこれらの機器を使っていたのに驚いたのでした。
銀座のソニービル、昭和の顔がまた一つ消えて行くのですね。