Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

塩豆腐

2011年01月30日 | 家庭料理

アジア杯、日本やりましたねえ!
眠い目をこすって観た甲斐があったというもの。
選手はみんな凄かったけど
特に川島選手、日本の守護神。
きりりとした眉、睨みすえたような眼、への字に結んだ口元。
大人になった今でもあんな聞かなさそうな顔しているのだから
子供の頃はさぞヤンチャ坊主の顔だったのでしょうねえ。
長友選手の昨夜の試合の走行距離は15.29㎞だったのだとか。
凄いなあ…

普段は忙しくて中々サッカーも観られない我家の男たちも
昨夜は観る(なんといっても休日前夜だった)というので
珍しく簡単なおつまみやワインなど用意して
準備万端にして開戦に臨んだのでした。

用意したのは各種チーズ、クラッカー、そして塩豆腐。
最近友人から聞いたばかりの新メニュー。
絹ごし豆腐に塩をたっぷりまぶし、キッチンペーパーで包んで24時間。
これだけで、なんともまろやかな塩豆腐のできあがり。
キュウリ、パプリカを添えて(写真がボケてしまいましたが)。
塩味がよく効いているので、これだけで十分食べられます。


塩豆腐のレシピ
http://www.tbs.co.jp/hanamaru/recipe/recipe20110120-1.html
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パラグアイ大使館

2011年01月25日 | 社会

三番町でモニター会議があり、その後半蔵門界隈を散歩しました。
桜の季節以外その辺りは、用でもなければ行くような処ではないので。
お堀に面した広大な英国大使館。
その場所といい、広さといい、いかめしい門扉といい、
虎ノ門のアメリカ大使館よりもよっぽど格が上じゃないのか?
かつての大英帝国の名残か…

そんなこと思いながらうろついていると
その英国大使館の横っちょの細い道の雑居ビルに翻る三色旗を発見。
よく見ると「パラグアイ大使館」と書いてある。
こんなところにこんなものがあったんだ…

パラグアイについては何も知らない。
「ノルウェイの森」の中で緑がワタナベに
お父さんはロバのウンコだらけのパラグアイに行ってしまった、と
語った(それは嘘だったのですが)ことが印象的だったくらいか。
去年サッカーで戦って、PK戦で日本は負けたのだっけ…

帰宅して「パラグアイ大使館」をネットで見てみたら
トップページに、緑の芝生に囲まれた白亜の建物の写真がある。
何これ!?
知らない人が見たら、これが大使館と思っちゃうのじゃないの?
しかし大使館の住所表記はあくまで”一番町第2TGビル7階”。
あるいはかつてはこんな建物だったけど
経済的に苦しくなって雑居ビルに移ったとか?
分かりません。
http://www.embapar.jp/subsitio2/

そのサイトに綺麗な演奏が流れている。
「アルパ パラグアジャ(ハープ)コンサート案内」と出ているので
クリックすると空白。
大使館のHPって、その国の顔なんじゃないの?
いいのかこんなことで…

余計な心配しながら見ていると綺麗なピンクの花の写真が。
ああこれ!
この「ラパチョの花」(写真、ネットから)というのは
プルメリア、ジャカランダと並んで昔からの私の憧れの花なのです。
パラグアイの国花だったのか…
甘い匂いのプルメリアは、ハワイや東南アジアで堪能しました。
後はジャカランダとラパチョ!
いつか紫のジャカランダやピンクのラパチョに埋め尽くされた街を
見ることができるかしら?
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「きな子~見習い警察犬の物語~」

2011年01月23日 | 映画

「ずっこけ見習い警察犬きな子」が7度目の挑戦にして合格!というニュースが
去年の11月に新聞に小さく出ていました。
そのきな子を主人公にした「きな子~見習い警察犬の物語~」が
ようやくDVDになったので早速鑑賞。

18歳の杏子(夏帆)は警察犬訓練士を目指して入所した訓練所で
ラブラドール・リトリーバーの仔犬「きな子」に出会う。
身体が弱く、警察犬としては素質がないと言われる「きな子」を杏子は必死に訓練するが…
訓練会でいきなり大失敗、障害物競走で顔面着地。
その場面がテレビ中継され、きな子は「ずっこけ犬」として一躍有名になる。
きな子はどうも集中力に欠け、嗅覚も弱いようだ…

犬を飼っていて断言できるのは
人間もそうであるように、犬にも賢いのとそうでないのがいるということです。
愛犬タロウは、どう贔屓目に見てもそう賢いとは思えない。
でもタロウは全力で我々家族を慕ってくるし、
我々もそんなタロウが可愛くて仕方がない。
でもこれを警察犬に仕立てるというのは
どう頑張っても無理だろうなあと思うのです。

きな子の資質が実際のところどうであったかは分かりませんが
7度も試験を受けたという、その事実だけで私はもう泣けてくる。
「警察犬試験」というものがどんなものかちょっと覗いてみただけでも
映画の中できな子が苦戦した臭気選別作業の他に、
紐付脚側行進、障害飛越、高所通過、物品持来など々ぞっとするほど様々なテストが並んでいる。
しかもこれだけ有名になってしまって「ひやかしでちょっと受けてみるだけ」という訳にも
いかないだろうし。
来る日も来る日も、犬も調教師もどんな思いで訓練したのだろうと思うと…
何しろこの映画ができた時点では、きな子はまだ合格していなかったのですから。

非常にベタなストーリーですが気持ちよく泣けます。
なんといっても私は、犬が飼い主(調教師)を一心に慕う気持ちに弱いので。
そして必死にがんばる落ちこぼれ犬と新米調教師の健気さに。
「がんばれば、夢は適うと信じていた(でも落ちた)」
「がんばってもがんばっても、できんモンの気持ちなんか分かってもらえない」
という杏子の叫びは、まっすぐに観る者の心に届くのです。

この映画(2010年公開)は「きな子は今も挑戦中」というエンドロールで終わるのですが
前述したように先々月に見事合格。
きな子はその時点で8歳。
レトリバーの平均寿命は10~12歳というのだから人間でいえば50歳くらいか。
きな子、よく頑張ったねえ!
日本中の人が、君から勇気を貰ったと思うよ。
せめてゆっくりお休みね。
(読み返してみたら、実在のきな子と映画のきな子を混同してしまっている。
そのくらい私は動物モノには甘いのです!)


公式HP http://www.kinako-movie.jp/
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ダメ男の起死回生「エリックを探して」

2011年01月20日 | 映画

面白かった!
イギリス映画、これだから侮れない。

主人公エリックは、何をやっても上手くいかない駄目人間。
最初の妻リリーに逃げられ、後妻にも逃げられ、
後妻の連れ子らしいティーン・エイジャーの息子二人
(何故か一人は黒人)と狭いフラットハウスで暮らしているが
息子たちは働きもせず、学校にも行かず、ゲームをしたりポルノを見たりする毎日。
その息子たちにもバカにされ、相手にして貰えない。
せめて郵便局の仕事は真面目にやるかといえば
部屋に大量の未配達郵便物を溜め込んでいる。
「マンチェスター・ユナイテッド20世紀最高プレーヤー」といわれるエリック・カントナの
ポスターの前で、息子の部屋から失敬した葉っぱを吸ってぼやいていると
そこに本物のカントナが現れ、エリックをあれこれと指南し始める…

藤村俊二を更にしょぼくしたようなエリック役スティーブ・エベッツと
つながったような太い眉、胸厚マッチョのカントナ(選手本人!)との
凹凸コンビが面白い。
自堕落な生活をしていた息子たちが遂に犯罪に巻き込まれ、
エリックは人生最大のピンチを迎えるが、
カントナの助言は「仲間を信じろ!」。
そう、何も持っていないと思っていたエリックには
やはりサッカー狂の郵便配達仲間がいたのだった!
丸ハゲだったりデブだったりオタクだったり、、まるで風采は上がらない、
何かといってはパブに集まってビールを酌み交わす仲間たち。
彼らの力を借りて一世一代の大芝居に打って出ることに…

「ミートボール」という渾名のリーダー格の男は
ユーチューブをブルーチューブと言い間違えるほどのネット音痴なのだが
ギャングを相手に
「どこに逃げようと、俺たちは必ず探し出す。
なぜなら俺たちは郵便配達夫だからだ!」
と啖呵を切ります。
オオー!という仲間たちの歓声。

イギリスの労働者階級の生活の一端が窺い知れて面白い。
狭いフラットハウス、狭いキッチン(テーブルにいたってはこんな小さくて
どうやって家族で食事するのだ?と思うほど)、
パブでの男たちの”親睦会”の様子(イギリスで嫌というほど見てきた)。

エンドロールでのカントナの記者会見の意味がよく分からなかったのですが
あとで調べたらあれはマスコミに対して
イワシとゴミの区別もつかずに群がるカモメだと皮肉った
有名なシーンだったのですね。
"When the seagulls follow the trawler,
it's because they think sardines will be thrown into the sea."
http://blogs.yahoo.co.jp/tenzinkuoshi/58484923.html

上のカントナの台詞のリンク、よく観たら
「最も支離滅裂な英語」のトップ10なのですと。
その8位に入っています。

☆4

「エリックを探して」http://www.kingeric.jp
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これは何?

2011年01月18日 | Weblog

アメリカ在住の友人が面白小物(写真上)を紹介してくれたので
それに足して。





これらは皆同じ目的で使います。
さて何でしょう?




















答えは茶漉し、ティー・ストレーナーです。
一番上のはアヒルのおなかの下に茶漉しがついていて
カップの中で浮かばせるようです。
一番下は、その名もインサート・ティー・ストレーナー。
ティーポットの注ぎ口に差し込んで使います。

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ブヨブヨは嫌いだ!

2011年01月15日 | 社会

昨日の朝日の夕刊に「のり巻き文化、世界へ」という記事が。
「ハンドロール・カフェ」というものが昨秋、大阪市内に出現したのだそうです。
”ハンドロールというのはオーストラリアで人気のファーストフード。
長さ9cmの中巻きで、から揚げやエビフライなど具はさまざま、
丸ごと持ってかぶりつく。”
ハンドロールは今、海外で流行っているのだそうで
それを逆輸入したのだと。
「すしロール」という本(写真)も人気なのだとか。

へええ…
確かにいいかもしれない。
肉や魚介、野菜など具はバラエティに富むし、
見た目も綺麗だし、栄養的にもいいし。
少なくともハンバーガーよりは健康によさそうです。


そういえば、と思い出したことがあります。
以前、アメリカ人の主婦グループに簡単な日本料理を教える、ということを
頼まれてしたことがあるのですが
その第一回目にリクエストされたメニューが「太巻き」だったのでした。

卵焼き、サーモン、アボガド、キュウリ、レタスなど彼らの好きそうな具を用意し、
すし飯を作って巻けばできあがり、と軽く考えていたのですが…
そう簡単にはいかなかったのでした。
まず卵焼きがうまくできない。
具を均一に細長く切ることができない。
巻きすの上に拡げた海苔とご飯と具を巻くことができない。
どうしてこんな簡単なことが、と驚くくらいに。

南青山の外国人用高級アパートメント。
巨大な冷蔵庫や皿洗い機が備わった10畳ほどの美しいキッチン。
三十~四十代の陽気なアメリカ人たちとフイリピン人のメイド。
まず私がやってみて、次に
誰かやってみる?(any volunteer?)と声をかけると
year!!などと元気に出てくるのですが
できない、できない。
両手をご飯粒だらけにして、しまいには顔にまでご飯粒つけて。
キリッと引き締まった太巻きなんてどうにもできなくて
ブヨブヨの不恰好な太巻きを
最後に仕方なくラップで包んで巻物状態にしたような。

彼らにとって慣れない和食ということを差し引いても
あまりの不器用さに驚いた、中々面白い経験だったのでした。

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知らない方がよかったかも

2011年01月12日 | 社会
この週末、遅めの正月帰省で岐阜に帰っていました。
一週間ずらしただけで東名高速、非常に順調。
年末年始の渋滞が嘘のようです。

今、全国にタイガーマスク運動が広がっているのですってね。
ことの始まりは去年のクリスマス。
前橋市の児童相談所玄関前に「伊達直人」の名前で置かれたランドセル10個。
そこから似たような善意の行動が全国で。
岩手県花巻市のスーパーで現金と一緒に見つかった手紙には
「全国にタイガーマスクが居るんですよ、きっと」と書かれていたのだそうです。
心が温かくなるニュースです。

朝日の今日の社説によると
”約580の児童養護施設に、3万人余りの1~18歳児が暮らしている。
40年前と比べ、両親との死別や貧困のため預けられる例は激減し、
虐待を受けた子が半数以上を占める。”
のだそうです。
多いだろうとは思っていましたが、半数以上とは。
少なくとも1万五千人の子どもが、親に虐待され、
施設に捨てられたか、あるいは強制的に引き取られて暮らしているのか…

”親から歯磨きすら教わらず、虫歯だらけの子。
暴力を受けて育ち、すぐキレてしまう子。
心の奥に傷を抱え、ケアが難しい例が増えている。”
小さな子どもが親を求める姿は、本当に切実なもの。
その愛にこたえるどころか、無視したり折檻したりするなんて。
そんな子どもたちが、ちょっとでも笑顔を見せてくれるかもしれないと思うと
そしてそんな善意がどんどん広がってることを思うと
嬉しい限りです。

ついでに。
友人がタイガーマスクの最後は衝撃的だったとつぶやいていたので
今更ながら調べてみたら…
”大阪での再戦当日、車にひかれそうになった子供をかばって死亡する。
最後の力を振り絞って虎の覆面を近くの川へ投げ捨てたため、
伊達直人の事故死とタイガーマスクの失踪は結びつけて考えられることはなかった。”
(Wikiより)
兄がいたので子どもの頃、「マガジン」や「サンデー」などの少年漫画も読んでいましたが
プロレス漫画は残酷なので好きじゃなかった。
そんな可哀想な最期だったなんて…
知りませんでした。

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女が弱いのは…

2011年01月07日 | ネイル

このお正月、共同購入サイト「グルーポン」で
21000円のおせち料理を半額で売り出した会社が、その注文の多さに対応できず、
見本とまったく違うおせち料理を送って苦情殺到という騒動が起きました。

それにもかかわらず、 どうにも気になる割引チケット共同購入サイト。
気になったら確かめなくちゃいられない性分で
ついに初体験してきました。

私はトール教室などで人前に手を出すことが多いこともあって
とりあえず手先は綺麗にしているつもりなのです。
元々手肌が弱いこともあって、お皿を洗うときは必ずゴム手袋を使用、
ハンドクリームを常備し、爪には毎週明るい色のネイルを塗る。
近年ジェル・ネイルというものが流行って
私の友人でも早速試した人が何人も。
キラキラしてとても綺麗だし、一度塗ると一ヶ月近く持つというのです。

私も気になっていたのですが
ネイル・サロンまで行かなくちゃできないし
一万円ほどかかるらしいし。
これをしている人は皆、魔女みたいに長い爪をしていて
あんなの挽き肉をこねたら爪先に入っちゃうし、
爪ごときに一万円なんて、と及び腰だったのです。

そうしたら例の割引チケット共同購入サイト「ポンパレ」で
ジェル・ネイル半額以下の3980円というのが!
早速チケットを購入して、行って来ました。

表参道の小さなネイル・サロン。
「カラー・ラメ・グラディエィション」の好きな色を選んでストーンを少々。
可能な限り短いままで(爪先に挽肉が入らないように)、
一時間半ほどかけて写真のような仕上がり。
(子供のような寸足らずの手でお恥ずかしいのですが)

爪の根元を透明にしたので
確かにこれなら当分持ちそうです。
普通のネイルよりも爪先がかなり固くガードされて
トールペイントの絵の具の硬い蓋を爪で開けても、ビクともしない。
爪先がキラキラで綺麗だとなんだかそれだけで楽しくなるよう。

共同購入サイトでは、飲食店やネイル・サロンなどの色々なお店の
格安チケットが入手できるようです。
上手に使えばこれ、いいかも。
なんといっても女は
「キラキラ」とか「半額セール」という言葉に弱いのです。

割引チケット共同購入サイト「ポンパレ」
http://ponpare.jp/
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「ノルウェイの森」

2011年01月06日 | 映画

怖いもの見たさで行って来ました。
私は「ノルウェイの森」は、村上春樹が大衆受け狙いで書いたものだと決め付けているので
村上作品の中ではあまり好きではない。
が、そう言いながら何度読み返したか分からない。
その私が映像化を観ればどうなるか分かっていたようなものですが…

やはり駄目でした。
これは人の愛と生(あるいは性)、それに関する喪失と再生の物語である筈なのに
それを浮かび上がらせるまでの大事なエピソードがことごとく無視され、
人物像はぼやけ、コンセプトは消えてなくなってしまっている。
例えば終盤で、ワタナベがレイコと寝るところ、
あれは直子の死を乗り越えるための、二人の一種の葬儀であった筈なのに
あれじゃ単なる劣情のもとのセックスです。
小説の導入部に出てくる、直子がおびえる深い井戸の話、
(何処にあるかも分からない、いつ落ちるかも分からない、
落ちたら絶対に助からないという深く暗い野井戸)
あれもかなり象徴的なものであったと思うのにまったく無視されていたし…
残念です。

ヒロインのキャスティングについて。
直子は、ストレートのロングヘアの、はかなげで繊細な少女にやってもらいたかった。
ワタナベが一緒に歩くとき後ろからそっと見ていた、右の耳の上の髪留めをつけて欲しかった。
菊地凛子は演技は凄いと思うけれど、髪がボリュームありすぎ、我(俗)が強すぎ。
緑は、これは”みんなに小学生みたいとか強制収容所だとか言われる”坊主頭じゃなくちゃ。
髪型が全然違うし、モデルだという水原希子 、可愛いというだけで台詞棒読み。
小説に形容されている、ワタナベを圧倒しながら惹きつける躍動感、
あふれる生命力がまったく表現できていない…

突撃隊のエピソードも省略(ラジオ体操の件や、地理オタクであることくらいは触れて欲しかった)、
永沢さんのエピソードも省略(ナメクジ事件もなかった)、
直子の姉の死も省略(これは直子の人格形成に大きく影響していると思う)、
レイコが精神病院に入った経緯も省略。
勿論、限られた時間では限界があるし、全部を網羅しろと言うつもりはないが
これでは単に、心を病む少女(直子)と元気すぎる少女(緑)の間を
所在無げにウロウロする欲求不満の男(ワタナベ)の痴話話のようです。


ただ、どんなに特別な事情を秘めて、どんなに深遠な哲学に悩んでいるように装っても
若い頃の愛と生(あるいは性)の悩みなんて
最大公約数にまとめてしまえばこんなものなのだということを
トラン・アン・ユン監督が言いたかったのだとしたら
それは成功しています。

☆2

「ノルウェイの森」http://www.norway-mori.com/index.html
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新年あけまして

2011年01月02日 | Weblog


おめでとうございます。
いつも拙いブログをご訪問頂き、感謝です。
本年もよろしくお願い致します。

今年もマンションで迎える静かなお正月です。
三が日に土日が入って帰省は無理そうなので。
マンションは暖かいし、家族だけだし、
自分のペースで好きなように家事ができるので本当に楽。
基本的に盆・正月は帰省、大渋滞の高速道路を半日以上もかかって
たどり着いていた私にとって拍子抜けするほどのものですが
ただ最近ではちょっと複雑な思いも。
息子たちが先々結婚して、その相手が
(息子の)実家に行くなんて嫌よ!ということになったら
やっぱり寂しいだろうなあ、と。
まあ就職したばかりの長男と大学生の次男、
我が家ではまだ当分先の話ではありましょうが。

写真は、お年玉にウサギのぬいぐるみを貰ったタロウ。
(新しいオモチャを前に”待て”をさせられてプルプル震えている)
人間の子供と一緒で、新しいオモチャに
狂ったように喜びます。
が、あっという間に目玉をほじくり、鼻をひきちぎり、
中身(ワタ)をほじくり出してしまいます。
可愛いぬいぐるみは、30分で哀れな皮一枚に。

クリスマスに与えたピンクのゴリラは
中身が細かいパンヤとプラスチックの粒々だったので部屋中大変なことに…
写真を複数枚入れられるということに最近気がついたので
(以前は確か一枚しか入れられなかった)
実験的に入れてみます。


今年もいい年になりますように!
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