Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

シンガポール旅行⑧Fine Country

2023年03月07日 | 2023シンガポール旅行
(カソリックの修道院として19世紀に建てられたCHIJMES)

「世界の歩き方:歴史と宗教がわかる!」(池上彰・増田ユリヤ著)によると、シンガポールのことをよく英語で「Fine Country」と言うのだそうです。
形容詞のfineの意味で「よい国」、名詞のfineの意味で「罰金の国」という、ダブルミーニングなのだと。
昔はガムを捨てると罰金だったのが、いまではガムの販売も国外からのガムの持ち込みも禁止され、違反すれば罰金であると。
ガムを送ると罰金というのは、以前息子宅に荷物を送った時に知って驚きました。
公共トイレで水を流さないのも罰金の対象であるって、一体誰が確認するのだ?



これはマリーナ・ベイ地区を歩いていた時に見かけたもの。
3000ドルって、30万円!
さすがに誰一人、釣りをしている人はいませんでした。
こんな罰金の看板を、あちこちで見かけました。

この国の街角は確かに綺麗でした。
でも私は見つけてしまったのです。
路肩や植込みの中やビルの陰に、こっそりペットボトルや菓子袋などのゴミが捨ててあるのを。
無論、全体的にはとても綺麗なのですが…


罰金制というのは、悪いことをしたら罰金を課すからするなという、性悪説です。
そう考えると、そんな制度もないのに綺麗な街を保っている性善説の日本は結構いい国だなと、逆に思ってしまいました。
勿論、日本にもゴミが散乱する汚い所もありますが、海外諸国に比べれば遥かに綺麗だと思います。

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シンガポール旅行⑦食べて遊んで

2023年02月28日 | 2023シンガポール旅行

アンダーズでたらふく食べ、タクシーで長男宅に戻り、プールで遊びました。
おチビは浮き輪をつけて水の中で大喜び。
遊び疲れたら、プールサイドのデッキチェアでのんびり昼寝。
南国のゆったりした空気が流れて行きます。



このコンドミニアムにはテニスコートもついており、しかも殆ど空いていて、好きな時に使えるらしい。
テニスと水泳が好きな長男が、ここは暮らしやすい、楽しいよと言う筈です。
無論、それなりの対価を払っているからのことでしょうが。



たった6日間ですがシンガポールを歩いてみて、この国は随分若いという感じを受けました。
調べてみたら、この国の平均年齢は40.8歳。
ちなみに日本の平均年齢は48.4歳で、これは世界で2番目に高い(1位はモナコ、3位はドイツ)。
日本の平均年齢が高いのは、高齢者が多く、子供が少ないからということらしい。



そのせいかシンガポールの街のあちこちで、高齢者仕様ではないことを実感することがありました。
例えば、歩行者用信号の点灯時間の短いこと、地下鉄のエスカレーターの速いこと、段差があちこちにあること。
これでは90歳超の私の母などは、とても歩けないなあと思うこと度々でした。

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シンガポール旅行⑥Lazy Breakfast

2023年02月27日 | 2023シンガポール旅行

そして日曜日、ラッフルズでのアフタヌーンティ女子会を楽しみにしていたのですが、シンガポールに行ってから予約しようとしたら、とっくに満席。
甘かった…
お嫁さんが一流ホテルあちこちに当たってくれたのですが、ここはと思うと満席だったり、14時過ぎでないと駄目だったり(それではおチビが待てない)、6歳以下の子供不可だったり。
結局、ホテル・アンダーズでみんなでランチすることに。
それがちょっと面白かったのでご紹介します。



NYのホテル・アンダーズには泊ったことがあるし、そこや東京のホテル・アンダーズ(虎ノ門ヒルズにある)のランチとどんな風に違うか、楽しみに行きました。
「Alley on 25」はその名の通り25階にあり、眺望もよく、広々とした空間です。
そこのランチ、正確に言うと「Lazy Breakfast」は12~14時、主菜を一品ずつ選んで、
前菜、サラダ、飲み物、デザートはブッフェ形式で取り放題。
おチビには塗り絵とクレヨンがサービスされました。


(ヌードルのトッピング)

飲み物は、グアバ、パイナップル、オレンジ、アップルなど数種類のフレッシュジュース。
中でも「detox」という名前の緑のジュースが爽やかで美味しかったので訊いてみたら、ケール、アップル、レモン、ハチミツなどで作ったのだと。

 

前菜、サラダ、スープもとっても充実。
お粥やヌードルには薬味がズラリと。
麺はその場で茹でてくれ、ボウルは小さいと言え、私なんてこれだけでおなかが膨れてしまう。



4人が頼んだ主菜(なんといってもbreakfastだから軽めですが)。
サーモン・バーガー、クロック・マダム、ローストチキン、エッグ・ベネディクト。
モノによっては1時間ほども待たされたり、サーモン・エッグ・ベネディクトを頼んだのにハムのそれが来たりと、まあ色々ありましたが、細かいことは気にしないというのがこちらの流儀なのかしらん?
主菜が中々来なくても、食べるものは山ほどある訳だし。


(デザートのトッピング)

デザートも、焼きたてワッフル、マカロン、ピスタチオケーキ、プリン、焼きメレンゲ、フルーツなど様々、コーヒー、TWGの紅茶も飲み放題と、中々楽しいLazy Breakfastでした。
おチビも満足、男性陣もおなかいっぱいになったようです。
「Lazy Breakfast」、のんびり朝食、つまりブランチといった意味でしょうか。
日本ではそんな名前のコースは聞いたことがありません。
これで一人55ドル(+サービス税と消費税)、ラッフルズのアフタヌーンティは88ドル(+税)だったようですから、かなりお得であったかもしれません。

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シンガポール旅行⑤そしてZooへ!

2023年02月26日 | 2023シンガポール旅行

シンガポール動物園は、自然環境に近い状態で展示され、檻ではなく、濠によって観客と展示動物を隔てる「オープン・ズー」というコンセプトのモデルとなっているのだそうです。
絶滅危惧種を含む300種以上の動物が展示されており、面積は28ヘクタール。
そう聞いてもピンと来ないので、東京ドーム何個分?と思って調べてみたら、東京ドームは4.6ヘクタール、約6個分であるらしい。



世界三大動物園の一つと聞きましたが、ではあとの二つは何処か?
トリップ・アドバイザーによれば、世界の動物園1位はアメリカのサンディエゴ動物園、2位スペインのロロ動物園、そして3位がシンガポール動物園であると。
これは、トリップアドバイザー上の「動物園・水族館」に投稿された口コミ評価をもとに決定したものだそうです。
ちなみに25位の中に、日本の動物園は含まれていませんでした。
世界の水族館の9位に、かろうじて美ら海水族館が。



何しろおチビがいるので、ベビーカーやトラムを使い、途中カフェで休みながらゆっくり廻りました。
かなり歩いたつもりでしたが、それでも全体の半分も廻っていないと長男に言われてがっくり。
動物園内のレストランで夕食を取り、そして隣のナイトサファリへ。



ここは1994年にオープンした、世界初の夜だけのサファリパーク。
徒歩やトラムでパーク内を巡り、夜行性動物の自然な姿を観察できるということで、かなり期待しましたが…



ここだけの話、こちらは若い人向けです。
何しろ”自然な状態”がウリの動物園、夜は当然暗い。
近いと言っても離れているので、老眼の我々にはろくに見えないのです。
しかもフラッシュを使えないので、写真に撮ることもできない(ということで一枚もなし、上の写真はネットから)。
ナイトサファリ、一度は是非行ってみたかったので満足ですが。

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シンガポール旅行④アラブ街、インド街、チリクラブ

2023年02月24日 | 2023シンガポール旅行

アラブ・ストリートは、19世紀にアラブ人、マレー人、ブギス族など、イスラム系移住者に割り当てられたエリアなのだそうです。



シンガポール最古にして最大という、サルタン・モスクもここにあります。
私が行ったのは金曜日で丁度定休日、モスクの中を見学できなかったのが残念でした。
イスラム雑貨やハラル料理、トルコ料理、ペルシャ絨毯などのお店が延々と並んでいます。

  


その後、リトル・インディアにも足を伸ばしました。
ここにはインド雑貨屋、インド食料品店、インド料理店などがひしめき、極採色のヒンズー寺院も。



サリーをまとった女性が歩き、強烈なスパイスやカレーやパクチーの匂いが漂っていて、コロナ前に行ったインドの市街の匂いを思い出しました。
あれ?私の嗅覚、戻ってるじゃん!
もう戻る時期だったのか、異国の街へ行ったのが刺激になったのか、飲み続けた亜鉛が効いたのか、サッパリわかりませんが、嬉しい発見でした。





この日の夕方、また長男宅に行き、そこからタクシーで海辺のチリクラブの店「Long Beach」に。
いわゆる赤いチリソースのクラブよりも、ここはペッパークラブが有名なのだと長男が言って、そちらを。
浜辺に臨んだ気持ちの良いテラス席、店内の生簀の中には蟹やロブスターがごっちゃりといました。
100gにつき12ドル、2キロだったら240ドルという価格のつけ方です。
美味しくはあるのですが、食べにくいことこの上ない。
使い捨てのポリ手袋や、レモン水を入れたフィンガーボールも出ましたが、それでも手はベタベタ。
いいお値段だし、私はもう当分いいかな…
おチビはエビ炒飯とココナッツジュースに大喜びでした。



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シンガポール旅行③ラッフルズホテル

2023年02月22日 | 2023シンガポール旅行

優雅なコロニアル様式の建物のラッフルズホテルは、1887年に建てられたのだそうです。
イギリスの植民地下にあって、シンガポール在住の欧米人や欧米人旅行者の社交の場として設立されたというだけあって、当時は現地人やアジア人は徹底的に差別されたらしい。
その後日本軍に接収され、陸軍将校の宿泊施設となって「昭南旅館」と呼ばれた時期もあったのだと。



真っ白なターバンと立派な口髭のドアマンが迎えてくれます。
ここは103室しかなく、全室スィートで、1200シンガポールドル(12万円)から。
泊るのは無理としても、ここのグランドロビーでアフタヌーンティをするのを楽しみにしていました。
それはお嫁さんとおチビと一緒にと思っていたので、街を散策して疲れた我々、こちらの「ロングバー」で一休み。



このバーには、サマセット・モームがシンガポールの夕焼けを「東洋の神秘」と称えたことに因んで考案されたという、有名な「シンガポール・スリング」があります。
ドライ・ジン、チェリー・ブランデー、レモン・ジュース、グレナデン・シロップ、ソーダ水などで作られたというこのカクテル、甘くて美味しい(私はアルコールを少なめにして貰いました)。



丸テーブルの上には麻袋があり、中には殻付きピーナッツがどっさり入っている。
その殻を、白と黒のタイルの床にポイポイ捨てながら食べるのが、こちらの流儀らしい。
床の上に夥しい量の殻が散乱していて、その上を歩くとバキバキ音がしました。
ちなみにシンガポールスリングは一杯37ドル、それにサービス税と消費税を足して一人50ドルくらい(レシートを捨ててしまったので不確かですが、多分)。
陽気なバーテンダーと。
「ゴミを捨てたら罰金の国で唯一ポイ捨てができる所」と言っていました。



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シンガポール旅行②ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

2023年02月21日 | 2023シンガポール旅行

今回の旅行の第一目的は、長男宅の2歳3ヶ月のチビ姫に会うことでした。
長男夫婦は平日は自宅でテレワークをしているというので、我々夫婦はホテルに滞在して、昼間は二人であちこち観光し、夕方長男宅に行って一緒に外食したり、おチビと遊んだりしました。
土日はみんなで動物園に行ったり、長男宅のコンドミニアムのプールでくつろいだり。



有名なマリーナベイサンズ・ホテルの屋上プールは、宿泊客でないと入れないのです。
一度は是非あのプールに入ってみたいと思っていましたが、旅行を計画した2ヶ月程前にはもう予約できず。
正確に言えば、そのホテルとフライトの手頃なセットが取れなかったということですが。
まだまだそんなに人気なのねえ。



その近くのガーデンズ・バイ・ザ・ベイを散歩。
一番上の写真「スーパーツリー」は25~50メートルの巨大なもので、12本建っています。
表面には植栽されていますが夜には美しくライトアップされ、未来型植物園という感じです。



ここは何もかもが巨大で、巨人国に迷い込んだような気持になります。
珍しい植物が沢山ありましたが、コンロンカのシリーズを集めてみました。



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シンガポール旅行➀本当にそんなにいいの?

2023年02月20日 | 2023シンガポール旅行
かつてシンガポールで乗り継ぎしたことはありますが、空港から出たことはありませんでした。
昨秋引越しした長男夫婦の家を訪ねがてらの旅行から、今日帰って来ました。



正式にはシンガポール共和国といい、東京23区と同じ位の大きさなのだそうです。
国全体が1つの都市とされている都市国家なので首都はなし、人口は545万人。
赤道直下のこの国、さぞ暑くて大変だろうと思っていたのですが、たまにビデオ通話で会話すると、口の悪い長男が住みやすい、楽しいよと、妙に褒めるのです。



Wikipediaで見ると、”購買力平価による1人当たり国内総生産(GDP)が世界で2番目に高く、国連人間開発指数で9位である。
これはアジア諸国の最高値で、教育、医療、平均余命、生活の質、個人の安全、住宅などの主要な社会的指標が上位にランクインし、人口の90%が家を所有していることに由来する”と。
2020年の一人当たりの実質国民総所得(GNI)は86,480ドルで、世界ではカタールに次ぎ第2位、購買力平価説の観点から世界第1位の一人当りの国民所得を有するのですって。
(ちなみに日本の人口1人あたりの国民総所得は37,630ドルで、世界順位は18位)。



”2013年以来『エコノミスト』は、シンガポールを「最も住みやすい都市」として格付けしている。人材開発に積極的なことで知られ、国際ランキングでは、教育・医療・経済競争力において、高位に順位付けされる。”と。


いいこと尽くめじゃん…
そんなことって本当にあり?と、疑い深い私は考えてしまう。
本当にそんな理想的な国なのかどうか、ちらりとでも覗いてみたいと思っていました。
写真1,2は巨大なチャンギ国際空港。
こちらの旅客数は6830万人、ちなみに成田は4434万人だそうです。



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