Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

あたたかい光景

2018年01月30日 | 社会


先週の大雪の日、東京駅の前でこんな光景が見られたのですって。
雪を被った綺麗な駅舎を撮るためにできた行列。
この記事をツィートした方もおっしゃっていますが
本当に日本的だなあ。
こんな雪降る暗い中で、きっちり一列に並んでいる。
先月に行ったばかりなのでよく分かりますが
あの駅舎を左右対称に撮るには、場所は結構限られるのです。
私は海外のあちこちの撮影ポイントで、どれだけ押しのけられてきたことか。



ついでにその次の日の公園の風景。
タロウも雪ダルマ作り、手伝っています。



東京駅の写真は、この方のツィートから頂きました。
https://twitter.com/G_A_S_O
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「こうもり」@新国立劇場

2018年01月29日 | 劇、オペラ、コンサート


3年前にも新国立劇場で観た「こうもり」。
ヨハン・シュトラウスII世によるオペレッタの最高傑作と言われるこの作品は
何度観ても本当に楽しい。
ドイツやオーストリアの劇場では、年末年始に上演されるが習わしなのだそうです。



19世紀の貴族社会の、倦怠期を迎えた夫婦とその夫に意趣返しを企む友人、
妻に言い寄る元恋人、妻と知らず仮面の美女を口説く夫、おきゃんな小間使いや活舌の悪い弁護士。
そうした連中が繰り広げる、虚々実々の駆け引きを描いたコメディです。
舞台は貴族の邸宅や豪勢な舞踏会で、人々の衣装もきらびやか。
新国立劇場のバレエダンサーによるチャルダッシュ(ハンガリーの民族舞踏)も素晴らしい。
この演目には日本語の台詞も随所に散りばめられるのが売りですが
今回は牢看守が連呼する「焼酎」が笑いを誘いました。
暗くて長くて重いワーグナーよりも、オペラ初心者の私には
こちらの方がどれだけよいかw
ダイジェスト版の動画がこちらです。



今回はその後、新国立劇場でパーティもありました。
ウィーンから来たオペラ歌手、新国立のバレエ・ダンサーたちが勢揃い。



最初のスピーチの後は各々会場に散って、気軽に喋ったり写真を撮影会をしたリ。
こんなイケメンとツーショットで撮らせて頂けるなんて!
フランク役のハンス・ペーター氏と。



「こうもり」 http://www.nntt.jac.go.jp/opera/performance/9_009638.html
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ピーター・バラカンの夜

2018年01月28日 | 劇、オペラ、コンサート
西麻布のスィッチ・パブリッシングで行われたピーター・バラカンの
「サタデーナイト・ミュージック」に行って来ました。
昨夜のテーマはブルース・スプリングスティーン。
バラカン氏が彼の好きな曲を選んでかけ、丁寧に解説してくれるのです。



私はブルース・スプリングスティーンの大フアンという訳ではないのですが
1985年にニューヨークに行った時、「ボーン・イン・ザ・USA」がそこら中でかかっていたのです。
街で目にしたのは、そのアルバムの巨大な広告。
星条旗をバックに、白いTシャツ、ジーンズのポケットに突っ込まれた赤い帽子。
正にアメリカ!という感じ。



労働者階級を代表していると言われるブルースは
若い頃の私にとっては、ニュージャージーの汗臭い兄貴というイメージでした。
この曲はよく愛国歌のように思われているようですが
実際にはベトナム帰還兵の絶望的な心境を歌った、悲しい歌詞のようです。

”Born down in a dead man town
 The first kick I took was when I hit the ground
 You end up like a dog that's been beat too much
 Till you spend half your life just covering up

 Born in the U. S. A, I was born in the U. S. A
 I was born in the U. S. A, born in the U. S. A”

「救いのない町に生まれ落ちて
 物心ついたときから蹴飛ばされてきた。
 殴られつけた犬みたいに、一生を終えるしかない。
 身を守ることに、ただ汲々としながら。

 俺はアメリカに生まれたんだ。 
 それがアメリカに生まれるということなんだ。」
 (村上春樹「意味がなければスイングはない」から)

春樹はこの本の中で、レイモンド・カーヴァーとスプリングスティーンの共通点について
滔々と語っているのですが、私はカーヴァーはあまり好きではないのでパス。
バラカン氏のこの歌についての解説を楽しみにしていたのですが
この歌はあまりお好きじゃないようで、しかも70年代の歌についてが中心、
そこまで行き着かないで終わってしまったのでした。
ちょっと残念。
ちなみに「It's hard to be a saint in the city」に始まって
「Stolen Car」が最後の選曲でした。
それでも物腰の柔らかい、控え目なユーモアをにじませた話し方のバラカン氏は
ラジオで受ける印象そのもの。
スプリングスティーンの曲はいっとき若い日々を甦らせてくれ、
素敵な夜となりました。
取り上げて貰えなかった歌を貼ります。

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売れ残りの福

2018年01月26日 | 社会
ペットショップで売れ残っていた1匹の猫と孤独な男性の交流を描いた「おじさまと猫」。
Twitterで公開された短編漫画、これが可愛い。
つい何度も見てしまいます。



ふくまるの猫種は、エキゾチックショートヘアというらしい。
聞き慣れない名前だと思って検索してみたら
こんな画像が出て来ました。
ずんぐりした体型、ちょっとタレ目、いわゆるブサカワ。
ふくまるにそっくりじゃん。



ペット用品などを買いにペットショップに行く度に
売れ残っている犬や猫をつい見てしまいます。
犬や猫にも器量の良しあしがちゃんとあって、やはり不器量な子が売れ残っていたりする。
月齢が高くなり、体が大きくなるほどに値段はどんどん下がって行き、
そしてその後、この子はどうなるのだろう?と思うと…

イギリスやドイツでは、犬や猫の生体販売は禁止されていると聞きます。
実際、両国とも町なかに犬のウンチ箱が設置してあったり、
電車やバス、カフェやレストランなど何処にでも連れて行けるなど、羨ましい限りでした。
その反面、ドイツでは飼主に犬税が課されたり、厳しい義務も色々と。
それでもそういう方向に進んで行けたら、と愛犬家としては思います。



ふくまる、幸せになれてよかったねえ。


「おじさまと猫」 https://twitter.com/sakurai_umi_/status/874235144307068928/photo/1
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「5パーセントの奇跡」

2018年01月24日 | 映画


十代の時にほぼ全盲になってしまった青年が、五つ星ホテルで働く夢を
叶えるために奮闘する、実話に基づいた物語。
スリランカ系ドイツ人の優秀な青年サリーは、高校卒業間近に
先天的な病気で網膜剥離となり、視力を95%失ってしまいます。
それでも彼は、一流ホテルで働きたいという夢をあきらめきれない。
自分の病気を隠してミュンヘンの五つ星ホテルで、研修生としてスタートします。



視力を95%失うということがどんなものだか想像できないと思っていると
画面が時々酷くぼやけ、殆ど見えなくなってしまいます。
これは、サリーの目を通して見える世界であるらしい。
真っ暗でないというだけで、もう殆ど何も見えません。
とにかく目の前で女性が全裸になっても、それに気が付かないくらい。
ぶつからずに歩くだけでも大変なそんな状態で、一流ホテルの部屋の清掃、厨房の手伝い、お客へのサービスなんて
不可能だろうと普通は思います。



面接に遅刻してきたのをかばったことで仲良くなった同じ研修生のマックスが
金持ちのドラ息子でチョイ悪なのに、いいヤツなのです。
彼は、ホテル業の親の顔を立てて仕方なくやっているという感じなのですが
ヤル気はまったくなく、研修中に美人の女性客とベッドインしたりしている。
が、殆ど見えないサリーが苦労しているのを見かねて、色々と手助けをする。
マックスの助けを借りて、寝る間を惜しむ特訓をして、サリーは少しずつマスターしていく。
バーテン修業では、お酒の瓶の形と匂いを全部覚えてカクテルを作るという具合。
しかし実家への経済的負担や、恋人との関係のこじれ、鬼教官からのいじめなどで
段々とくじけ、薬物に手を出したりする。
体力的にも精神的にも追い詰められ、遂に大変な事態になってしまうのですが…



見えないというハンデにめげず、サリーが必死に頑張っている姿には
つい応援したくなってしまう。
適度にラブコメ要素も取り入れ、笑って泣いて元気が貰える、楽しい作品です。
何処までが実話で何処までが脚色なのか知りたいところですが
この作品の公式HPには、実在のサリヤ・カハヴァッテについて
”スリランカのシンハラ民族の血を引くドイツ人。15歳のころ、視力の95パーセントを失う。
高校を卒業し、ホテルで見習いとして働いたあと、失明していることを何年も
隠したまま、接客業と美食調理法においてキャリアを積む”とだけ紹介してありました。
ラストに出て来た実物のサリーの姿と映画のサリーとの違いには
かなり驚きましたが…

英題 「MY BLIND DATE WITH LIFE」
5パーセントの奇跡  http://5p-kiseki.com/
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大当たり!

2018年01月22日 | 家庭
今日は首都圏でも雪が降ると、早くから天気予報で騒いでいましたが
本当に大当たり。
午前中からチラホラと舞い始め、お昼過ぎには本降りに。
これが午後2時の状態。



こちらは3時半。
散歩に行けないので、タロウをバルコニーに出してみました。



数年前に雪が降った時はタロウ、喜んで走り回ったものですが
今回はそこまでは。
遊ぶには遊びましたが、そそくさと帰って来てしまいました。
鼻に雪つけて…



午後9時の今、都心ではもう20㎝積もったそうです。
しかもまだ降っている。
明日の朝までにどれだけ積もるのでしょう?
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ふるさと祭り東京2018

2018年01月21日 | 社会


東京ドームで開催された「ふるさと祭り東京」、友人が出店しているというので
その最終日に行って来ました。
日本中の故郷の味やお祭りを集めたというこんな催しがあるということを
私はまるで知らなかったのですが、今年で10回目なのだそうです。
あの広い東京ドームに、北海道から沖縄までの食べ物や特産品の店が
所狭しと建ち並び、物凄い人混みと熱気です。

友人のお店では世田谷で採れたという「世田谷はちみつ」「世田谷蜜柑」を取り扱い、
まずは蜜柑ジュースと蜂蜜レモンジュースを。
熱い会場で、スッキリと美味しく頂きました。



全国ご当地どんぶり選手権というのも催されていて
「十勝牛とろ丼」だの「寒ブリ漬け丼」だの「こぼれウニいくら丼」だの
楽しみにしていたのですが、何しろ通路もまともに歩けない程の人混み。
お目当てのどんぶりはあまりにも並んでいたりで、とにかく食べられるものを
といった感じで、やっとの思いでこの海鮮丼と山形塩タンラーメンを。
「ふわふわゆきいちご」、これは”急速に凍らせたイチゴをふんわりと削って
かき氷のようにし、そこに北海道の練乳をたっぷりかけた”のだそうです。

会場の一角ではお祭りも催され、今日は青森ねぶたと沖縄エイサーと新居浜太鼓祭りが。
新居浜太鼓祭りの太鼓台、大きいのですねえ。
高さ約5.4メートル、長さ約11メートル、重さ約2.5トンにもなり、
それを約150人のかき夫が担ぎ上げるのだそうです。
特に「さし上げ」といって、全員が腕を伸ばしてそれを持ち上げるのは圧巻でした。



新居浜太鼓祭りといえば、勇壮な男祭り、喧嘩祭りで有名。
今日は太鼓台が一台だけなので想像できなかったのですが
喧嘩というからには、この大きな太鼓台がぶつかり合うのか。
ちょっと見てみたら、今は「鉢合わせ」というそれは禁止されているのだそうです。
愛媛県警は毎年、機動隊を導入して警戒に当たっているのですって。
そんな危ないことが禁止になるのは当然とは思いますが、
それでは「男祭り」ではなくなってしまうようで、少々残念な気も。
実際には、ぶつかり合っている動画が幾つもネットで見られます。

これはSNSで友人が見せてくれた写真、山根グランドでの20台の寄せ太鼓の一斉差上げだそうです。


東京ふるさと祭り https://www.tokyo-dome.co.jp/furusato/
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チョコと妄想

2018年01月19日 | 社会


虎ノ門ヒルズにあるホテル・アンダーズが、こんな可愛いチョコレートを
バレンタインに向けて発売するのだそうです。
綺麗な色の唇型、リップスティック型のお洒落なチョコ。
そして何より私が目を引かれたのは、図書館の目録カード型のチョコ。

図書館で同じ本を取ろうとして手が当たってドキッとする。
少女漫画にありそうなシーン(少女漫画から遠ざかって久しいのでよく分からないけれど)。
そんな目には遭ったことないのですが、そんな妄想を昔、どんなに抱いたことか。



このサイトによれば
”マイアミ大学が行った実験で、男女のペアに、同時に赤と青のボタンを押させ、
色が一致した回数をカウントするというものがありました。実は装置に細工が施されており、
事実とは無関係に10回中8回一致したペア、10回中2回しか一致しなかったペアを、
実験チームが意図的に作り出していたのですが、別のペアリング調査を実施しようとした際、
「また同じ相手と組みたい」という希望が、一致率80%のペアのほうが、
一致率20%のペアよりも多く見られたのだそう。
これにより、偶然の一致が特別な感情を生むことが示唆された”のだそうです。

いやいや、そんな七面倒な実験をするまでもなく、
図書館で素敵な人と同じ本で触れ合ったりしたら
そりゃドキンとするに決まっている。
特に学校に通っている十代の頃だったら。

春樹の「女のいない男たち」の最終章に、14歳の時に永遠の彼女に出逢った男の
話が出てきます。
授業中に消しゴムを貸してくれという彼に、彼女は新しい消しゴムを半分に割って差し出す。
にっこり笑って。
その瞬間、彼は恋に落ちた。
”僕は14歳で、作り立てか何かのように新鮮で、勿論温かい西風が吹く度に勃起していた”
彼は、そのようにして彼女に出逢うのです。
その後、結局、彼は彼女を失ってしまうのだけど。

”僕のハックルベリー・フレンド。川の曲がりの向こうに待っているもの。
でもそんなものはみんなどこかに消えてしまった。
あとに残されているのは古い消しゴムの片割れと、遠くに聞こえる水夫たちの哀歌だけだ”

こういう思春期の切なさ、それを遥か後になって思い起こすやるせなさを描くのは
春樹は確かに上手いなあ…
図書館の目録カード型のチョコとは関係ないのだけれど
そんな一節を思い出させてくれたのでした。

リップにハート、ロリポップ! アンダーズ東京の甘い誘惑
https://www.cafeglobe.com/2018/01/andaz.html
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Appleの世界

2018年01月18日 | 社会
iPhoneのバッテリーがどうにも持たなくなって
先週の水曜、銀座で映画を観たついでにアップルストアに行って来ました。
長蛇の列に1時間ほど並んでiPhone(SE)を見て貰うと
やはりバッテリーの劣化著しく、取り換えた方がよいでしょうと。
ところがバッテリーの在庫がなく、とりあえず予約、入庫次第連絡すると。
交換時にデータが無くなることもあるというので
私はその間に、苦労してデータのバックアップをしました。

数日して入庫したという連絡が。
昨日は英会話の後、高校の同級生が彫刻を出品している銀座アートギャラリーへ。
同級生4人が集まり、近くの古いお蕎麦屋「泰明庵」でランチ。
芹が入ったということで、肉入り芹蕎麦と桜エビのかき揚げ。
こちらの芹蕎麦は、根っこがそのまま入っている!
根ごと食べられるのはこの季節だけなのだそうで、なんとも泥臭くて素朴な味。



彫刻を鑑賞し、散々お喋りをした後、私はアップルストアへ。
すぐに交換して貰えるかと思いきや、2時間以上かかるのですって。
その間、一人でどうやって過ごすか?
スマホがあれば2時間位どうにでもなるのですが
それがなくては、どうにも所在ない。
結局、隣の教文館で本を買って、スタバでお茶をしながら読書。

アップルストアは、かなり変わった空間です。
いつ行っても物凄く混んでいて、店員もお客も国籍不明の人が多くて、
英語や中国語やフランス語が飛び交っている。
店員は青いTシャツがユニフォームのようですが、それ以外は全く自由、
Gパンや革パンツ履いたり、ドレッドヘアだったり、真っ赤な帽子を被っていたり。



バッテリーの交換は4階で行われるのですが
そこに行くエレベーターは、透き通ったガラスの箱。
中に入ると、階を示す数字はあるのですが、それを押すボタンがない。
二つのエレベーターの一つは4階直通、もう一つは各階停車、
乗客に止まる階を選ぶ権利はないのです。
iPhoneからボタンを取ったのは有名ですが、エレベーターからもか。



ここはBarといっても飲食物はまったくない。
4階の奥の、受付をする長いカウンターです。
こちらのスタッフのことをGeniusと呼ぶのですって。
私はiPhoneの信者でも恋人でもなく、日々腹を立てることも多いのです。
大体、問題が起きた時に近くの携帯ショップではなく、アップルストアまで
行かなければならないというのも信じられません。
スティーブ・ジョブズの本を読み、二つの映画も観て、
彼が半端じゃない変人だということも、多少は分かっているつもりです。
それでもなんとなく面白いので、今の所使っているのです。
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「便所のような国」

2018年01月14日 | 社会
トランプ大統領が中米やアフリカの諸国を「便所のような国」と言ったということで
今、問題になっています。
一体彼は英語で何と言ったのだろう?と調べてみたら
「shithole countries」だったのですねえ。
これは酷い。

Oxford Dictionariesによれば「shithole」の定義は
「 an extremely dirty, shabby, or otherwise unpleasant place」となりますが
これだけではとてもニュアンスが伝わらない。
英語にいまだに苦戦している私が言うのもナンですが
これは、fuck,piss,cunt,asshole,motherfucker,などと並んで
とにかく汚いスラングであり、公共の場で常識ある大人が口にする言葉ではありません。

これはもう「便所」なんて綺麗すぎる。
「肥溜め」の方がまだ近いか。
この言葉をどう訳すか、世界中の国のメディアが苦労したようです。
”礼儀正しさで知られる日本のメディアはそろって、読者の気分を害さない表現を選んだ。
NHKは「不潔な国々」を採用。英BBC放送の日本語版サイトは「肥だめ」、
時事通信は「便所のような国」と表現した”

下のサイトによれば
韓国は「物乞いの巣窟」ギリシャは「掘込み便所」イタリアは「尻の穴国家」と報道。
オーストリアは「ごみの穴」。
最も遠回しな訳語は台湾の「鳥不生蛋国家(鳥が卵を産まない国家)」。
セルビアも現地語の慣用句を用い「オオカミが交尾する場所」。
フランス、スペイン、ポルトガルでは「穴」という表現自体がなくなり「くそ国家」。
ベルギーは「睾丸国家」、ベトナム「汚い国」「ごみの国」「腐った国」と。
いやはや…

こんな画像も見つけてしまいました。

https://globalvoices.org/2018/01/13/japanese-media-struggles-to-translate-trumps-shithole/

せめて綺麗な写真も。
銀座プランタン改めマロニエゲートでは、もう春の色が。



トランプ氏の「shithole」発言、世界のメディアはどう訳したのか
http://www.afpbb.com/articles/-/3158364?pid=19698133%26%238194%3B
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