Zooey's Diary

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89歳の大御所、ナベサダのコンサート

2023年12月03日 | 劇、オペラ、コンサート

相変わらずジャズを分からないままに、夫に付き合ってライブなど行っています。
昨夜は関内ホールで、渡辺貞夫のコンサート。
先月、ブルーノートでもライブがあったのですが、それは秒で売り切れたのですって。
小さなこじんまりしたブルーノートの方がジャズの熱気を楽しむにはふさわしいと思うのですが、取れなかったのだから仕方ない。

89歳の大御所、ナベサダ!
舞台に出て来たのは、白髪の背中が少し丸まった小柄な老人。
外国人のピアニストやベーシストに比べて、ひと際お小さく、足元もちょっと覚束ないような。
一曲毎に彼が曲名など紹介してくれるのですが、時に言葉に詰まったり、何だっけ?と忘れたり。
だ、大丈夫?と思ってしまいましたが、それがサックスを演奏するとなると凄いのです。
これだけの肺活量があの小柄な老人の何処に!?と思ってしまいます。
底抜けに明るい「カリフォルニア・シャワー」なんて、日本人で知らない人はいないのじゃないかしら?

昨夜の演奏曲の中には、亡くなった友人の〇〇を悼んで作った、というものが幾つもありました。
92歳で亡くなった母が、長生きすると沢山の訃報を受け取るばかりだと嘆いていたことを思い出しました。
ナベサダ御自身、10月のライブは体調不良で中止になったものもあったようで心配していましたが、なんとか無事に聴かせてくれて、感謝するばかりです。
これからもどうぞご活躍下さい。



夕食は隣の中華街の重慶飯店で。
甕から注いでいるのは、甕出し紹興酒(私は舐めただけ)。
久しぶりに行った中華街、コロナで一時は死に絶えた街とまで言われたのに、人で溢れていました。



コメント (4)
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