活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【2月1日】

2011-02-01 | 単行本
江戸ブームが続いていますが、江戸ブームであるということは江戸再発見ということで、近世江戸時代は身分制に縛られた暗黒時代という明治政府が作り上げたイメージを壊し再評価するということです。現状の政府は過去の政府(時代、王朝、)を否定することで自らを正当化しますが、江戸時代も明治政府によってそういう憂き目を見てきたわけです。現代だって民主党は自民党政治を否定するところから始まりましたし、歴代中国王朝もそうでした。全集日本の歴史別巻日本文化の原型は江戸時代を中心とした農村文化、町民文化を紐解いていますが、江戸後期になるにつ入れて豪商、豪農と庶民との経済格差は広がるものの、長屋の熊さん八つあんはそれなりに庶民文化に浸っていて幸せに暮らしていたのでありますね。
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