活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【6月11日】

2018-06-11 | 新書

武士の日本史、幕府というのは歴史で習ったところでは鎌倉、室町、江戸と3つしかないのですが、そのそも幕府という言葉は幕末の水戸で使われた言葉で、それまでは幕府という言葉は使われなかったのだそうです。では政府を示す言葉としては何かというと、公儀という言葉が多かったようです。征夷大将軍が幕府を開く必要条件みたいなことが言われていますが、鎌倉幕府は1192年開幕と習いましたが、それは征夷大将軍になった年ということなのですが、守護と地頭をおいた1185年が今の通説。征夷大将軍になることよりも、支配の実質が大事ということで、平清盛の福原政権、秀吉の時代も事実上幕府と言っても過言ではないと著者は言います。なるほどね。

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