ちょっと医者に行った待ち時間潰しに、おとといの山行に持って行った小松左京短編集を読んで、読みかけだった長めの短編「神への長い道」を読みました。21世紀人が冷凍保存術で56世紀に目覚めます。35世紀(3500年)眠っていたわです。科学も当然進歩していて、恒星間飛行も実現していますが、物理法則はそれなりに守られていて、100光年先の惑星系に冷凍されて行って帰ってくると、地球は200年経っているわけで、浦島効果みたいなことが起きると言うのはSFとしてよくできていると思います。3500年経つと人類も進化していて、会話も通じません。21世紀語は古代語になっています。今のAIが3500年後に地球を、人類をどう変えているのか、この小説を読んで興味が絶えませんでした。
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