金田一耕助の扉の影の女を読了。「扉の影の女」は短篇を長編化したものですが、昭和30年のクリスマスの出来事です。このところ読んだ横溝正史は首が取れたとか、バラバラ遺体とかが登場しましたが、本編はわり方オーソドックスな推理ものとなっています。この作品はけっこう気に入りました。短篇として収められている「鏡が浦の殺人」はこちらは昭和32年頃の伊豆とおぼしきリゾート地が舞台。ゴムボールに毒針を仕込んだ殺人というのはどこかで聞いたことがあるような気がします。
「扉の影の女」横溝正史 角川文庫電子版
金田一耕助の扉の影の女を読了。「扉の影の女」は短篇を長編化したものですが、昭和30年のクリスマスの出来事です。このところ読んだ横溝正史は首が取れたとか、バラバラ遺体とかが登場しましたが、本編はわり方オーソドックスな推理ものとなっています。この作品はけっこう気に入りました。短篇として収められている「鏡が浦の殺人」はこちらは昭和32年頃の伊豆とおぼしきリゾート地が舞台。ゴムボールに毒針を仕込んだ殺人というのはどこかで聞いたことがあるような気がします。
「扉の影の女」横溝正史 角川文庫電子版