東京裁判で死刑となった武藤章中将の遺書というか遺稿をよんでいます。比島から巣鴨へという題で、巣鴨プリズンで収監中に書かれたものです。武藤中将は陸軍省軍務局在籍中に開戦となり、開戦前に対米交渉重視を唱えていたことから急進派から疎まれていたようです。そんなことでスマトラ(の近衛師団長として)へ飛ばされ、次にフィリピンの山下大将の元で参謀長となりました。全編が3つに分かれていて、今日は最初の経歴の素描というところを読みました。
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