知らなかったのですが、コンラッドの闇の奥という小説は近代の名作で、F・コッポラの地獄の黙示録の原作ともいわれ、そのほか多くの作品に影響を与え、村上春樹の1Q84にもその影響があるそうです。ただ、難解な内容といわれているそうなのですが、今回光文社古典新訳文庫でわかりやすい翻訳でリリースされたと新聞の書評があったので読んでみることにしました。なかなか雰囲気のある小説で、植民地時代のアフリカの密林を流れる川を奥へ奥へとおんぼろ汽船で遡上するところを読んでいるのですが、難解という雰囲気は幸いにしてありません。
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