活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【9月29日】

2008-09-29 | 単行本
 日本の歴史第三巻を読み終えました。中学高校時代の歴史では飛鳥・奈良時代の印象はほとんど残ってなくて、それも十七条憲法とか大化の改新とかいうなれば歴史の表面に漂っているゴシック体の事実しか知らないのですが、この本では政治闘争などはあえて外してあって、ちょっと違った角度からこの時代を記しています。古代は朝鮮を基準としていましたが、奈良時代は中国基準になったというのが日本の大きな流れなのだそうです。それは次の平安初期に引き継がれていくということで、第四巻が楽しみです。

「日本の歴史 三 律令国家と万葉びと」鐘江宏之 小学館

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする