新年おめでとうございます。昨年は随分お休みしたにも関わらず御声援くださり有難うございました。本年もどうぞ宜しくお願い致します。皆様方のご健康、ご多幸を世界の平和と共に心から願っています。
我が家では日本風なおせち料理は作りません。今年は娘達家族は帰宅しなかったのでクリスマスと同じく義妹 甥と4人で過ごしました。
まずはオードブルから
ラングスティーヌとアボカド、柿のセヴィーチェサラダ
前にも同じようなセヴィーチェご紹介致しました。このところ柿を入れ事 気に入っています。
材料は
*ラングスティーヌ 剥いたもの 1cm程に切ったもの
*アボカド 角切り
*柿 角切り
*エシャロット 微塵切り
*コーリアンダー 微塵切り
⋆レモン汁、オリーヴオイル、塩(控え目)、胡椒
作り方は以上を混ぜセルクルで抜いたもの お味は上品です
サラダには大蒜の効いたドレッシングとやはり大蒜の効いた全卵で作る軽い自家製マヨネーズを添えました。
同じようなセヴィーチェやドレッシングの作り方は此処をご覧ください。
ラングスティーヌ
前日 混むと嫌なのでごく早朝に魚屋さんに買い物に行った時まだメニューは決めていませんでした。
フランスは大晦日に大宴会を行うのでそれは色々な高価な食材が出ていました。でもこの日の目玉商品のラングスティーヌはお買い得。そして顔見知りのお魚屋さん。私を見て 少し小さ目 大きさが揃っていないけれど と横に取り分けられたやはり新鮮なもの全部で10ユーロ 1㎏の値段で売ってあげるよ。どう?
なんだか沢山あるので食べきれるかしらと思ったのですがお買い得と全部引き取ってしまいました。3kgありました。上の写真はほんの一部分です。ちなみに大きさの揃ったものは1㎏14ユーロ。
カルパチョを作りたかったのですが小さくお魚屋さんの言う通り香草と塩、胡椒を入れて即沸騰させた湯の中で3分茹で上げました。
全部皮を剝いて手脚 はじめは剝いていたのですが途中で面倒くさくなり 他の食事の支度もあるので脳みその入っている頭の部分と一緒にすり鉢の中で叩いて細かく砕きスープにすることに。
ビスク ド ラングスティーヌ
作り方
まずはブイヨンの用意。
砕いたラングスティーヌの手 脚 頭 の部分をポワロー、セロリ、大蒜、生姜の微塵切りと一緒にオリーヴオイルで炒め白ワインと野菜ブイヨン タイムとローリエ 塩 胡椒を入れて40分ほど煮てから細かい網の上でラングスティーヌのエキスを残さずとる様に裏ごしする。
半分は少し煮詰めて2つに分け冷凍。
半量のブイヨンは今日のスープに。
ポワロー、大蒜の微塵切り、じゃが芋少々(とろみをつけるため)をオリーブオイルとバター少しで炒め上記のブイヨンを加え、皮を剝いたトマトも。 濃水と白ワインも少し加えて(ブイヨンは割と濃く出来上がっています)野菜が柔らかくなるまで煮てミキサーにかけ熱々を。頂くときに生クリームを少しとパセリなどの香草を散らします。今日はコーリアンダーでした。
安く買って嬉しかったのですが下準備に時間が掛かって他のお料理の支度もあるので作りながら心の中で後悔も(苦笑)
ラングティーヌは翌日にも活用しました。
鱈の背肉の茸ソース
付け合わせ
菊芋のピューレー
ほうれん草のバター炒め
紫色のふだん草の軸のソテー
蕪
作り方
A 鱈の背の部分のフィレ
塩、胡椒、タイム、白ワイン、オリーヴオイル少々で前日からマリネして置く
焼くのはテフロンのフライパンで油なし綺麗な焦げ目がつくようにでも焼きすぎないように気を付け焼くのがコツです。
B 茸ソース
冷凍庫に以前ビオのお店でプリューロットと野生の茸と安かった時に刻んでエシャロット大蒜を入れてバター 白ワインで炒めてものものを冷凍して置きました。それを解凍 生クリームにマスタードを加え味を整えたものです。
C 菊芋のピュレー
皮を剝いた菊芋を柔らかく茹でてから(菊芋は皮を剝くのが面倒くさいので蒸してから皮を覗くのも良い手段だと思います)湯を切りごく薄目の野菜ブイヨンと生クリーム を加えハンドミキサーにかけ塩 胡椒 で味を調節。エストラゴンやシブレットの微塵切りを加えても
Ⅾ ふだん草のソテー E ほうれん草のソテー
これも一度に買うときの量が2人では多すぎるとき茹でて冷凍してしまいます。新鮮な野菜をこのようにして冷凍するのは冷凍野菜とは全然異なり味があって美味くそして便利に思います。
ガレット デ ロワ
大晦日は買い出しに色々忙しくそしてラングスティーヌに手間取ってデサートのアイディアが浮かばなくって。
チョコレートはあるのですが それではデサートにならないし。主人に相談するとそれはとても時間のかかるものとか作りたくないものばかりあげて頭が痛くなってしまいました。食事の支度は下準備ができているので明日考えようと持ち越し。
朝起き この菓子は嫌いな人は少なく 割と得意なお菓子なので 本来は1月6日には早いのですが決定にしました。
主人には中にフェーヴは入れないでねと(いちいちうるさいですよね 苦笑)。
娘達が小さい時皆がそれぞれフェーブを見つけるまで何回も何回も繰り返したので。本当の隠元豆を入れ煮えて見つからなくなってしまった思い出もあります。
フランスでは1月中はこのお菓子は出回っています。ブリオッシュ仕立てのものもありますが私はフランジパン仕立てのものが好き。
此処に詳しいレシピを載せてありますのででどうぞ。美味しいレシピです。
追加 05/01
もっと簡単で美味しいと思ったレシピもあったなと思い出し付け加えておきます。此処をどうぞ。
ラロシェル光景
2日は 同じくラロシェルに住む次女の婿さんのご両親とラロシェル港に面するカフェで新年のご挨拶 顔合わせにランデヴー。
とっても寒かったのですが太陽に恵まれカフェのガラス越しぽかぽかの日差し。楽しく2時間ほどお喋りの後外に出たら どのカフェも テラス外の席まで満席な程の人出に驚きました。
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そしてコメントとても楽しみに待っております。
菊芋私も買うときなるべく剝きやすいものを選びます。茹でたことはないのですが蒸したときには割と皮剝きやすかったです。
私のお料理は突飛で作っているうちに創作変わるので季節の変化だけではなく長く一緒に暮らさないと判らないかもしれませんね。
ケフィール美味しくできたかな?
我が家では視力を失う前から主人蟹とか海老とかラングスティーヌ手に取って自分で食べる人ではなく全部私が殻から出していました。というわけで皆が集まっても彼のリズムを崩さないように食べやすいように全部殻から出したり途中まででも切り込みを入れたり私にとっては面倒な素材です。美味しい蟹は日常買えるのですが仕事の量を考えると躊躇してしまいます。本当は大好きなのですけれど。
飛行機の旅は飛行場へ出向いたり待ち時間があり大変ですね。パリまでは約3時間。でもパリの端の方に住んでいるのでメトロでの移動 家に着くまではそのあと1時間かかりますが。次女の彼のご両親とはいつもご招待したりされたり気さくに合う間柄です。今回は気楽に新年カフェでお会いしましょうと言うことで。
ラングスティーヌのピンク色が食卓を明るくしてくれているんですね。
ノルマンディではとても無理ですが、そちらだったら生でも食べられますよね。
今日主人と電話で話したら、ノルマンディは午前中は-気温で、門が凍り付いて出られなくなったとか。
菊芋は皮を剥くのに手間がかかるので、ついつい敬遠してしまいますが、茹でると里芋のようにつるりと皮が剥けるんですか?
フランスに戻ったら早速試してみます。
つけた手長海老とビスク想像するだけでも
興奮します。
港の空の色、やっぱり冬ですね。
オールシーズンと季節ごとのお料理をいただきたい
ものです。来年のお正月はプラス8人!?
ソーニャの前足も借りたいですか?
4日を過ぎて、ケフィァグレインに泡が少し立ってきたのでペットボトルに移し替えて冷蔵庫に入れました。
今年もよろしくお願いします。ぺこり
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ラングスティーヌ、手間をかけただけのことおありだったと思います。セヴィチェもビスクもとても美味しそうです。みなさま、とても喜ばれたことでしょうね。 ガレット デ ロワ もとても綺麗な焼き色で美味しそうです。
ご主人様やお嬢さんのご家族がお近くにいらしていいですね。私は娘でさえ飛行機で1時間半です。娘婿さんの家族は東海岸ですから、直行便でも6時間くらいかかります。滅多にお会いできません。娘たちもホリデーはあちこちに行ってそれも大変です。
健康で良い年となりますように!