
フランスの第一歩はパリを素通りグルノーブルから始まりました。冬のオリンピックでも知られていますが山に囲まれた盆地です。1月ほど後に海に憧れ大西洋岸に旅立ちました。現在住むラロシェルよりはずっと北のブレターニュですが。
どこのレストランにも fruits de mer直訳すると海の果物.何だろうかと初めは判りませんでした。fruit とはフランス語で果物。その他に何かを仕上げた時の成果;又はは生み出したものと色々言葉の後に控えているニュアンスは幅広いものです。結論として海の果物とは海の生んでくれた素晴らしいものことなのでしょう。生牡蠣海老 その他の貝がきれいに寄せられています。
今日この頃毛蟹の季節で出回っています。食べたいなと思うのですが我が家では私の悪い躾で今まで全部きれいに身ほごし食べるだけという状態で賞味してもらったので準備する方の私はたいそうな仕事。食べたい思いに駆られても買う事渋ること多い日々でした。今朝の市場では抑えられなく購入。家族にフランス風に皆自分で食べましょうとレモンを浮かべたお水の入ったボールを横に任せました・。文句は出ませんが(?)いつものようではないのでお味は別として翌日また食べたいもののようではありませんでした。でも次女は私のように甲羅に残るおみそに醤油をかけて白いご飯と食べるのが大好きです。私も甲羅を食べられるのなら後はいらない方なのです。
私は千葉市に生まれました。当時は埋立地も無く東京湾もまだ汚染されていなく小学校は海に近くよく潮干狩りに行きました。
我が家で蟹やらシャコを買うときはバケツ単位で購入。一日目は母は家族(祖父 祖母 父 私達3人の子供達)にきれいに食べるのみの状態で美しく用意してくれました。翌日の生姜を効かせて煮たシャコはく温かくても冷たくてもとても美味しいものでした。
現在同様に干満の激しい 大西洋と異なってはいますがそれにまだ牡蠣も海老もあさりも取れる海の傍に住んでいます。
今日までのことを思うと私は私の生まれた所に戻って来た感です。


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これがフランスの毛ガニですね。甲羅が大きくておいしそうです。殻ほごす係りのお母さんは大変ですね。私はほじるの大好きなのでお手伝いしたいです。
是非是非お手伝いお願いしたいです。そうしたらもっと頻繁に大好きな蟹が食べられます。