寒さに冷え切って帰宅 目の前に出されて嬉しいのは温かいお料理ですよね。ポトフー 牛肉と沢山の冬の根野菜を中心に煮込みそれぞれの素材がそれぞれのお味を提供 一品でそれはそれは美味しい満足な冬のフランスの代表的な家庭料理です。
今まで記事にしたことなかったのですがちょっとした私のこだわりの作り方もあるので書いてみることにしました。ところで下の写真お汁入っていませんよね。フランスではお肉や野菜を食べた後美味しい熱々のブイヨンを最後に頂くこと多いです。今日の私もブイヨンはお鍋の中に保存最後に温めるつもりで写真は撮りませんでした。
材料 4人分 (お肉の量は一回に食べる分量ではありませんが)
* 牛肉 普通煮込む時は800g-1kg位で仕込みます。(フランスでは人数が少なくてももっと沢山仕込みます)
これは野菜を足して何回か繰り返して食べたり煮込んだお肉を使ってフランスの有名な家庭料理のアッシパルマンティエ(じゃが芋のグラタンと作ったりとの応用料理ができるので それに長く煮込むので。
フランスのお肉屋さんではこの茹でたお肉売っています。前述のグラタンを作りたい人やヴィネグレットソースをかけてサラダにして食べる人用に)
牛肉のポトフーにむく部分は
ジットgîte avant(前部すね肉)筋とゼラチン質のあるもの
パルロンPaleron(肩、腕肉)あまり脂肪のない部分
ジャレ Jarret(すね肉)ゼラチン質
等々
個性の異なるお肉を3種混ぜるとフランスのシェフは仰っていますが私はあまりそこまで凝っていません。主婦なのでその日のお買い得品を求めて料理します。笑
あとは骨髄が在れば(髄が逃げないようにガーゼで包んで置きます)
肉を煮込むときに入れるもの
A大蒜 4-5片+、生姜 3cmほど 皮つきのまま 包丁の柄で叩いて置く
Aブーケガル二 タイム、ローリエ、パセリの軸、セロリ等をたこ紐で縛った物 私はセージ加えました。
A粒胡椒 10粒 軽く潰して置く
A玉葱 小1 丁子を3ほど刺して置く
A人参 半本、長葱(のちに加える野葉白い部分なので残りの青い部分)1本分
あとで一緒に煮込む野菜
* 人参 4-6本
* 蕪 8 個
* ぽろ葱 白い部分 8㎝程のもの 8
* じゃが芋 8個
* 蕪セロリ お好みで
私達夫婦は野菜が好きなので本当は一人分もっと野菜を入れることあります。美味しい汁の中で煮込んだ野菜はとろけるような美味しさです。
一人前
作り方 これは本当に最近の私風の作り方です。簡単ですが時間をかけます。
1 肉は粗塩、胡椒、大蒜を表面に擦り タイムを振りかけローリエを載せて一夜味を馴染ませておく。
2 翌日 水に肉と香味野菜A を入れゆっくり煮立たせ アクが出てきたら取り除き 本当に静かに2時間ほど茹でる。
3 そのまま 一夜寝かす。
4 その翌日 冷えた汁の表面に脂が白く固まっているのでそれを取り除く。(私が脂肪分が嫌いなのと健康のためにことに動物性の脂肪分はできるだけ控えています)肉と一緒に煮た野菜は取り除く。
5 4 を温め野菜固いもの順 まず人参、蕪 にセロリ、そのあとポロ葱、最後にじゃが芋を入れ(野菜は小さく切らないで丸のままが美味しいです) 味を調整して野菜が柔らかくなるまで煮る。
6 マスタードを添えます、そして食べ終わった後には美味しいブイヨンを召し上がれ。
体が芯からぽかぽかすること受けあいです。
今日はハプニング おつまみにこのような物作ってみました。ポトフーと一緒に食べても美味しかったです。
簡単なのでお試しを。アペリティフにも合いますよ。
マスタードとグリュイエールチーズの焼きカナぺ
材料 2人分
* 生クリーム 10cl
* ディジョンマスタード 大 山盛り1
* グリュイエールチーズ
* バゲットまたはスライスパン 1cm厚みに切った物 10個
* 塩、胡椒 ご調節ください
* パプリカ
作り方
生クリームとマスタードを混ぜグリュイエールチーズを生クリームとマスタードの液が少し硬くなるまで混ぜ入れ塩(は入れなくても?)胡椒で味付けを加減 180度に 熱して置いたオーブンで10分程焼く。
焼き上がり好みでパプリカを振りかける。
新しいオーヴンでまだ慣れなく途中でグリルに変えたりいじくりちょっと焦がしてしまいましたがハプニングのおつまみ主人気に入っていました。
私は ポトフー 上述のクラッシックな物食べた後 お肉が残っても スープが少なくなれば水や薄いブイヨンを加え味を調整 新しく野菜を追加、2回目にはさっと湯がいたキャベツを入れたりもします。(フランスではポトフーにキャベツは入れる人と入れない人と。私はキャベツは個性が強いので一番目に頂くときには入れません。)
ポテという キャベツ、ソーセージなど塩豚と煮たやはり温かい煮込み料理があります。
最後には全部をさいころ切りにしてトマトソースやパスタを加えミネストロ風スープにしたり お肉は取って置いて上に書いたようにアッシパルマンティエとかいろいろ活用します。
温かい経済料理です。フランスの煮込み料理って家庭的な味フランスの母の味だなと思います。
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そしてコメントとても楽しみに待っております。
おはようございます
素敵なポトフ
おいしそうです
マスタードとグリュイエールチーズの焼きカナぺ
すてきなカナッペですね
うれしいレシピ
ありがとうございます。
供する。私がいままで作っていたりはポトフとは
名ばかりのようです。お出しを継ぎ足していくのは
おでんと一緒ですね。継ぎ足していくことで
こなれた味になるんですよね。
以前教えられたポトフは牛と鶏を使っていました。
滅多に食べ物の好みを言わない夫が、ここ数日ずっとポトフが食べたいと言い続けているのですが、時間がかかるからダメ!と言って無視し続けてました。
でも、作っておけばその後が楽なので、意を決して(笑)、fleur de selさんレシピでポトフを作ることにします。
お肉の部位や切り方は国によってずい分違うように思います。腕肉などスーパーでは塊で売られていないのがアメリカです。名前も違うので,少し研究しなくてはいけません。
丁寧なレシピ,ありがとうございます。誰かと一緒の夕食のときに作ってみます。
ポトフ、際のスープはじんわり体に染みそうですね。
試してみたいです。
塩の華さんもパルマンティエを作られますか?ポトフの残りを使われるパルマンティエのレシピを是非ご披露くださいませ!
本当に西洋おでんですね。フランスの伝統的な料理に大きなお鍋で仕込み台所の大きな七輪のような上におき毎日毎日他の野菜やお肉やらお豆やら水を足して煮込んでいくガルビュールというお料理があります。
と地位が変わると食材が変わりますよね