私の助け人 クロックムッシュー

義理の姉夫婦を最後の昼食後見送った後 気が抜けて疲れがどっと出てきた夜 次女が友達と帰宅。如何しよう。
この器械をふと。10年ほど前長女が憧れ 彼女おこずかいでプレゼントしてくれました。当時はよく作ったものです。









本当に簡単にクロックムッシューが出来上がります。
食パンの外側にバターを塗り　中にパンと同じ大きさのハム　と溶けるチーズ(胡椒きつめに）挟むだけの準備です。今日は溶けバターを刷毛で塗ってバターの量を控えめに。(今日は本当に控えてしまいました。苦笑。バターがあまり無かったのです）バリエーションでハムとチーズの間にトマトとピクルスの薄切りをそして芥子もちょっぴりの私風。

器械のない方に　オーブンで焼けるクラッシックなクロックムッシューのレシピ　を入れておきます。

　材料(4つ分）
　
食パン8枚
チーズ4枚
ハム4枚
バター50ｇ
卸チーズ　100ｇ
牛乳　大匙4

　作り方

1　前述のように外側にバターを塗りハムとチーズを挟む。
2　卸チーズと牛乳を混ぜパンの上に載せる。
3　210度のオーブンで焼く10分。綺麗な焦げ目が付き中のチーズはとろっと。

上に卸しチーズのトッピングをせずバターを塗る代わりにフライパンにバターを溶かし両面を焼いても宜しいです。(押し加減で）やはりチーズがとろっと　というのがこの料理の生命です。
サラダと一緒の軽食に。

尚　目玉焼きを上に載せるとクロックマダムと云います。卵を産む雌鶏はお喋りだからという解釈も。

昔　よくクロックムッシューの焦げる匂いの漂うカフェが沢山　あまり居心地の良いものではありませんでした。最近では私が器械で作るような暖かいサンドイッチ　（パニー二というのですが　)がクロックムッシューの代わりに流行っています。



ところで下の写真は何だろうと思うでしょ?
なんとアイロンで作ったクロックムッシューです。

フランスで今有名な若い女性の調理人。ジュリー　アンドリユウ（Julie Andrieu)
彼女は新鮮な物に　かなり冷凍品　缶詰　出来合いのソースを利用洒落た料理をこなし若い人に人気が在ります。あまり人気があるので本を購入したら家族の皆に何故
と　飽きられたほど簡単で合理的な料理が多いですが　数多く良いヒントのレシピがあるのでこれから時折御紹介しますね。


ところでこのクロックムッシューアルミホイルで包んで熱いアイロンでぎゅうとつぶしながら焦がすのです。アイロンが壊れたら如何しようかと　かなり迷ったのですがフランスのプログの御友達が試していたので思い切ってやって見ました。くっ付くといけないのでバターを多目に塗りました。

結果は。下。フライパンで焼いたほうが美味しそうに出来上がるかも。





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