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Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

烏賊と茄子のリングイーネ

2007-03-10 16:17:22 | その他各国料理 autres pays
春めいてきたこの頃 新鮮な魚介類が沢山 お値段もさがって出回っていて嬉しい限り。
今日はヤリ烏賊 でもホタルイカのように小さな物、とても柔らかく生でも食べられるけれどパスタとイタリアンサラダに。烏賊だらけの献立。





パスタが娘の好きなリングイーネ。平べったいスパゲティ。スパゲティより歯ごたえがあるかも。もちろんお好みのパスタでどうぞ。





材料 3-4人前

リングイーネ(パスタの 量はお好みで)
小さなヤリ烏賊 400g
米茄子 1(電子レンジで丸のまま固めに火を通して置く。約5分。こうすると茄子は油を沢山吸い込まず柔らか甘味が出て美味しいですしゅう)大き目の角切り
玉葱 小1 微塵切り
白ワイン 大2
大蒜 3片 包丁で叩いてから微塵切り
プティトマト 4 (4切り)又は皮剥きトマト1さいころ切り
オリーブオイル 大2
バター大 1
唐辛子 1 (種を取って微塵切り)
ローズマリー
イタリアンパセリの微塵切り 大3
パルメザンチーズ
パプリカ 1(オーブンで焼いて皮を剥いたもの)千切り

 作り方

1 フライパンにオリーブオイル大1を熱し大蒜1と唐辛子半量と烏賊をさっと炒め白ワインを振って塩 こしょう即皿に取り出す。
2 残りのオリーブオイルを熱し玉葱大蒜唐辛子を炒め茄子を加え炒めてからトマトローズマリーも加えてさっと炒める。
3 同時に茹で上がったリングイーネにバターをまぶし 2に加え塩こしょう。
4 3に烏賊を戻しさっと混ぜ食卓に。
パセリの微塵切りとパルメザンチーズを振りかけて。


明日パプリカ(赤ピーマンを使って料理をと思いオーブンで焼いて皮を剥いたものがあったのでそれも最後に加えました。このパプリカはパスタにぴったり。焼いてあるのでとろけるようでソースのように溶け込み私の好みです。
パスタは即入れますが一度バターで絡むと混ぜた時均一に散らばり下味もついて美味しいと思います。(好みで)





これはサラダに

塩こしょうベーリーフを煮立てた湯にきった烏賊をいれ油が再び煮立ったらざるに本当の湯どうししただけ。熱いうちに にんにく 玉葱の微塵切り レモン 塩 こしょう タバスコ ウスターソース(好みで)オリーブオイルで混ぜ1時間程味を馴染ませます。
冷めたらパセリの微塵切りを混ぜサラダ菜と共に。

ビネグレットソースをかけてもマヨネーズにケチャップとタバスコを混ぜたピンク色の綺麗なオーロラソースをかけても美味しいです。






烏賊は塩辛を作ろうともうずっと前から思っているのですがなかなか腰が上がりません。面倒くさがりの私、今日も又スピード料理になってしまいました。

明日は日曜日 皆様良い休日をお過ごし下さい。



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鴨の柚子胡椒焼きに春餅

2007-02-13 23:29:04 | その他各国料理 autres pays
鴨の胸肉が1枚目の前に。近頃流行の柚子とんからしのレシピの中で鶏肉を使った美味しそうと思っていたものが頭の中を横切り試してみる事にしました。
そして春餅を作ってみました。(作ったのも初めて食べたのも初めてです)



今日は主人と2人だけ のんびり私の食べたいものを作る事に。
2日前に冷凍庫の整理で鴨の胸肉が一枚ぽつんとでてきました。解凍してから皮目と肉の部分汁が浸透しやすいように鹿の子目切りにした後 汁の中に漬け込みました。
 醤油 大1
 蜂蜜 大2
 紹興酒 大1
 柚子胡椒 小2(今日は柚子とんではなく高知産のやはりとても美味しい無添加の柚子胡椒 前に御友達に頂いた物使って見ました。)

1昼夜滲み込ませて 後はフライパンで皮目からじっくり焼き引っ繰り返して中がローズ加減に焼いた物です。フライパンに水をいれ 美味しさをこそぎ 網で濾した汁にほんの少しの片栗粉でとろみをつけソースに。そして市販の中国産のプラムソースも用意。白髪葱(一寸太めですね)を添えて。(写真では柚子胡椒ソースは肉の下であまり見えないですが

このお料理柚子胡椒の味がとても活き活き 是非お勧めです。鳥の皮付き腿肉等でも美味しそう。

付け合せこれは胡瓜と蕪の千切りを塩揉み にやはり頂き物のポン酢醤油をかけただけ。今日は本当に皆さんから頂いた日本真髄の美味を味わう事にしました。



これはフランスの代表的な葉物野菜 ふだんそうの青い葉の部分のお浸し。京都の美味しいすり胡麻を生かすよう鰹だしに醤油だけのお味付け。幸せなほど美味しかったです。



使用のすり胡麻



マルシェで買ったふだんそう



春餅 最後になりました。自信が無いので。なんだかチャパティみたい。ネットのサイトで研究 その通りに作りました。でも食べたことが無いから。皆さんご意見お聞かせ下さい。

 材料は
薄力粉 100g
強力粉 100g
塩 少々
胡麻油 大1
湯100cc

材料に熱湯をいれよく働いてから寝かし10等分。まず12cmほどにのばし片面に胡麻油をつけて二枚あわせ15cmほどにのばしテフロンのフライパンで両面から焼きした物です。(ふうっと膨れ上がったら裏返し)荒熱をとると綺麗に2枚に剥がれます。ネットで沢山作り方が載っていますのでご参考に。
私は生焼けだと嫌なので焼きすぎかな? でも割としなやかにはできました。
春餅よくお知りの方 是非ご意見お聞かせ下さい。やはり食べたことのないものを作るのは難しいです。



やはり日本の食べ物は美味しいなーと心から。日本から色々美味しい物運んでくださったお友達達 本当にどうも有難うございました。





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黒鯛のピリ辛ソース

2007-01-24 03:44:11 | その他各国料理 autres pays
我が家の献立魚料理が多いけれど今日は黒鯛。今日のお買い得品。
塩焼きと思ったのですが家の中ににおいが籠もると困るなと思いパピヨット仕立てに。



今日はとても寒い日。西北の風邪がピューピュー。暖房のため 窓はぴったりでやはり塩焼きはまずいかなと。
黒鯛に切り目をいれ塩胡椒。お腹に大蒜エシャロットの微塵切りをいれ 上にローズマリーを載せセロハン紙に包んでオーブンで。トマトのスライスを載せオリーブオイルを落としても美味しいけれど今日は何も無しそのままに。紙がフーッと膨らんでキツネ色になったら完成。
ソースを用意。
レモン汁
醤油
にんにく 玉葱 生姜 赤唐辛子 パセリの微塵切りを好みで調合。




今日はアボカド 6つ2ユーロで購入。ワカモーレや海老のマヨネーズ詰も美味しいけれどトマトベースの一寸ばかり辛いソースと。ご飯の献立にぴったり。

 トマト 皮を剥いたもの 1
 玉葱 ざく切り 小1/2
 大蒜 1 片
 レモン汁 1/2個 分
 バルザミコ酢 大1
 砂糖 小 1
 オリーブオイル 大3-4
 生の赤唐辛子 種を除いた物 1/2
 塩 胡椒
をミキサーにかけたもの。アボカドは剥いたらすぐにレモン汁をかけて色が変化しないように。




当初 塩焼きと思ったので大根を用意。薄くスライスに塩を。しばらくしてなじんだら水を絞りレモン汁をかけたもの。我が家の娘の大好物。オリーブオイルを垂らしても良いけれど今日は抜き。




フランスにはあまり葉物野菜が少なく好きな私がよく買うものはほうれん草にふだんそう。今日は採れたてのそれは柔らかいふだんそう。
ふだんそう青い部分はサラダにフラン等。白い部分はグラタンによく利用するけれど今日は東洋的に料理。
青い部分は湯がいた物 昆布だしに醤油 味醂 と生姜汁 を落とした物で温めただけ。油抜き。胡麻を切らしていたの昨夜のデサートに使ったアーモンドスライスを。



白い芯の部分(これは本当に柔らかくて甘味があってとろけれ様。茹でっぱなしでも美味しいもの)はオイルでしょうが長ねぎの微塵切り少々とさっと炒めチキンブイヨンをひたひたに加えオイスターソースで味付け。オイスターソースのこくと甘味がぴったり。最後に胡麻油を落として。

寒い日に唐辛子の効いた南国的?な献立で暖かさを求める気分かな?



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子羊とマルメロとブラムのタジン(レシピは干杏で)

2007-01-08 21:44:49 | その他各国料理 autres pays
タジン。北アフリカ、モロッコ、チュニジアなど回教国の料理。クスクスと同様フランスでは日本の中華料理のように違和感無くその存在のある料理です。



さてこのような土鍋(この土鍋がタジンと言う名前、この土鍋の中で料理された物がこの料理の由来)の中で作ります。このまま蓋と共にオーブンに入れて蒸し焼き。この長い蓋の中で熱うが回転お肉がぱさつかず柔らかに仕上がります。でも本来は煮込み料理 お鍋そのまま(蓋も)オーブンに入れて または火にかけてことこと煮れば良いのだからどうぞ。私も今日このお鍋装飾に使いました。本当のことを言うと他のお鍋で煮たのですよ。(苦笑)
この土鍋は使用する前日に一夜ほど水の中に浸けておかねばなりません。それに今日5人分には小さすぎるし。一寸した演出です。



そうしていつもの事ですが 困ってしまう事が。レシピを書く時。
日本とフランス 旬の同じ材料は異なります。私も日本の皆さんのお料理見て作りたいと思っても不可能の事 諦めです。そして私の紹介したい物は日本では無し又は高価。ジレンマでいつも記事を書く前に躊躇してしまう毎日です。

今日のお料理季節最後のマルメロの実(前に記事 料理が)を子羊と干しプラムで煮た とても美味しい物なのですが 日本では取得難しいだろうなと思っているところです。南国に住んでいる人達にならゴヤブではともお勧めできるのですが。



このお料理子羊をまるめろの実(酸味の勝ったほろ甘さ 下の写真)と干しプラム、玉葱 大蒜 シナモン サフラン カイエンヌ トマトでじっくり煮込んだものです。
クスクスと食べるのが美味しいです。でも じゃが芋を入れてクスクス無しも。



レシピを入れるのに一寸考えました。日本で手に入らない物が多いのではと。考えてバリエーション。

同じような料理です。前に作ったのですが写真あまり美しくなかったので投稿しませでした。(写真に干し杏 普通の物と オーガニックの茶色い物 混ぜて入れました。茶色い物 ソーセージではありませんよ。干し杏です)子羊と干し杏のアラブ風料理。今日のお料理と味が近いもの。そしてこれなら日本でも?

レシピを下に入れますのでご参考に。
お節料理の後に香料の効いたエスニックの味もよいものでは?それに簡単煮っぱなしの簡単さです。

子羊と干し杏の煮込みタジン風
 
 材料

子羊 500g
玉葱 大1 微塵切り
赤ピーマン1 1cm四方の角切り」
ニンニク 3片 微塵切り
干し杏 120g
トマト 300g+皮を剥き微塵切り(新鮮なトマトの無い時には缶詰で)
鷹の爪 好みの量 微塵切り
シナモン ナツメッグ クミン 丁子 (又はオールスパイス)
サフラン
ひよこまめ(缶詰又は乾燥豆より煮たもの)110g
チキンブイヨン
白ワイン
塩 こしょう



 作り方
1フライパンにオリーブオイルを熱し小麦粉をさっとはたいた子羊の角切りを炒め取り出す。
2 油を足して玉葱をにんにくと炒め 赤ピーマン トマトを 加えて更に。
3 オーブンに入る鍋に1と2を加え香料とブイヨンと白ワインをひたひたに加え約180度のオーブンで1時間程蒸し煮。(又は弱火でことこと厚鍋で煮る)
4 一度オーブンより出し ひよこまめ と干し杏 を加え 汁加減を見て味を整え更に30分ほど煮る。レモン汁を絞るのは私の好み。
 

クスクス(美味しい作り方は此処)ともご飯とも美味しいです。
香ばしい唐辛子ソース(此処をどうぞ)があれば更に素敵です。

料理 話のすじがすれましたね。でもタジン 容器が無くでもオーブン又は厚手鍋で蒸し焼き、エキゾティックな香料に甘酸っぱい果物も組み合わせで貴方の好みのものがいつでも。お試し下さい。



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フルーティ スペアリブ

2007-01-05 00:30:46 | その他各国料理 autres pays
今日はスペアリブに最適な豚肉が安価に手に入りました。



スペアリブと言うと夏のバーベキューでよく出てくるお料理ですよね。私のスペアリブはフルーツの沢山入った甘酸っぱいフルーティな汁(パイナップルがメイン)でオーブンで2時間ほどかけて焼き上げます。簡単に骨離れ外は カリッ中の肉はとろけるような美味しい物で皆に好評な一品です。
肉は漬け汁につける前にハーブを入れた湯で湯がくのであくも取れにおいも消えますよ。(昔 入江真木さんの本で覚えました。)

 材料 (5-6人分)

*豚あばら肉 1,5kg(骨が付いているので多めに。温め直しても美味しいです) 脂の少ない 肉の多いもの
*パイナップル缶 パイナップルジュースに漬けたもので砂糖は無し。パイナップルは約300g ジュースは約1カップ(200cc)生のパイナップルを使用しても。
*チキンブイヨン 2カップ
*白ワイン 1/2カップ
*醤油 1/2カップ
*蜂蜜 大4-5
*オレンジの汁 1個分
*にんにく 3片微塵切り
*生姜 少々摩り下ろし
*唐辛子微塵切り 1-2本
*ブーケガルニ(ローリエ タイム パセリ セロリ 等など)
*ローリエ にんにく 生姜を湯がくために
*塩 こしょう


 
 作り方

1 漬け汁は全ての材料を混ぜ火にかけ一度煮立たせる。
2 豚肉は余分な脂を落とし骨に添って4-5cmに切る。
3 大鍋に水を張り ローリエ 大蒜 生姜を加え煮立たせその中に肉をいれあくをすくいながら再び煮立たせる。
4 再び煮立ったら 肉をとりだしペーパーで水気をよくふき取り 1 の汁に漬け 少なくとも2-3時間置く。
5 鉄板に肉を並べひたひたの汁をかけ約20分ごとに残りの汁をじょじょに加え 引っ繰り返しながら160度のオーブンで 約2時間ほどかけて気長に焼く。

白い野菜は我が家の好物の旬の蕪。旬だから食べなくては損という感じで最近 よく出てきます。
一度湯がいてからチキンのブイヨンで柔らかくとろけるまで煮て 最後に塩こしょうバターを少量落とした簡単なもの。

写真には無いけれどバスマティライスにカレーの味をつけたものを用意しました。(贅沢ならサフラン)
今日バスマティライスの本来の炊き方を言う記事を見て試して見ましたので御紹介。さっと洗い 水に15分ほど漬けてから 5-8倍の塩を入れた湯で 7分茹でるということでした。サラリとしたお米に仕上がりました。私は茹で上がりにバターを少量とカレー粉こしょうを振って味を整えただけ。



添えたのはサラダ。一寸異なるのは全部(レタス 紫 キャベツ 玉葱 胡瓜 生姜)千切りにして塩で揉み水洗い、水をよく切ってから日本風ドレッシングで合えたもの。紫キャベツは塩揉みしたほうが美味しいと思うので。
ドレッシングはマスタード にんにくの摩り下ろし 醤油 レモン オリーブオイル。白胡麻を最後に。

このスペリアブはフランス人を招待する時にも喜ばれます。ことに若い人達は大好き。

最近フランスでも甘辛に酸味の配合 フルーツを料理に取り入れるのが随分流行っています。前は無かった事。世界の美味しい味は交流なのでしょうね。



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