登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

長野:冬の北八ヶ岳縦走

2009-03-13 | 長野
長野:冬の北八ヶ岳縦走

2009年3月9日(月)~10日(火)

渋ノ湯~高見石小屋~白駒池~丸山~麦草峠~大石峠~茶臼山~縞枯山~北横岳~ピラタスロープウェー(山麓)

雪がたーんと積もっているかな。
念のため、ワカンも持っていこう。


《往路》 3月9日(月)
JR長津田5:59(横浜線)
⇒八王子6:30-6:33(中央線)
⇒高尾6:40-6:42(中央線)
⇒茅野9:26-10:20(諏訪バス)
⇒渋ノ湯11:19

《帰路》 3月10日(火)
バス停・ピラタスロープウェー15:00(諏訪バス)
⇒茅野15:55ー16:43(JR中央線)
⇒小淵沢17:05-17:14(JR中央線)
⇒甲府17:52-18:08(JR中央線)
⇒高尾19:38-19:42(JR中央線)
⇒八王子19:48-19:56(JR横浜線)
⇒長津田20:27

《宿》3月9日(月) 高見石小屋



《歩程》

3月9日(月)
渋ノ湯11:31~【賽の河原】~高見石小屋13:26~白駒池13:47~高見石小屋14:27(泊)
=行動時間2時間56分
   
3月10日(火)
高見石小屋6:34~丸山6:54~麦草峠7:27~大石峠7:54~茶臼山8:48~
縞枯山9:26~ピラタスロープウェー駅(山上)10:08~北横岳11:28
~ピラタスロープウェー駅(山上)12:08~ピラタスロープウェー駅(山麓)12:58
=行動時間6時間24分

《費用》
電車往復 ¥5980
バス往復 ¥2300
宿・高見石小屋 ¥4700(素泊り)

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3月9日(月)

高見石小屋を予約する時、中山峠回りだと遅くなる、賽の河原を通るように、と念を押される。

渋ノ湯を出発して間もなく急坂にかかる。
ツルツル滑る、アイゼンの出番だ。

賽の河原は赤ペンキ・赤布でルート明瞭、
今日歩いたと思われる雪上の足跡を追う。

高見石小屋に思いのほか早く着く。
空身で白駒池散策に出かける。
白駒池は完全凍結している。凍っている池の中央へ歩を進める。
池の中央から来し方を振り返ると、白駒荘の真上に高見石が見える。

道中、誰にも会わない一日、小屋の泊り客も私だけだ。
部屋は石油ストーブと豆炭炬燵で暖かい。

工夫がいっぱいの山小屋だ。
ソーラーを屋根に設置してある。
自家発電、アルコールランプの灯火、両方あわせて使う。
二階の屋根に6ケほどある天窓から月明かりが差し込む。

一階の大型薪ストーブ横に陣取り、自炊させてもらう。
夕食
肉うどん(切餅と干し椎茸を入れてみる)、鯖味噌煮(青しそ、パセリ添え)、
ぜんざい。
*** 干し椎茸は美味しいダシがでる。
干しうどんはふきこぼれるので不適。
切餅は時間がかかる、3秒で柔らかくなるスライス餅が良い。
フリーズドライのぜんざい・青しそ・パセリは軽くて重宝 ***

【渋ノ湯】きょうは人の気配なく、ひっそり


【賽の河原】雪が岩の隙間を埋めている。高見石小屋番さんが言う通り、夏より今の時期が歩きやすい


【真っ白な御嶽山が見える】右奥


【中央アルプスを望む】


【高見石小屋に着く】


【凍結している白駒池】池の真ん中まで歩いて来し方を振り返る。山上に高見石が見える。


=====
3月10日(火)

5時からゴソゴソ、朝食の支度を始める。
タンタン麺(スライス餅・しいたけ入り)・鮭塩焼き・バナナ

新雪が5センチほど積もっている。
歩きやすい、いいな、いいな。
新雪ならではのアニマル ウオッチングができる。

北横岳下山中、登ってくる人達8組ほどに会う。
人気の山だわ。
うち、スノーシューを履いている人が3分の1。

ピラタスロープウェーに乗車せず、冬道を歩いて下山する。
スキー場の中は通らない、ロープウェー横に付かず離れず、ルートがある。
ここにも、スノーシュートレールがある。
ルートファインディングが大助かりだ。

1便早いバスに乗れる時間にゴールインしたのに気付かず、2時間バス待ち。

バス乗客は私1人、運転手さんと世間話に花を咲かす。


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《アニマルウオッチング:雪上の足跡》

【ウサギ】


【キツネ】


【タヌキ】                【?】
 

【スノーシュートレイルがしっかり残っている】道迷いの心配がなくて良い


【麦草峠】


【シラビソ林】


【左・茶臼、右・縞枯山を望む】中小場から


【雪やこんこん、綿帽子かぶる】右奥に天狗岳が、ちらり


【抜けるような青空】


【茶臼山】


【縞枯山を望む】


【雪の造形】


【茶臼山を振り返る】


【北横岳を望む】縞枯山登りから


【槍・穂高~立山・剣~後立山】延々と続く山並


【縞枯山】


【縞枯山荘】うしろ北横岳


【左から赤岳・阿弥陀岳・権現岳・編笠山】


【左から北岳・甲斐駒岳・仙丈ヶ岳】いつもと並び方が違う


【ひだり北横岳】


【北横ヒュッテ】


【北横岳】


【北横岳の雪は、フカフカ】


【坪庭を見下ろす】


【蓼科山が近い】


【車山】


【登・下山口】夏道、兼、冬道。ピラタスロープウェー駐車場に降り立つ。


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