今年のエネルギーの流れ

暖かくなり、風や空気に花の香りが含まれ、ますます春らしくなってきました。今週金曜に新月、21日に春分を迎えます。春分の日は、星占いでは牡羊座の0度、一年の始まりとされています。特に今年は星の配置上、物事をスタートさせるのにとてもよい日なのだそうです。楽しみですね！

また、陰暦では月のサイクルで一年を数えます。今年の陰暦の新年は2月19日、中国では4712年にあたります。(紀元前2697年に黄帝が皇帝についたため)

一年ごとにその年の干支があるように、暦では5元素(Five Elements)とも深く結びついています。12支と5元素(Metal, Water, Wood, Fire, Earth )×2 (Yin - Yang 陰陽)の12と10の組み合わせがあり、今年は Yin-Wood Sheep 木(陰)の羊 の年なのだそうです。

羊は温厚で群れをつくることから今年のエネルギーの流れは、家族や親しい友達をよく気にかけること、お互いに優しく、よく気がつくこと、親切にすること、調和することなどに向いているそうです。去年の馬年のときは、自分の道をスピーディに進んでいくという感じだったのですが、今年に入り周りを気にかけるというエネルギーにシフトしているようです。また羊の年は、クリエイティブなことやアート、美しいものに取り組むのもいいようです。

◯Wood Element (木 の要素)のエネルギー特徴

青、龍、春、木曜日、木星、他人を気遣うこと、友達ができやすい、限界を感じない

🌝いいところ

馴染みやすい、寛大、シェアする、社交的で社会とうまくつながる、現実的、思いやりがある、他人の利益を優先する、気持ちを理解する、エシカル、モラルがある、自分に自信がある

🌚気をつけたいところ

コミットしすぎ、限界や人との境界線がわからない、浪費、受け身になりすぎ、すぐやめてしまう

羊と木のエネルギーの流れに乗って、そのエネルギーのいい面を取り入れ、伸ばしていきたいですね。

Yoga is not a religion

“Yoga is not a religion. It is a science, science of well-being, science of youthfulness, science of integrating body, mind and soul.” 
― Amit Ray

ヨガは信仰ではない。それは健康で幸せであるための、若々しく元気であるための、身体、マインド、魂をつなぐため科学である。

マインドと呼吸の関係

" When the breath is unsteady, the mind is unsteady.

When the breath is steady, the mind is steady, and the yogi becomes steady.

Therefore one should restrain the breath."

Hatha Yoga Pradipika より

 

呼吸が不安定なときは、マインド(頭の中)も不安定で散漫である。

呼吸が落ち着いて安定していると、マインドも安定し、よってヨガをする人自体もどっしりと安定してくる。

それゆえ、わたしたちは呼吸をコントロールし、うまく扱っていかなければならない。

検索で応援 3.11

震災から4年の節目の時間が過ぎました。

あのとき、テレビで、自分の過ごした馴染みある風景が流されていくのをただびっくりして観ていました。

Yahoo! Japan では、きょうの23時59分までに、Yahooから3.11と検索すると、ひとりにつき10円寄付されるそうです。去年は256万8千人の検索から2,568万円が集まったそうです。わたしはすぐに駆けつけることができなかったので、こうして何かできることが身近にあることがうれしいです。

search.yahoo.co.jp/searchfor311/2015/

 

小学校があった場所

2013年撮影 

 

To be present in the moment

このところ、気の流れや経絡について調べているのですが、同じく気を扱う太極拳について述べてあるところにこのような記述がありました。

太極拳は身体をただ動かすだけでなく、ひとつひとつのゆっくりとした動きに意識を向け、細かい身体の反応に対して感覚を研ぎ澄ませ、一瞬一瞬を経験していく。そのため、" Internal art " ともよく言われている。

" Over time one learns to be present in the moment and to be able to react to changes and pressures without struggle and distress."

時を重ねれば、今ここにいることに気づくことができ、もがいたり悩み苦しむことなく変化やプレッシャーに対応することができるようになる。

 

一瞬一瞬の動きに対して、どう反応して身体をどう扱っていくかに丁寧に意識を向けていくことで、今ここにいること(自分がしていることに意識的になる、心がこもっている、ここにある)に意識的になり、リアルな生活でも、細やかに反応していくことができる、ということなのだと思います。

太極拳はほんの少ししか習ったことがなくて、太極拳のことは全く分からないのですが、この記述にヨガと通じるところがあるような気がして、ノートに書きとめたこのフレーズを読み返しています。ヨガを始めたら、何だか自分が変わってきたような気がするとか、周りと調和してきた、とか生きやすくなった、とかいうのは、細かい経験とリアクションを練習のたびに繰り返していて、それがもしかしたら、リアルな生活の場面でも役立っているのかもしれません。