エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

秋の径

2017年10月01日 | ポエム
昨日、往復歩いて赤塚植物園に出かけた。
往復で、一万二千歩ほどの距離である。
秋らしい、爽やかな一日であった。



ここら辺りは、水木の葉から紅葉が始まるのが常である。
山里だと、ナナカマドの紅葉がその始めであるのだけれど・・・

街中では、やはりハナミズキであろう。



雲は、極めて微妙であるけれど秋空の模様である。







「どこまでも人とは逢わぬ秋の径」







赤塚植物園の隣にある「東京大仏」である。
大仏様は、深い吐息を吐かれて秋思に入った。



善男善女が線香を手向け、手を合わせ、香の煙を身体に擦り付ける。
かくいうぼくも、その習いに合わせた。

賽銭箱に響く「チャリン」という音が乾いて響いた。


           荒 野人


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