エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

第18回市川手児奈文学賞

2018年01月15日 | ポエム
あまり声を大にして云うべき事、ではない。
残念な結果ではある・・・。

市川市の手児奈文学賞に応募をした。
俳句結社「沖」の能村研三主宰が、市川在住であること。
能村主宰が、選者のトップであること。
などが応募の動機、であった。



沖の句友から、手児奈文学賞の俳句部門に応募して下さい!
そう云われたものであった。

年に数度、能村主宰の吟行俳句に参加させて頂いている。
その縁、である。

結果は、入選。
大賞も秀逸も逃した。

いまの実力の程度は、この程度であろう。



市川市は、なかなかに魅力的な街である。
歴史と文化が見事に融合した街、である。

応募したのが、秋。
入選のお知らせが届いたのが、三日前であった。



真間川を挟んで、歴史が響き合う。
そんな街である。







「真間川と云ふ結界の大呂かな」







この句が入選したのでは無い。
今の市川市、真間川を詠んでみた。

能村主宰が「野人か!」と配慮した訳でもないと思う。
いま、ぼくは「繪硝子」の会員である。

師事しているのは「和田順子」主宰。
けれど、能村主宰はぼくにとって単なる「知っている俳人」ではない。
俳句浪人をしている時、心の支えでもあった。

俳句の道は、遠く厳しい。
能村主宰と知り合ったことで、いまのぼくがいる。
そして、和田主宰に深く傾倒することも出来た。

有り難い事である。


     荒 野人


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