エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

清流荘の夕食と朝食は最低であった

2011年09月18日 | 旅行
清流荘の夕食と朝食の膳である。
rippleさんの話で、カーター氏が来日の際宿泊したと聞いた。
確かに当時大統領だったカーター氏が宿泊している。

下仁田温泉の旅館としては、ここ清流荘だけである。
ヒドイ旅館である。



これは朝飯の膳である。
空いている場所に、みそ汁椀とご飯茶碗が入る。

左手前のキャベツの皿であるけれど、えっ…何!
という感じである。

キャベツの刻みも少量で、何の皿なのか不明である。
普通は、この皿にハムとか目玉焼きとかが載る・・・のではないか?
最後まで、このままであった。

左奥の納豆であるが、清流荘用に納豆の量を少なくしてあるのだそうだ・・・。
この説明も良く理解できない。
客としては、そんなことどうでもよいのである。

卵はウコッケイの卵だそうだけれど、今では自慢げに話すほど貴重でも珍しくも無い。
道の駅では一個100円程度で売っている。
生卵を椀に一つ載せて、なんの工夫も無い。

惨憺たる朝食である。

食べログの評価も、大体ぼくと同じである。
少し引用してみる。

「料理は、詳しく書くと文字数オーバーになってしまうほど、つっこみどころ満載だった。焼き魚は冷めないうちにどうぞと言われすぐ箸を付けたが、すでにすっかり冷めていた。猪の肉は自家飼育で臭みがないと言われたが、過去食べた猪の中で最もひどい臭みがあり閉口。また、懐石料理のような雰囲気を出したいのか、すべての盛り付けが異常に少ない。何の冗談か?と思うほどだ。どうやら盛りを少なくして上品な料理に見せかけたいようだが、誰も下仁田の山中の宿に上品な懐石料理など求めていないだろう。むしろ山里の宿ならではの気取らない田舎料理や山菜や獣の鍋料理などを、どっかりと大盛りにして出してくれた方が遥かにいい。全体を通してはっきり言えるのは、コストがほとんどかかっておらず、かつ、何の修行経験もないシロートさんが、おそらく一人で考えて作ったレベルの料理だと言う事だ。」

全く同感である。
さて、その夕食である。


猪鍋
固形燃料に着火するまえに蓋を開けて撮ったけれど、見るからに汚い。


鯉の洗い


酢の物


刺身こんにゃく


オクラの胡麻汚し


煮物


ヤマメの焼いたもの

料理としてはこれだけ。
要するにメイン・デッシュが無いのである。
吸い物の椀もご飯と一緒に供される。
量の少ない香の物もそうだ。

またまた食べログの引用。
「案内をした番頭か、主人か、最悪。接客業とは思えない口の利き方。もしからいたら、あの地方の標準的な話し方なのかもしれないが、善意で接待をしている雰囲気はなかった。「食事を運んできた仲居さんの服装が和服ではなく、セーターにポリエステルズボンなどの自宅で着るただの普段着である事に再び驚く。言葉遣いも所作も、まさに近所に住むオバサンそのものと言う感じ。」

これも異議なしである。

要するに二度とは行きたくない旅館である。
よしんば、お金を貰っても行きたくないのである。





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 荒野人


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お察しします (バラ)
2011-09-18 10:32:01
荒野人さん。こんにちは。
ガッカリですね。
ちょっとひどいですよね。

煮物にギョッとしました。
これならわたくしのほうがまだましなようです。
コンニャクの刺し身を出して、オクラの胡麻汚しを出して、煮物にスーパーで売られているような同じ素材が乗り、旬の外れた筍ですか。
いくら秘湯を売りにしても、食で旅心を掴まないと旅館の意味がありませんね。
繊細な中にもおとこ気のある荒野人さんを怒らせ、わたくしも悲しいです。
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