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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

佳子さま脅迫犯人はネトウヨだった~動機は、惨めな現実へのうっぷん晴らし

2015年05月23日 | 事件・出来事
 佳子さま脅迫の犯人はネトウヨだった。

 容疑者はSNSに「行動する保守運動を支持」と自己紹介。
 書き込みには右翼的なもの。
 昼間からブラブラ。

 脅迫の動機は、
「(掲示板を)盛り上げるためにやった。悪ふざけだった」

 論評に価しないが、ネトウヨの思想とはこの程度のものなのだろう。
 要は、満たされない現実へのうっぷん晴らし。
 日本が偉くなれば、自分も偉くなれると思っている。
 差別をして、自分がすこし上になったような気分になっている。
 その愛国心は、ワールドカップでのサッカーの応援と同じ。
 仮に戦争が始まったら、彼らはテレビ画面で戦術を論じるのだろう。
 実際の戦争はサッカーの応援とは違うんだけどね……。

 あるいは、本物の右翼なら、アメリカ追従の売国・安倍晋三に激怒するべきなのにそれをしない。
 要するに〝なんちゃって右翼〟、右翼の気分を味わっているだけ。

 話は少しそれるが、テレビでは〝日本のココがすごい〟という番組ばかり。
 本屋にいけば、〝嫌韓〟〝嫌中〟の本。
 そうしなければ、誇りを持てないほど、日本人は自分に自信がないのか?

 閉塞した未来の見えない社会。
 普通なら、自分たちの上で偉そうにして、富を独占しているおじさんたちに怒りを向けるべきなのにそれをしない。
 低賃金の派遣労働という制度をつくった自民党や経団連に怒るべきなのにそれをしない。

 見事に飼い慣らされてる。
 1%の富裕層にとって、こんな扱いやすい人間はいないだろうな。
 何しろ自分たちを批判するのでなく、積極的に応援してくれているのだから。
 富裕層は「バカなやつ」と笑っているに違いない。


※関連記事
 佳子さま脅迫で逮捕 43歳ネトウヨ男のどうしようもない動機(日刊ゲンダイ)

コメント (4)
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