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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

「イスラム国」人質事件報告書~報告書が無罪でも、安倍さん、あなたの罪は消えないよ

2015年05月22日 | 事件・出来事
「イスラム国」によって、後藤健二さんと湯川遙菜さんが殺害された事件。
 政府対応を検証する委員会の報告書に拠れば、「救出の可能性を損ねるような誤りがあったとは言えない」のだそうだ。
 つまり、政府の対応は間違っていなかった。

 まあ、政府の出してる報告書ですからね。
 政府の対応は「間違っていなかった」と書くのは当然。
 座長は、常に政府寄りの発言をしている宮家邦彦氏だしね。
 こんな茶番を信じる国民はいない。
 そう言えば、『ひるおび!』(TBS)をはじめ、テレビには最近やたら〝宮家邦彦〟が出ているけど、公正中立に欠けるのではないか?
 総理の食事仲間の田崎史郎氏も出ているし、『ひるおび!』は完全に政府の広報番組。

「イスラム国」人質事件では、フランス、スペイン、トルコなどは人質を助けられたのに、なぜ日本は助けられなかったのか? という視点が必要だ。
 報道に拠れば、テロリストとの交渉は後藤健二さんの奧さんに任せきりで、政府は何もしなかったそうではないか。
 政府がやったのは、外務省の女性職員を後藤さんの妻に付き添わせただけ。
 政府が慌てて対応し出したのは、人質ビデオが公開されてから。
 これだけでも重大な過失だ。

 そして、問題のカイロでの安倍演説。
「イスラム国と戦う周辺各国に総額2億ドル程度の支援を約束します」
 この不用意な演説が「イスラム国」につけ込まれてしまった。

 危機管理能力ゼロで、国益優先の安倍首相。
 これで、「よく国民の生命財産を守る」なんて言えるな。
 安倍晋三氏は素直に認めたらいい。
「国民ひとりの命より国益の方が大事だ。
 国益のためなら多少の犠牲は仕方がない」と。

 さて、今回の政府の報告書。
 報告書が「無罪だ」と断定しても、安倍さん、あなたが〝後藤さんと湯川さんを殺す手助けをした事実〟は消えないよ。
 そして、あなたは今後さらに〝自衛隊員を殺そう〟としている。
 普通の人間なら、間接的にでも自分のせいで人が死んだら罪の意識を感じるものだけど、安倍のような人間は何も感じないんだろうな~。

 
 「イスラム国」を挑発した問題演説。

 
 この時、後藤さん、湯川さんの拘束がわかっていたのに、のんびりゴルフ。

コメント (2)
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