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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

運命の人~真木よう子さんの抜群の色気!

2012年01月31日 | 職業ドラマ
 「運命の人」はドラマとしても面白いが、<目の愉しみ>もある。
 画面上に現れる1970年代の事物がすべて懐かしいのだ。

 たとえば、家の黒電話、がっちりした黄色の公衆電話、不格好なタクシー、NOTEBOOKと書かれたグレーのノート。

 政治家たちも懐かしい。
 佐橋慶作(北大路欣也)は佐藤栄作。
 田淵角造(不破万作)は田中角栄。
 福出赳雄(笹野高史)は福田赳夫。
 小平正良(柄本 明)は大平正芳。
 横溝 宏(市川亀治郎)は社会党の横路孝弘。

 笹野高史が演じる福出なんて、福田赳夫さんにそっくり。
 実際の福田さんもあんなふうに佐藤栄作総理にペコペコしていたのだろうか?
 柄本 明さんが演じる小平も大平正芳さんの雰囲気。目元なんかが本当によく似ている。
 実際の大平さんより体が大きくなくて、やせているから<小平>なのだろうか?

 いずれにしても当時の政界の縮図が見えて面白い。
 佐橋総理なんか、弓成亮太(本木雅弘)をスケープゴートにして、小平正良を追い落とそうとしてるし。
 一方で、沖縄返還密約で佐橋総理のクビを取ろうとする動きもあるし。
 昔から権力闘争が好きなんですね、政治家の皆さんは。

 <目の愉しみ>と言えば、やはり真木よう子さんが演じる三木昭子。
 すごくセクシー!
 文書漏洩の当事者として糾弾され、悲嘆に暮れて、畳にうずくまる姿なんかは抜群の色気!!
 男性の方はこのセクシーな真木さんを見ない手はないですよ。

 というわけで、映画やドラマの魅力はストーリーだけではない。
 右脳で感じる<目の愉しみ>もある。
 

コメント (4)
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