荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

堆肥

2014年05月21日 | 日記
旭川で聞いていたラジオ番組から、ミョウガの成長には「ばらまき堆肥」が良いと流れてメモを取る。

長野の裏庭には、夏になると僅かながら茗荷が芽を出し、季節の味覚として楽しみの一つになっている。

この機会にと、紹介された全国チェーン店を訪ねたが、青森までは出荷されているが長野には入って

来ないという。

店長お薦めの堆肥を購入し、この天候で5センチ程に延びた茗荷の周辺に蒔いた。

たっぷりと水やりの後、籾殻が欲しいところだけれど手に入らないので断念した。

残り数日間の長野滞在は、この周辺の草取りと水やりに熱が入るだろう。

今回、家人の頑張りで45リットル入りの草の袋が10個になった。

明日のゴミの日は、草を出せる日に当たる。

天気予報では、朝から雨らしい。

茗荷は喜び、ゴミ出しには辛い。

清水 香個展

2014年05月20日 | 日記
清水 香個展 "-re"

2014年4月12日(土)~6月12日(木)
長野県中野市中央2-2-2 Tel.0269-22-4033
NPO法人アートミュージアム・まど

「やきもの」の巾を見せる、清水 香の新たな形とその存在を見詰め直す意味を持つ。

縄文の形を見直し、炎の痕跡がある野焼きに挑む。

型と内在する骨となる素材、矩形の空間を内包する点と線、滴り落ちる一滴のしずくは

目を凝らさないと見えて来ない空間を演出する。

インスタレーションの緊張感は、空間を強調する。

「光につつまれて」

2014年05月19日 | 日記
「光につつまれて」(文・絵ー藤岡牧夫)が刊行され、出版パーティーに出掛けて来た。

彼とは、大学受験のデッサン教室以来の友人で、東京、旭川、長野など時々の情報交換での飲み仲間。

信州の四季を描く藤岡牧夫氏の美術館が、二年前長野県北部の小布施にオープンした。

信濃毎日新聞日曜版に掲載された作品をまとめ、「風に吹かれて」の二段目として出版された。

小学校、中学校、高校の同級生、美術館関係者、友人知人が集い楽しい一時であった。

信州への旅の折、小布施まで足を延ばし藤岡牧夫美術館を訪ねることをお薦め。

リンゴ畑から北信五山を望み、猿やカモシカが生息する山を背景にする美術館が美しい。

栄西と建仁寺 特別展

2014年05月18日 | 日記
栄西と建仁寺 特別展
2014年3月25日(火)~5月18日(日)
東京国立博物館 平成館
東京都上野公園

建仁寺建立800年を記念する、栄西と建仁寺 特別展。

禅寺・建仁寺には、学生の頃、古美術研究の課外授業で何度か訪れたことがあった。

展示の目玉として、俵屋宗達筆、国宝風神雷神図屏風があるが、栄西の足跡をたどり、

建仁寺ゆかりの宝物が一同に会す。

栄西を始め、代々の僧侶の像や墨跡が鮮やかに蘇る。

建仁寺の茶会の様子が映像で紹介され、禅寺と関係が深いの茶道具も展示されている。

桃山障壁画の代表的な海北友松による松竹松図襖や雲龍図、袋絵の竹林七賢図が印象的で、

鮮明にあの頃を思い出す。

これほどの物を残している日本文化の深さに、改めて驚き感動する。

物にまつわる精神性と、それらが育まれて来た日本の許容量の深さは、この国が持つ独特

の個性であり何事にも変えがたい。

金曜日は午後8時までの観覧日、仕事帰り、夕暮れ時を楽しむ人々で賑わう東京国立博物館。

キトラ展の入場は、夕方であっても2時間待ち、会場に入れる頃、閉館の案内があるのでは、

と長い行列を横目に帰路に着く。


磯見輝夫・柿崎 兆 木版画2人展

2014年05月17日 | 日記
磯見輝夫・柿崎 兆 木版画2人展

2014年5月9日(金)~18日(日) a.m.11:00~p.m.6:00
出版&美術企画 桜華書林
長野市川中島氷鉋1248-5 Tel.&Fax.026-286-2091

磯見輝夫・柿崎 兆、二人の近作による木版画展。

磯見さんはモノトーン、リトグラフのようなソフトな線と面が生きている。

柿崎さんはカラー、日常の一点を見詰めるような不思議な風景が際立って来る。

16日に行われた二人のトークショー「木版画のこれから」が聞けなかったこと、残念な思いで作品に見入った。

ギャラリーを主宰する桜井氏は、独特の目と幅広い交遊関係から作家を選び出し、斬新な発信を続けている。