荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

九分

2014年04月23日 | 日記






かつてゴールドラッシュで栄えた九分は、台湾映画「非情城市」のロケ地となったことをきっかけに、

観光地として復活した。

「千と千尋の神隠し」のイメージの舞台となったことから、多くの日本人観光が訪れている。

階段や坂道の両側には、びっしりとお店が並んでいて買い物客を引きつける。

往時のゴールドラッシュ、豊富な金が人を呼び、城壁のような街を作った。

時代が違えば、一攫千金を狙い金の採掘に参加していたかも知れない。

映画ではない栄華、人の欲望は限りを知らない。

台湾市立美術館

2014年04月22日 | 日記










1955年、中国重慶生まれの徐水(Zu Bing)の回顧展。

文化革命当時のイラストレーションから、漢字活字を自刻したインスタレーション、3階まで吹き抜けのエントランスには、

万里の長城の壁面を拓本した紙と、土を盛ったインスタレーションが、力強く展示されていた。

この展覧会を見ただけでも、今回の収穫は大きい。

二階・三階の会場でも、油彩・写真等々台湾人や中国人の個展を開催。

台湾の工業デザインを紹介する展示室も併設され、自転車やベビーバギー等が目を見張る。

建築

2014年04月21日 | 日記






台北の南東部は、建設ラッシュが続いている。

508mの高さがあるTaipei101は、ランドマークとして市内のどこからでも見える。

松山文創園區は、旧タバコ工場跡の建築を再利用し、ギャラリーや催事場として、新たな発信を始めた

魅力ある場所となっている。

一角にはデザインや建築の協会オフィスも入り、台湾事情を紹介する。

華山1914文創園區は、旧日本統治時代の酒工場跡地の建物を利用し、ギャラリーやショッピング、

レストランとして活用されている。

バイキング方式のレストラン青葉新楽園は、品数が豊富でリーズナブルな料金でランチが楽しめる。

食べている様子を見ているだけでお腹いっぱいになるが、こちらも負けじと皿を重ねる。

とはいえ、空いた皿はスタッフが見回りながらすぐに下げてくれるので、どのくらい食したかは自分

の腹に聞くしかない。

しかし、皆さん良く食べますなー。

中国と台湾

2014年04月20日 | 日記






台湾最大の士林夜市には、多くの老若男女が集いあらゆる物を売っている。

台湾への観光客のほとんどが中国人という。

かつては日本人が中心で、近年は香港、韓国からの観光客が増えている。

中国とは大陸の人々、ここからの観光客がこなくなったら、ホテルを初めバス会社やホテルが潰れる、というほど。

この地の人々は自らを台湾人と称し、中国人と区別する。

政府の建物への学生占拠は、若者の独立心の現れであり、大陸寄りの姿勢に危惧した一つ。

故宮博物館は、多くの観光客と見学時間が重なると、身動きが出来ないくらい行列が幾重にも並び、肝心の至宝を見る時間は

一瞬で移動せざるを得ない。

桃園国際空港の朝の出国ラッシュも又、例えようが無い程の混雑振り。

人が集う所、どこもかしこも賑やかで楽しいが、時にはその喧騒から解放されたいことがある。

混雑の原因に、この私も加担しているのかも知れない。

台北

2014年04月17日 | 日記




台北市内の移動は、清潔で便利な地下鉄を利用した。

家人は、地下鉄の中で2度も席を譲られ「そんな年でもないのに」、と憤慨する。

「台湾の若者は優しい。彼女の前で、いい振りをした。」、と慰める。

車・オートバイの騒音の中、ダイエットに良い、と思いながらいつものように歩いた。

歩いても、歩いても、台湾料理は美味しいことから、ダイエットはあっさり諦めた。

歩いてばかりでは、席を譲られることもない。