小樽駅５番ホーム

札幌から小樽行きの終着ホームは５番線。
久し振りの終着駅、この先にはレールがない。
函館や稚内、上野にも終着駅のホームがあるが、久し振りのワクワク感。
出口に向かい、人々はぞろぞろと歩く。
観光に向かう人、家路に急ぐ人、仕事に向かう人。
他のホームは通過する列車もあるが、このような嬉しい華やかさはない。
ヨーロッパの都市の駅には、このような終着駅スタイルが多く、一度駅舎に入ってから再度同じコースを辿りながら、進路を180度反対方向に向ける。
小樽駅に着いて、ヨーロッパの終着駅を思い出す。
今日は、小樽市立美術館に阿部典英展を見に行き、嬉しいお出迎えの５番ホーム。


ロンドン：デザインミュージアム-2012