今日もどこかで花火大会があるそうな。
夕立に遭われませんように。
お若い方々が着物を着るのはいいものです。
が、白地に藍の柄(またはその逆)に馴染んだ者にとっては、
ピンクだの黄色だの、色とりどりの新作浴衣は、あまり涼しそうには見えません。
足元はビーチサンダルに似ているし・・・。
合わせ方を間違えたり、椅子に座って足を組んでいるのは、何をか言わんや。
それよりもっと許せないのは、銀座のお姐さん方が一斉に浴衣を着て出勤して、
「浴衣祭り」なるイベントを催して、営業すること。
本来、浴衣は家の中と、その周囲でのみ着ていいもので、言ってしまえば、
パジャマとかジャージ姿で接客していることになります。しかも!この場合、
髪の毛だけはしっかり美容院でハデなアップにしていて、メークもバッチリです。
バランスの悪いことおびただしい!
浴衣を着ること、見せることは、親しい人とくつろいだ姿で楽しく過ごし、
見る人にも涼しさと色っぽさを感じさせることだと思っています。
礼儀にかなっていない上に 物理的にも精神的にも暑苦しいのでは、
着ないほうがよほどマシですね。
失礼しました。
影山は和服にはウルサイです。