不思議な気分だね でも本当のこと
こうして傍にいると
空には星が満ちて
君をとても愛しているのを感じる
君と居ないときも
僕の腕は君を抱き締めている
なぜかわかるかい
こんなにも君に恋しているからさ
初めて出逢った夜の不思議
そして君が僕に心を向けてくれた夜の
天にも昇る心地
だから たとえ君にあざけられても傷つけられても
欺かれても 見捨てられても・・・
死ぬまで僕は君のものだ
それほどに 君を愛している
『日曜洋画劇場』でしたっけ?テーマ音楽としてオーケストラの演奏で流れていて
子ども心にはなんだか暗い重い曲だなあと感じたものでしたが・・・。
コール・ポーターの伝記映画"'Dlovely(五線譜のラブレター)"(邦題もなかなかですね)
の中で、彼が愛妻リンダとピアノの椅子に腰かけて、弾き語りをする場面がありました。
訥々と語るような歌い方で、「う~~ん、いい曲だ」と感じ入ったしだい。
実際には、彼はその愛妻を、裏切り続け、悲しませ続けていた・・・というような
描き方をしていましたが、それでも愛情はとても深く強かった、ということ。
人って自分自身の心さえも、思うようにはならないのですね。