JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

「進駐軍サウンド」(Nature Boys)Vol.5

2005年11月18日 | 生ジャズ
 良いジャズ・ミュージシャンの条件その1:演奏することで自分がとても楽しんでいる。
その2:共演者を楽しませている。 その3:オーディエンスも楽しませることができる。
その4:曲間のおしゃべりが面白い。 その5:駄洒落(オヤジ系ギャグ)が多い。 
条件、というよりも、私がこれまで観察した傾向、ということでしょうか。で、傾向に対して
対策がたてにくいのもひとつの傾向です。
 河辺、芦田、光井のお三方が昔話を始めると、もはや収集不能、演奏を聴いているのか、
座談会なのかわからなくなる恐れアリ。ころあいを見てピアノの小林洋さん
え~、先に進めてよろしいでしょうか?」河辺「あ~~、やってください。喜んで。
やっさん(芦田さん)、何やる?」芦田「え~~お手元の曲メニューの番号でリクエストしてください。
あっ、そうだ88番やろう!」影山(えっ?私の作ったリストには87番までしかないけどな
芦田「夕べどーしてもやりたくなって書いちゃった」何だ、そーか。「タイトルは『My Lover San』
です???意味不明だ。芦田「『私のロバさん』へっへっへ 
 こんな調子でステージは進み、客席も会話に巻き込んでホームパーティー状態で盛り上がる
フロント3人。後ろからベースの根市さん「ねえやっさん、『真珠の首飾り』やりましょうよ。
昔よくやったじゃない?」光井「ん?新宿で耳飾りがどうしたの?オレ昔五反田でさ~」
根市「首飾りだってば、グレン・ミラーの」芦田「そうそう、これは15,6人編成の音を3人で
なんとか出そうってんだからとにかく休む暇がないんだ。終わったときにゃあ息も絶え絶えで、
何人生きてるか・・・」そしてとにかく、ビッグバンドを彷彿とさせる“これぞ大御所!”のサウンドに
一同聴き惚れました光井「え~今のはスロー過ぎて大変やりにくかったです」
 とにかく笑いとスリルのてんこ盛り、とてもページが足りません。無事にステージが終わると、
洋さんは急いでビールとワインをごくごく飲み干すのでした・・・。私も。
そういえば、ボジョレー・ヌーボーの解禁日でしたね(ワインのイラストがないの)


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