JAZZ & BAR em's(ジャズバーエムズ)

 銀座6丁目に2003年末オープンしたジャズバーです。
「大人のくつろぎ空間」をお探しの皆様にご案内申し上げます。

イケナイ人々③・・・ライブ中ケイタイに出ちゃダメ~!

2007年11月08日 | たまには言わせて

先週のトリオのとき、ハイテーブルをひとつ外に出して、
そこにドラムセットと近藤さんをはめこみ(?)ました。
だいぶ席が埋まってから、おふたりで来られたお若い方がいたので、
ハイベンチの角に座っていただきましたが、3人目の方が外から
電話してきて、場所を聞かれている模様。 こういう場合は、
素早く外に出ていただかないと、演奏の妨げですし、電話の相手にも、
こちらの声が聞こえません。いい気分で音の中にいると、
ついつい動くのが面倒になり、演奏に負けまいと大きな声になるので、
さすがに五味さんが、外に出ていただくようにお願いしました。

 あとで近藤さんに失礼をお詫びしたところ、
「イヤイヤ、たいていのことは気が付かないんだけど、
途中で一郎ちゃんのソロが聴こえなくてね~、リズムが
ズレちゃうかと思ったよ
 
 以前にも書いたかと思いますが、岡山のあるライブに出演したとき、
一杯のお客様で身動きが取れない状態で演奏が始まり、
私が歌っている最中に目の前の年配のご婦人のケイタイが
鳴りました。急いで音を消していただければ
よかったのですが、ご婦人は狼狽のあまり、電話に出てしまい、
「もしもし、あの、あのね、今ライブ中なのよ~~
だから、出ちゃダメですって。


 みなさま、手の離せないミュージシャン一同からのお願い。

どうか演奏の前に、マナーモードに設定の上、現場での通話は
ご遠慮くださいませ。

昨夜は江戸前の・・・律子さん&真一さんDUO

2007年11月08日 | ステージから

 ラテンのノリもお得意で、ご自身の「frv=funky ritsuko version」
での活動でもたくさんのファンをお持ちの遠藤律子さん
遠藤律子オフィシャルサイト
加藤真一さんは、二十数年前(?)その’frv’の初代ベーシスト
だったのだそうです。
'Evergreen'(「スター誕生」のテーマでした)を優雅に熱く演奏して
律「バーブラ・ストライザンドが歌いましたね、’エヴァーグリーン’でした!
何か『ドモホルンリンクル』みたいですよね~、私はもう、そんなムダな抵抗は
やめましたけど。おっほっほ!
素晴らしいベーシストです加藤真一from N.Y.
真「えと、ボク練馬なんですけど
律「だってあの時、私が止めるを振り切ってニューヨークに行っちゃった
じゃない? それはともかく私も練馬だけど。アハハ!

 江戸風ボケ&突っ込み?練馬&A型コンビはとどまるところを知らず
盛り上がります。

律「じゃ、真ちゃんがソロを弾きますね。'You Must Berieve In Spring'です!
えっとこれは・・どこ弾くんだっけ?」
打ち合わせするふたり。加藤さん、律子さんに渡した譜面を覗いて
真「あっ!コレはヤバイです。キーが違う譜面出しちゃったよ
取り上げる。驚く律子さん
律「始まる前に気が付いてよかったよね~~。
じゃ、次のステージの懸案事項ということで

 ちゃんとやりましたよ。正しい譜面をコピーして、次のステージで。
加藤さんのストローク・プレイは素晴らしい音程と絶妙の間合いで
ただでさえ美しいこの曲を、ぐっとくる感じで聴かせてくれました。