自転車に乗ろう♪

自転車のこと、ロードレースのこと、庭のこと、日々の暮らしのことなど。    HN:Emmy(えむえむ)

新城選手 逃げ切って3位 フーガ賞 (ジロ第5ステージ)

2010年05月14日 | サイクル・ロードレース
昨夜のジロ・デ・イタリア第5ステージ。

21:30にTV生中継が始まってサッシャさんの第一声が
「新城選手が逃げています!」

18km地点で単独アタックを成功させ、
28km地点で追いついてきた3人とで、4人の逃げグループを形成していた。
メイン集団とのタイム差は4分台で、
アクシデントがなければ普通は逃げ切れる展開ではない、と解説の栗村さん。

じわっじわっとタイム差が縮まり始めて、
こうなったら風呂にも入れないし、トイレにも立てない(笑)。
ハラハラドキドキしながらTVに釘付け状態が続く。
しかしタイム差は一気に縮まることなく、
「10km1分」の追いつき法則に照らして、実に微妙に推移する。

一人が脱落して3人になった逃げグループの背後にメイン集団が迫った残り1.2km地点で
新城選手がスパートを掛けた!!  キャ~~~!!
ピノーとフシャールが後に付いてくる。

集団には捕まらなかったが、ゴール前で二人に交わされて、
新城選手は3位でゴールした。

勝ったピノーは
「逃げ切ってゴールラインを先頭で通過して初めて逃げが成功したと言えるんだ。」
「「日本のアラシロはとても強かった。でも少し飛び出すのが早かったようだ。」

何をおっしゃるピノーさん(苦笑)

メイン集団とのタイム差は僅か4秒。
新城選手のスパートが数秒遅かったら、3人とも吸収され、
あなたの勝ちもなかったんだよ。
(見ていてそう思ったし、多くの専門家もやはり同意見)

それ以前に、終盤はずっと新城選手が前を牽いていたのであって
素直に称えることはできないのかな?
「アラシロと逃げられたのは幸運だったよ。」と
言わないって事は、そんなこと思っていないんだろうな。

そういえばピノーって、2009ツール第19ステージで、
ゴール直後にフミに(負け惜しみで)罵声を浴びせた選手だ。
まあ、アスリートといえども礼儀正しく性格良い人ばかりじゃないってことで。


ジロでステージ3位、
しかも144kmも逃げて、逃げ切っての3位って、本当にすごいことだ。
まさに歴史的快挙だ。
それなのに、嬉しいと同時に「勝てなくて悔しい」とも思う自分がいることに驚く。
それほど新城選手の走りは力強く、勝ってもおかしくないものだったのだ。

ジロはまだ序盤だ。
新城選手のステージ優勝、見たいぞ、見たいぞ!!
ますます面白くなってきた♪♪


ジテ通で5.5km
積算491.1km
コメント (2)
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