エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

春の味覚「たけのこ」

2006年04月20日 | Weblog
4月21日(晴)
今日は娘宅。家の近くに「気まぐれ亭」という手作り惣菜店があります。名の通り、気が向いた日が「開店」という店で、散策途中に覗くと開いていました。
コロッケと巻き寿司を買って孫達が帰って来るまでの時間、近くの川原の土手を散策し、ベンチで昼ご飯。ベンチの後ろから校庭で遊ぶ子供達の声が高く低く風に乗って聞こえてきます。のどかな午後のひと時です。(ベンチ横の自転車はマイチャリンコです)
帰り道、小さな小屋で朝掘りのたけのこが売っていました。かなり大きい物で1個800円でした。ヌカをサービスしてもらい、今夜はたけのこ料理をして「春の味覚」を楽しみました。

中国からの賓客

2006年04月19日 | Weblog
4月19日(曇り)
上海在住の著名な中国画家(工筆画)胡煒老師が奈良に来られた。老師の来日目的は京都で個展を開くための打ち合わせということでした。
私は老師から直接絵を習ったわけではなく、彼の画風が気に入り、上海で展覧会があると必ず絵仲間を誘い見に行ったものです。
まだ知り合い、親しくお話をするようになったのは1年半ほどですが、色々話を伺っているうちに、不思議なご縁があり、今回来日のついでに奈良まで足を伸ばしてくださったのです。
今日一日、奈良公園をご案内し、志賀直哉旧居の隣の庭園レストランにご案内しました。2階座敷からの奈良らしい静かな風景をとても喜んで下さった。写真は新緑に包まれた東大寺大仏殿です。

どんな桜も・・いいもんです

2006年04月19日 | Weblog
4月18日(晴れ)
絵の中国人老師曰く「一筆描いては茶をすすり、一筆描いては外の景色を眺め、一筆描いては絵を眺め・・・全て慢慢に」と、快筆を諌められたのも今は昔。最近は暇なのに絵筆を持つことも少なくなり、時間があると散歩に出かけて桜観察に熱中しています。

山桜、しだれ桜、染井吉野、八重桜・・花が咲かない季節には地味な樹木なのに、春になると100%の存在感を与え、花が終わった後はまた多くの木々に紛れ込み存在すらわからなくなる樹木、それが桜。それゆえ感動するのでしょうか。
今日、仰ぎ見た葉桜も初夏の到来を感じさせ結構、結構でした。

趣味があるのは素晴らしい

2006年04月17日 | Weblog
4月17日(晴れ)
昨夜娘一家が帰った後の深夜、関西出張中の長男が海外からの来客を「関空」で見送った後、疲労困憊で我家に到着。会社の中でも多忙な世代が30代前半とか。今朝は10時過ぎまで寝ていました。
まだ疲れが取れないと言いながらも朝の私の散歩に付き合い近くの民俗公園へ。昨日見たおじさんが今日も同じ場所でキャンバスを広げていた。何でも10日間以上通い続けているそうな。(5月の展覧会に出展するとか)
忙しく働く息子には趣味に没頭できる時間もないのか、うらやましげに立ち止まっていた。早夕飯を一緒にして息子は関東へ帰っていった。我家の立ち寄りが休息になったと念じるのみです。

民俗公園へ

2006年04月16日 | Weblog
4月16日(快晴)
昨夜、私を送りがてら娘一家が我家にやってきました。
今日は朝から久しぶりの快晴で、家の近くにある「民俗公園」へみんなで行きました。
この公園は子供たちが小さい頃からよく行く公園で、広大な園内には民俗博物館や奈良県指定文化財の古商家や民家、農家などが移築されています。四季折々、我家指定(勝手に決めているだけ)の場所があり、そこで弁当をよく広げたものです。
大方の桜は散りかけていましたが、それに代わって山つつじが新緑のなか艶やかな紅色をしています。遠景の山は生駒山系です。日本昔話にあるような風景でしょう。午後から地元の図書館へも行き、孫たちは満足して帰りました。

日本人はやっぱり桜が好き!

2006年04月15日 | Weblog
4月15日(曇り)
醍醐寺がこんなに近いのに娘はまだ桜を見に行っていないと言う。雨が今にも落ちそうな空模様の早朝、みんなで歩いて醍醐寺へ。開門まで1時間以上もあるというのに、縁日の屋台が開店準備を始めた参道は観光客の一団や個人客で思いの外の人出。市内より少し温度が低いので葉桜に混じって開花を始めた八重桜もあり、まだ桜の盛りは終わっていない。

大人たちが桜の残り香を楽しんでいるに孫達はつまらなさそう。理由を聞くと「だって毎日、学校の行き帰りに見ているモン。屋台はいつ開くの?」と言う。「回数の問題ではなく、感性の問題!」と言い聞かせながらも、子供時代の自分を思いだせば「納得」。急いで帰り孫達はピアノとスイミングの練習に出かける。今の子供達は桜見物の余裕もない週末を過ごしているのかとかわいそうになるが、子供たちは案外ケロリとしている。

醍醐寺の花見

2006年04月14日 | Weblog
4月14日≪晴れ)
娘の勤務校が遠くなったのでお泊り支援(大袈裟な!単なる手伝い)で今日も京都。娘宅から10分も歩けば醍醐寺です。
太閤秀吉様は豪華な籠行列と宴で「醍醐の桜」見物を楽しまれたでしょうが、私は自転車で醍醐寺周辺を散策。群舞の桜に酔い、楚楚とした山桜に心和ませ、借景の伽藍や土塀、松などと見事に調和した風雅な桜に絵心を膨らませ、自転車に乗ったり降りたりして、散り行く残り香を楽しみました。
写真は醍醐寺内の護摩堂です。若い坊様が花吹雪を掃き集めていました。「花咲か爺さんになったつもりで撒かれたら!」の私の冗談を彼は静かに笑っていました。

赤い毛氈を引いた茶店があったので甘酒と湯葉天(1枚150円)をかじりながら、孫達の帰りを待つ間の私だけの「花見の宴」です。

随心院に行きました。

2006年04月13日 | Weblog
4月13日(曇り)
京都の娘宅から歩いて数分のところに「随心院」(真言宗善通寺派大本山991年建立)があります。庭園内の遅咲き梅林は有名ですが、この時期はもちろん桜。表書院の玄関の上がりかまちに腰を下ろして「薬医門」から外の庭園を見ると額縁に入った一幅の日本画を見ているようです。
いつもは拝観料の要らない庭園だけを見て帰るのですが、今日は孫達の下校時まで時間があるので中へ。曲がり廊下を進み本堂に行くとご本尊は立膝、頬杖を突いたお姿の如意輪観世音菩薩様(鎌倉時代)でした。広い庭園の隅の竹林の前に立つ桜の大木は絶世の美女「小野小町」に負けない優雅な風情で咲き誇っていました。この竹林の裏に朝な夕な小野小町が化粧に使った井戸や深草の少将が彼女の元に100日通い続けた小径があります。

桜の花じゅうたん

2006年04月12日 | Weblog
4月12日(晴れ)
やっと雨があがり青空が広がりました。道路から遠望の土手は桜並木と菜の花畑が続き、まさに春爛漫の光景です。が、
近づいて桜並木を見ると、2日間の雨で花を持ちこたえることができず、花吹雪を散らしはじめています。我が家の庭の桜も、活けていた花瓶の桜も触るだけで花吹雪状態です。
それに代わってアジサイやテッセンの葉が新緑を増し、見上げる棚のキュウイの木も新芽が顔を出し始めました。これからは我が家の小さな庭も忘れていた草花が芽を吹き、庭に出てみる楽しみが増える時期に入ります。もちろん雑草も顔を出し、私と雑草の戦いの始まりでもあります。

宴の後の城跡

2006年04月11日 | Weblog
4月11日(雨)
今日も朝から雨。家の近くの城跡まで散歩。城周辺は祭りの屋台を片付ける姿がちらちらするだけで、週末の喧騒がうそのように人気もなく雨に煙っています。
二日続きの雨はお濠の水面や石畳を桜の花びらで桃色に染め、松や城の石垣、古式な建物もどっしりと重みを感じさせてくれます。
傘を差し、コンビ二で買ってきた「チラシすし弁当」を広げて静かに一人花見を楽しみました。(惨めかな?風雅かな?)