桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・1・27

2012年01月28日 | Weblog
今日は今年初めてのイベント、それもソワレとマチネと二回公演があるので、8時に起きて張り切る。炊きたてのご飯で作った明太子と鰹節と昆布のおにぎり、半熟の茹で卵、冷凍してあったハマグリで作った味噌汁などを胃袋にしっかりいれて11時半には店へ。朗読のイベントでお客さんは主婦が多いし、お昼で、且つ寒いので暖かいもののオーダーが多いだろうと踏んで、部屋からコーヒーメーカーを持参したのが正解。アルコールやフード類のオーダーはゼロだったけど、珈琲だけは10オーダー。マチネが終わってソワレの開場が始まるまでの一時間半余り、青山から赤坂、六本木ミッドタウンとブラブラ歩く。いつの間にかこの一帯に馴染んでしまったのか分からないけど、きらびやかな表通りとひっそりとした裏通りのコントラストが好きになっている。できたらこのまま店を続けていきたいと思っているけど、経済的問題がだんだんとそれを難しくしつつある。ソワレは7時開演8時半終了。ニ公演ともお客さんが一杯だったので観客数で使用料金をいただくコレドとしては今年一番の売上で主宰者のIさんに感謝。これでバーカウンターの方もお客さんが入ればと願っていたら、9時過ぎまでお客さんは現われず、おいおい二日連続でノーゲストじゃ洒落にならないぞと思っていたら、久しぶりに顔をだしたNテレビのプロデューサーのBちゃん、制作会社社長のSさん、TテレビのAプロデューサー、ポルトガル文化センターでの知り合いで、ご自身で撮影したリスボンの写真を持ってきてくれたKさんとご主人のTさん、法律事務所勤務のNさん、高校の後輩で広告会社勤務のSさん、そして今日のスペシャルゲストは常連のシルバーモデルのMさんの妹のHさんが連れてきてくれた女優のIさん。広尾時代はセミ常連の彼女だったが、乃木坂に移った頃女優業から亡くなった父上の会社の経営にシフトを移したものだから会う機会がなくなって、今日会うのは六年か七年ぶりだったのだ。スクリーンやテレビでは妖艶などちらかというと悪役の多い女優さんだけど、実際は男っぽ区さっぱりとした性格で、お喋りしていて相手が女優であることを忘れてしまう程気立てのいい女性だ。今日を機会に店に通うと言ってくれて帰って行ったIさん。彼女に通って貰う為にも店を何とか維持したいのだけど。