桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・1・23

2012年01月24日 | Weblog
この数日、日記を書くのが苦痛だ。理由は分かっている。書きたいことはアノことしかない。でも、アノことを書くと、もううんざりだとか、そうやって同情をひくなよとか云う声が聞こえてくるもんだから書けなくなってしまうのだ。いや、それでも書いているじゃないかと言われるかも知れないけど、あれでもアノことは抑えているのだ。本当は頭の中も心の中も通帳の中もアノ問題ばかりなのだから何百行も書き続けたいのだけど、人から嫌われたくない俺は我慢する方を選んでしまう。それにしても(全然関係ないけど)最近の天気予報はよく当たる。今日も本当にあんな大雪になるとは思わなかった。ただでさえお客さんが少ない店だし、今日はお客さんがゼロかも知れないと諦めかけていたら、旧知の俳優事務所社長のBさんがTテレビのKさんたち7人と来店してくれたのを初め、イチゲンの女性2人組、法律事務所勤務のNさん、今年初めての来店してくれた映画監督兼教育評論家のHさん、近所に住む日本最長老の映画監督の孫で、自らも映画監督のKさんなどが顔を出してくれる。電車が止まる恐れがあったので、みんな早く帰ったけど、Kさんだけは近所で帰れなくなる心配がないので12時すぎまで。俺も色々話したいことがあったけど、これ以上話していると俺の方が帰れなくなる恐れがあったので、ドクター(マスター)ストップして閉店。ギリギリで最終電車に間に合う。こんな日は熱燗で……と思ったけど、お腹が空いていたので自宅に帰ってワンタンスープに明太子のおにぎりを食べたらお酒モードではなくなり、久しぶりの休肝日。お茶を飲みながら窓から雪景色を見る。ロマンチックなムードになってもいいのに、俺の頭の中はアノことばかり。